2021年05月03日

なめしあたま~黒沢ダム~松本駅(安曇野市/松本市)

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「なめしあたま」山頂直下。

三郷スカイライン展望台先(舗装終点)917-1014なめしあたま(1725三角点)1021-1103送電巡視路に合流-1113「No.76鉄塔」-1135「No.78鉄塔」1201-1212「No.79鉄塔」-1224黒沢ダム上(林道に出る)-1430梓川倭交差点-1548合同庁舎-1622松本駅

目的のひとつは「なめしあたま」。三郷スカイラインの先のヤブがちな寂峰。もうひとつは松本駅までのロードで赤線をつなぐこと。ただ、登りは最初の1時間程度で、あとは下りとなる行程が後ろめたい。今回は大糸線一日市場駅からタクシーを奮発。三郷スカイライン最上部の展望台先(舗装終了地点)まで入ってもらう。冷沢への林道から左に別の林道が分岐する地点、その間の尾根を登り始める。

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(左)左右林道の間の尾根を登る。(右)笹に覆われた尾根を登る。

防火帯のような尾根上は笹やカヤトが繁り、踏み跡は薄い。途中2箇所ほど、廃林道と交差する広場状の平地がある。ひたすら急登が続く。予想より踏み跡は薄く笹は深い。振り返ると安曇野の平地がずっと下に見える。標高1640付近で勾配は緩み尾根はやや左に向きを変える。林道を横切り深い笹の中を進み、三角点のある「なめしあたま」山頂に到着。展望は樹間から黒沢山方面に続く山並みが見える程度。

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(左)「なめしあたま」山頂。(右)ヤブ漕ぎで尾根を下る。前方に安曇野の平地。

稜線伝いに西へ「かねうち」「ますがた」方面に進むのはピークハンター向け。今日は黒沢ダムに向けて南に下る。明瞭な尾根だが、踏み跡のないヤブ漕ぎ。途中、急勾配で直進が難しくなり、やや東の斜面を滑るように下ったが、少し回り込んでも尾根筋を下るのがいいと思う。青テープが示している。ほどなく廃林道に出るが、この林道も深い笹に覆われている。途中、左手から廃林道が1本合流。

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(左)送電巡視路に合流し歩きやすい道に。「なめしあたま」を振り返る。(右)No.76鉄塔付近。

標高1,500m付近で左手から送電巡視路が合流。三郷スカイラインから山腹を巻いてきた道と思われる。いままでのヤブ漕ぎが嘘のような歩きやすい道。1479を緩やかに過ぎ、No.76鉄塔あたりは白樺などの林相も美しい。その先は、送電巡視路特有のプラ階段の急な下りが続く。1257脇のNo.78鉄塔で休憩。樹間から望めるのは黒沢山方面か。さらに下り、金松寺山方面を望むNo.79鉄塔で右折。

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(左)プラ階段の急な下り。(右)No.78鉄塔。樹間に黒沢山方面。

ジグザグに下って林道に降り立ち、しばらく進むと黒沢ダム。ここまでの山中では、当然ながら他の登山者と会うこともなかった。巡視路部分は歩きやすく、ハイキングコースになり得るのではないか。あとは赤線つなぎの目的のために、安曇野から松本平西部を歩いて松本駅までロードをこなす。暑くも寒くもなく、前方に美ヶ原方面の山並みを眺めながら、淡々と歩くのも悪くはなかった。

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(左)No.79鉄塔。前方は金松寺山方面か。

[参考]タクシー(一日市場駅~三郷スカイライン展望台) 6,140円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(白馬山麓・安曇野・松本平) | 更新情報をチェックする
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