2021年11月07日
平塩山(高山村/中野市)
94号鉄塔から妙高・戸隠・後立山連峰を望む。
駐車場所749-826小池峠830-902鉄塔94号-909平塩山914-920鉄塔94号935-1005小池峠-1015「1099」三角点1017-1025小池峠1030-1101駐車場所
宮坂七郎著「新版 信州の山 北部下巻」に掲載されていて、気になっていた平塩山。高山村北部の里山だが、北の中野市側からアプローチする。志賀高原へ向かうR292の戸狩湯田中ICから、南の寒沢集落・菅集落を経由して進む。途中の枝道は無視して舗装道を進み、舗装終点(車止め有り)の余地に駐車。
(左)小池峠へ杉林の中の巻き道。(右)小池峠。
未舗装林道を歩きはじめるとすぐに西側に妙高・戸隠・白馬を望むサンセットビューポイントがある。山腹を絡む林道から北側山腹を巻く薄暗い杉林の中の細い道になるが、小池峠までは明瞭である。小池峠には馬頭観音が佇み、昔からの峠らしい佇まいが感じられる。南の高山村側からも道が登って来ている。
(左)小池峠からの雑木の尾根。(右)紅葉の尾根道。
峠から南西に向かう尾根道は、踏み跡かすかだが紅葉の雑木が気持ちよい。足元は低い笹が覆う。尾根が左に曲がるピーク先が伐採地で少し展望が開ける。右は杉林、左手に雑木の紅葉を見て登り返す1050ピーク手前はやや笹が深いが、北側にわずかな展望が開ける。その先、94号鉄塔では西に妙高・戸隠方面と後立山連峰、東に三沢山ほか志賀高原方面の展望。一番の展望地が鉄塔というのも里山らしい。
(左)94号鉄塔から三沢山方面。(右)樹林に囲まれた平塩山山頂。
その先の平塩山山頂は樹林に囲まれて展望なし。小池峠まで戻り、1099三角点に立ち寄る。薄い踏み跡はあるが笹が深く、展望はない。三角点の先は踏み跡も見えない。三沢山までの登山記録を見たことがあるが、ちょっと歩く気になれない。小池峠まで下り、駐車場所まで往路を戻った。明瞭な登山道はないが、尾根を進めばいいので難しくはない。少し整備すれば良いハイキングコースになるのではないか。
(右)1099三角点へは薄い踏み跡。
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