2021年07月03日

ねんぼう岩から高峰山(小諸市)

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シャクナゲ咲く高峰山登山道

林道ゲート(ねんぼう岩入口)733-812ねんぼう岩-819登山道入口-854作業小屋(ここから広道)-935高峰温泉-1001粒ヶ平-1014高峰山1029-1043粒ヶ平-1100高峰温泉-1125作業小屋-1148登山口-1153ねんぼう岩1214-1239林道ゲート

梅雨時で天気が読めないので、比較的容易なルートへ。小諸市北部の深沢ダムの奥にある奇岩「ねんぼう岩」を経由して高峰高原へと登ることができると知り、いつか歩きたいと思っていた。暑い季節に歩くルートではないし、林道歩きが長いので登山の魅力はいまひとつか。ただ、中間部の登山道の雰囲気は悪くはなかったし、クリンソウやシャクナゲなどの花で埋め合わせはできたかもしれない。

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(左)登山口(林道ゲート)。(右)ねんぼう岩。

広い駐車スペースのあるゲート前から林道を歩く。途中、沢沿いの遊歩道は荒れていそうだった。40分ほどでねんぼう岩が見え、道脇に四阿がある。岩の直下への道は草に覆われているので、今日は遠くから眺めるだけ。山中にそびえる姿は迫力がある。その先で標識に従い右手の登山道に入る。笹が煩い所もあるが、概ね歩きやすい道が沢の右上を進んでいく。緑濃い林相の雰囲気は悪くない。

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(左)緑濃い雑木の中の登山道。(右)クリンソウ咲く沢沿いの道。

左手の樹間に篭ノ登山方面の山腹が見え、硫黄の匂いが漂う。沢筋に下り支沢を跨ぎ、本沢を渡った先は登山道に沢水が溢れている。作業小屋の前を右折すると、道は再び広くなりクリンソウが咲き乱れている。右折して沢を渡り、山腹に取り付く。ひと登りで高いタワーのような施設があらわれる。高峰温泉の源泉施設なのだろうか。無人のはずだが、機械音が不気味に響いている。

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(左)温泉のための?タワー。(右)唐松と笹の斜面を登る。

唐松と笹原の中、広いけれど勾配のある道を高峰温泉へ。温泉の建物前から林道を少し歩き、高峰山の登山道に入る。こちらも歩きやすい道が適度な折り返しで、スキー場右手の樹林帯を登って行く。粒ヶ平で車坂峠からの道を合わせ、緩やかな道をたどれば、ところどころ左手に草原が広がるが雲が多く視界は開けない。

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(左)高峰山への登山道。(右)粒ヶ平の分岐。

多くのシャクナゲが道脇を彩っている。ところどころにレンゲツツジも。最高点と思われる地点を通り過ぎて、やや下りに転じた先に岩が連なる高峰山山頂。一番先に高峰神社が祀られている。空は雲に覆われていて展望はまったくないが、雨に降られなかっただけでも良しとしなければ。下山は往路を戻った。こんな天気なのに、高峰山付近では数人の登山者とすれ違った。

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(左)高峰山の山頂。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(浅間・高峰) | 更新情報をチェックする
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