2022年04月10日
八ヶ岳[硫黄岳~桜平から夏沢峠経由で往復](茅野市/南牧村)
硫黄岳山頂から望む横岳・赤岳・阿弥陀岳。
桜平ゲート634-702夏沢鉱泉710-801オーレン小屋811-841夏沢峠-946硫黄岳1050-1128夏沢峠1142-1200オーレン小屋-1239夏沢鉱泉-1302桜平ゲート
残雪の硫黄岳に登りたいと考え、短時間で登れる桜平の奥まで車で入れるタイミングを見計らっていた。今日は林道の途中に残雪は数ヶ所あるくらいで、問題なく桜平のゲート前まで車で入ることができた。ただし、相変らずの悪路なので車高の高い4WD車が望ましい。ゲート近くの空きスペースに駐車。ちなみに桜平(上)の駐車場はまだ除雪されておらず進入不可。桜平(中)は利用可能。
(左)桜平のゲートから歩きはじめる。(右)夏沢鉱泉からオーレン小屋への道。
夏沢鉱泉への林道を歩きはじめるが、路面がツルツルに凍結していて、あわててチェーンスパイクを装着する。夏沢鉱泉でアイゼンをつけたが、夏沢峠までは勾配も緩くチェーンスパイク程度で歩けたと思う。夏沢鉱泉からは樹林帯の中、よく踏まれたトレースの登山道となり問題なく歩けた。初夏のような気温でとにかく暑いので、着るものの調整に苦労する。
(左)オーレン小屋。(右)夏沢峠から硫黄岳を望む。
(左)夏沢峠からの急登。(右)天狗岳方面を振り返る。
冬期休業中のオーレン小屋を過ぎ、夏沢峠へ。硫黄岳の爆裂火口が目に飛び込んでくる。右折して硫黄岳に向かい、しばらく登ると森林限界を越える。急な勾配がやや苦しいところ。振り返ると箕冠山の向こうに天狗岳の姿。その左には北アルプスの連なりが望めたが、気温が高くて霞み気味。日当たりがよいところは岩がゴロゴロと出ている。その先はケルンが道筋を示してくれる。
(左)右手に穂高連峰・槍ヶ岳を望む。(右)硫黄岳までケルンが続く。
たどり着いた硫黄岳山頂からは、目の前に迫力ある横岳・赤岳・阿弥陀岳など八ヶ岳連峰南部の展望が広がっていた。気温が高く霞み気味だが、南アルプス・中央アルプス・御嶽乗鞍・北アルプス・浅間山・奥秩父方面まで見渡せた。爆裂火口の縁を少し先まで歩いてみると、赤岳の姿も少し違った角度から見えるのが面白い。
(左)硫黄岳山頂に到着。赤岳方面を望む。(右)北アルプスを望む。
途中すれ違った登山者は30人弱。硫黄岳山頂は7~8人の登山者が入れ替わり去来したが、赤岳鉱泉など他のコースからの登山者もいたはず。桜平からの登山者は意外と少ないようだ。下山は往路を戻った。下山時には雪が緩んできて少し歩きにくくなったけれど、踏み抜きはほとんどなかった。
(左)横岳と赤岳。(右)爆裂火口の縁から、左に浅間山。
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