第二展望台から西天狗岳を望む。
唐沢鉱泉643-732唐沢鉱泉分岐(尾根)738-823第一展望台-848第二展望台-923西天狗岳929-943東天狗岳958-1052中山峠-1057黒百合ヒュッテ1114-1150渋の湯/唐沢鉱泉分岐-1215八方台/渋の湯分岐-1243八方台分岐-1257唐沢鉱泉
天気が不安定なので、日帰りの登山に切り替える。お馴染みの天狗岳だけれど、西尾根は最近ご無沙汰しているので、唐沢鉱泉から反時計回りで周回することに。朝は晴れていたけれど、山頂についたときは真っ白で何も見えず。雨が降らなかったのがせめても。朝6時半唐沢鉱泉着。平日なので登山者用の駐車場には十分な余裕があった。
(左)尾根にのる(唐沢鉱泉分岐)。(右)第一展望台。
最初は針葉樹林帯の中を大きく折り返しながら登る。1時間弱で尾根に着いて左折。ところどころ木の根の段差がある急登もあり、シャクナゲが増えれば小さな岩峰の第一展望台。この時間には赤岳や南アルプスまで展望することができた。前方には天狗岳・根石岳などが望めた。第二展望台までは比較的緩やか。足元に咲いているのはコゴメグサか。
(左)第一展望台から赤岳を望む。(右)森林限界を超え岩石帯の急登
途中、縞枯れ帯を過ぎ、第二展望台に着く頃には、赤岳は雲に隠れてしまった。正面には西天狗が大きい。小さな鞍部から登り返せば、岩石帯となり標高2520m付近で樹林帯を抜ける。ストックをしまい、手足を使って岩の間を登って行く。周囲はすっかり霧に覆われたが、こちらから登るのは久しぶりなので何となく新鮮。勾配が緩んで西天狗岳に到着。真っ白で展望はない。
(左)西天狗岳山頂。(右)東天狗へ登り返す。
東天狗へと登り返すが、当然こちらも霧の中。展望が開ける見込みはないので、中山峠に下る。標高を下げると中山方面の展望が少しは得られるようになる。何やら大規模な改築工事をしている黒百合ヒュッテの前で休憩。10人ほどの登山者で賑わっていた。黒百合ヒュッテからの下りは濡れた大岩が重なり、いつも歩きにくいところ。
(左)中山峠へ下る。(右)黒百合ヒュッテ。工事中。
それもあって、八方台方面の道を大回りすることにした。渋の湯への分岐を過ぎて八方台分岐までは、一面の苔が美しいところ。展望が得られない山行なら、せめて苔ぐらいは楽しみたい。歩きやすい道を唐沢鉱泉へと下った。こんな天気の平日なのに、30人ほどの登山者とすれ違った。
(左)苔が美しい八方台への道。
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