2022年03月12日
黒姫山[大橋林道登山口から往復](信濃町)
稜線にたどり着き、高妻山を振り返る。
大橋林道登山口・駐車場630-704林道から登山道へ-740新道分岐750-908姫見分(稜線)917-934しらちま平-1002大池分岐-1017黒姫山1108-1116大池分岐-1142しらたま平-1153姫見分(稜線下降点)1159-1251新道分岐1258-1317林道-1355大橋林道登山口
黒姫山は山頂付近まで樹林に覆われた山ではあるけれど、冬に登れば外輪山の稜線から北ア・戸隠高妻・頚城の山々を見渡すことができる。朝6時過ぎ、大橋林道登山口の駐車スペースに駐車。10台ほど駐車できるが、週末だと佐渡山方面へのBCスキーヤーなども多くて混雑する。今日は平日なので先着1台のみ。雪の状態が心配だったが、山頂まで明瞭なトレースがあった。
(左)新道分岐の先、ブナの大木も。(右)標高1650m。振り返ると高妻山。
途中、唐松林越しに黒姫山を眺めながら林道を進む。林道から登山道に入り、緩やかな登り。雪の中で地点が判然としない新道分岐の先からアイゼン装着。まだ、この時間、雪が締まっていて歩きやすい。その先、しばらく進んだ平坦地はブナの大木が多く見られる。徐々に地形は明瞭な尾根となっていく。
(左)ダケカンバの疎林を稜線に向け登る。(右)しらたま平から黒姫山を望む。
標高1650mあたりから右に飯縄山、振り返れば高妻山を展望。その先、ダケカンバの疎林の中を登って行けば、外輪山の稜線(姫見分)へ登り着く。ここからは稜線を右にたどる。樹林帯に出入りしながら進めば、平坦な稜線上のしらたま平。周囲の山並を眺めながら歩ける。前方左に黒姫山の山頂、左に中央火口丘の御巣鷹山、その左に頚城山塊の山々。高妻・戸隠を背景に楽しく歩く。
(左)しらたま平から御巣鷹山と頚城の山々。(右)大池分岐から黒姫山山頂。
右(南)には雪庇があるので、トレースは左の樹林に出入りしながらつけられている。大池分岐から最後の急登を登れば、黒姫山の山頂に到着。山頂の案内板や石祠は雪の下。快晴のもと、周囲の絶景を堪能できた。飯縄山の右に北アルプスの連なり、その右に戸隠連峰、高妻山。さらに雨飾山、天狗原山、金山、焼山、火打山、妙高山。東側眼下には野尻湖と斑尾山、向こうに志賀高原の山並と四阿山方面。
(左)黒姫山山頂。高妻山・戸隠連峰・北アを望む。(右)山頂から飯縄山。
下山は往路をそのまま戻り、新道分岐付近でアイゼンを外した。途中、出会った登山者は3人だけ。下山時は気温が上がって雪が緩み、歩きにくくなった。場所によって踏み抜いたが、ツボ足で歩けないほどではない。もともと歩くのが速い方ではないけれど、今日はなんだかペースが上がらず時間がかかった。
(左)東側眼下に野尻湖と斑尾山。(右)妙高山はじめ頚城山塊の山並。
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