2021年04月18日

霧隠峰~達磨山~かさつぶれ山(上田市)

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霧隠峰西峰より達磨山方面を望む。

北赤池登山口806-853「山頂まで約60分」標識-923霧隠峰東峰・西峰のコル-946霧隠峰東峰(第一峰)956-1013霧隠峰西峰(第二峰)1026-1140達磨山1210-1230稜線から下降点-1304かさつぶれ山(別名:赤井山)1316-1342林道に出る-1402北赤池登山口

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(左)林道脇の花はアブラチャンかな。

霧隠峰は懸案の山。岩峰からは展望が開けるらしいが、ヤブと道迷いが心配だった。しかし、途中に道標もあり最近刈払いされた模様で、思ったほど難しくなかった。その後、過去の登山記録も参考に、達磨山とかさつぶれ山(赤井山)まで歩いたが、そちらの方が大変だった。霧隠峰西峰~達磨山、達磨山稜線~かさつぶれ山の間は一般的にすすめられるルートではない。他の登山者には会わなかった。

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(左)歩き始めて45分ほどの標識。(右)林道から標識に従い左の道に入る。

赤井集落から東に入る林道を進み、水道施設の脇に駐車。文字のかすれた「北赤池登山口 霧隠峰へ」の表示があり、3台分ほどの駐車余地。数分でゲートがあり、その先は唐松林の中の林道を淡々と歩く。道脇の黄色い花はアブラチャンだろうか。45分ほどで「霧隠峰約60分」の手製の標識。林道は大きく右へ左へと曲り、ややヤブがちになるが刈払いがされていた。

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(左)小広場から前方の稜線へ登る。(右)直下から霧隠峰東峰を見上げる。

その先の分岐を左折すれば、数分で道が右折する平坦な小広場に出る。正面に霧隠峰東峰と西峰をつなぐ稜線が見えるので、それを目指して登る。稜線に出て右折しまずは東峰へ。だんだん急になり、右手の岩峰とのコルに登り着く。左手の東峰へ薄い踏み跡で登る。トラロープもあるが必要ない。山頂からは烏帽子岳や周囲の山並みが見渡せるけれど、四阿山方面は雲に隠れていた。

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(左)東峰から烏帽子岳方面を望む。(右)黄色い小動物を目撃。

折返す西峰への稜線で黄色い小動物を目撃したが、テンだろうか。左下を巻き薄い踏み跡で西峰に登る。東峰より展望が開けているけれど、いまは小雪が降るような天気。東峰や烏帽子岳、反対に達磨山方面が望めるくらいで、遠望は今日のところは望めない。ここから達磨山を目指すが、踏み跡はごく薄い。南側の尾根を下り、右に外れて強引に急下降。平坦地に出て、右手に見える尾根にのる。

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(左)霧隠峰西峰から東峰方面を望む。(右)達磨山へ向かう尾根。

尾根にのると明瞭な踏み跡が続く。達磨山への登りは右に巻いて北側の尾根に出たが、これは失敗。細く危険な岩尾根を登ることになった。達磨山の北側ピークに登り着けば、四阿山方面の展望が開けるが、今日は雲に霞んでいる。南にわずかに歩けば三角点のある達磨山山頂。樹林に囲まれているが、木の間から烏帽子岳が見える。休憩の後、尾根を南西方向に進む。

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(左)達磨山北のピークから四阿山方面を望む。(右)達磨山山頂。

尾根が北西方向に向きを変える地点で、左下へ急な斜面を下る。落葉の斜面を滑り落ちるような下りで、一般的にはすすめられない。右手の尾根にのれば、踏み跡も落ち着き松茸山のテープも見られる。かさつぶれ山北斜面の登り返しは踏み跡不鮮明ながら登りやすい。樹林の中のかさつぶれ山で尾根を右折して、鉄塔や反射板を経由。1092.2m三角点近くで林道へ。あとは林道を歩いて駐車場所に戻った。

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(左)かさつぶれ山の北斜面。(右)かさつぶれ山から雑木の明るい尾根を下る。
posted by 急行野沢 at 22:02| Comment(0) | 登山(千曲川右岸-真田周辺) | 更新情報をチェックする
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