2022年05月15日
亀沢山[南信の里山1](下條村/阿智村/阿南町)
登山道の脇にはギンリョウソウ。
入登山ふれあい公園駐車場735-740入登山神社-832「1135標高点」-910前亀沢山916-924亀沢山929-938前亀沢山949-1043入登山神社-1047駐車場
(左)入登山神社。
県最南端まで足をのばして、懸案の里山にいくつか登ってこようと考えた。亀沢山は下條村の入登山神社が登山口。ふれあい公園の駐車場にとめて、参道を少し歩けば入登山神社。標高777mであることからギャンブラーの信仰をあつめるということだが、今日は登山の安全を願う。
(左)林道から登山道へ。(右)ギンリョウソウ。
本殿の左脇を通って進むと、いったん林道に出て、その先道標に従って右手の登山道へ。はっきりした歩きやすい道が尾根上につけられている。急勾配は適度な九十九折を切って登りやすい。徐々にヒノキ・アカマツの林に雑木の新緑が混じるようになっていく。標高1,050m付近はギンリョウソウが多く見られた。これほどのギンリョウソウを見るのは初めてかもしれない。
(左)1250ピーク付近。(右)前亀沢山直下は急登。
ヒノキ林の急登へ経て、ブナの木も見られるようになってくる。緩やかな尾根上を進む。標高1,250m圏のピークからいったん下って尾根を左折、鞍部を経てその先は急登。岩がちの痩せ尾根を経て、ブナの大木や足元に笹があらわれれば、前亀沢山へはあとわずか。
(左)前亀沢山の山頂。(右)前亀沢山から南アルプスを望む。
丸太のベンチが置かれた前亀沢山では北東が切り開かれ、南アルプスの展望が得られるのが嬉しい。山座同定がうまくできないが、正面が塩見岳あたりだろうか。前亀沢山から亀沢山への入口はヤブっぽくてわかりにくい。スズタケが道脇を覆う細い尾根をたどって亀沢山へ。樹林に囲まれて展望はないが、落ち着いた小広場になっていた。
(左)亀沢山へ痩せ尾根をたどる。(右)亀沢山山頂。
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