2021年11月13日

前鉢伏山[牛伏寺から 宮入山・高遠山・林城跡](松本市)

211113DSC09923.jpg
鉢伏山への道から北アルプスを望む。

牛伏寺駐車場721-753堂平756-851ブナノキ権現-858車道900-937鉢伏山荘-950前鉢伏山1004-1042宮入山-1046宮入峠1049-1135高遠山1151-1300林城跡1305-1319林城登山口(金華橋)1329-1424松本駅1428=(篠ノ井線)1437村井1445=(タクシー)1505牛伏寺駐車場

目的は2つ。ひとつは鉢伏山周辺からの展望を、この好天で楽しもうというもの。もうひとつは前鉢伏山・宮入峠から松本市街への赤線つなぎ。牛伏寺の駐車場に車をとめて、すぐ脇の登山口から尾根伝いの登山道を登る。急登から獣除けのフェンス沿いに右を巻いて行く。左折して尾根にのり、里山らしい樹林の中を登れば「牛伏寺堂平」の真新しい説明板がある。

211113DSC09870.jpg 211113DSC09893.jpg
(左)牛伏寺堂平。周囲は里山らしい景色。(右)笹と落葉の木々。ブナノキ権現直下。

1340の右を巻いた後は、ところどころ痩せた尾根となる。低い笹と落葉の木々が気持ちよい風景を見せると、間もなくブナノキ権現。フランス式階段工方面への道が分岐し、ブナの大木が鎮座している。その先すぐに車道に飛び出す。ここからは車道と交錯しながら、おもに左側に付けられた山道を進む。笹の露が足元を濡らす。

211113DSC09903.jpg 211113DSC09913.jpg
(左)鉢伏山を見ながら進む。(右)脇には霧氷の木々。

視界が開け、右手の鉢伏山は山頂部が白くなっているのが見える。霧氷の木々が点在し、南・中央・北アルプスの展望が素晴らしい。鉢伏山荘の前を過ぎ、今日は鉢伏山へは登らず、前鉢伏山へ向かう。平坦な気持ちよい笹原を進んだ先の前鉢伏山からは、眼下に松本平、その向こうの正面に穂高・槍・常念あたりを展望する。やや雲が多く、後立山方面の稜線は隠れている。

211113DSC09922.jpg 211113DSC09939.jpg
(左)高ボッチの向こうに中央アルプス。(右)前鉢伏山から北アルプスを望む。

下山はまず、前鉢伏山からロープが張られた急坂を下る。傾斜が緩むと雰囲気のよい唐松林を過ぎ、雑木や赤松の林を進む。赤松林の中に三角点があるだけの宮入山を過ぎ、宮入峠で。林道を横切る。ここからは初めて歩くルート。林道も並行するが、できるだけ尾根上の道をたどる。と思っていたら、1501で左折する尾根に入るところ、誤って直進。北側の林道をたどって復旧。

211113DSC09946.jpg 211113DSC09957.jpg
(左)前鉢伏山から蓼科山・鉢伏山を望む。(右)宮入山への途中の唐松林。

唐松・雑木・赤松などが混在し里山らしい雰囲だが、単調でもある。高遠山南側の鉄塔からは松本市街と、反対側に美ヶ原が望めたが。その先はやや広い道となり、高遠山の山頂も道脇に三角点があるだけで、山頂の趣はない。あなり変化のない下りに飽きてくるころ、右手からの整った林道に合流。ここまで下ると紅葉の木々も多い。

211113DSC09974.jpg 211113DSC09981.jpg
(左)鉄塔から松本平を見おろす。(右)高遠山の三角点。

この林道を進んで、右手に林城跡への尾根に入るところがわかりにくい。Ωカーブのところで右側を注意してマークを探す。標高を下げながら進めば林城跡の案内板などもあらわれ、あずまやもある林城跡の広場に到着。赤松に囲まれている。そのまま北に下り、金華橋の脇の登山口に降りる。あとは松本駅まで歩き、JRとタクシーに乗車して牛伏寺まで戻り、車を回収した。

211113DSC09999.jpg  scan_20211114.jpg
(左)あずまやのある林城跡。

[参考] JR篠ノ井線(松本~村井) 200円
     タクシー(村井駅~牛伏寺) 2,740円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(美ヶ原・鉢伏) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください