2022年06月04日
ダン沢ノ頭[志賀高原]~大沼池・赤石山経由で往復 (山ノ内町/群馬県中之条町)
ダン沢ノ頭西側直下から望む横手山・草津白根山・浅間山方面。
大沼池入口611-705大沼池(林道終点)-721大沼池東畔(レストハウス)726-820忠右衛門新道分岐824-845赤石山848-927湯ノ沢ノ頭-1018ダン沢ノ頭1042-1133湯ノ沢ノ頭-1221赤石山1255-1308忠右衛門新道分岐-1351大沼池東畔(レストハウス)1358-1414大沼池(林道終点)-1459大沼池入口
ダン沢ノ頭へは7年前に、鷹巣尾根・オッタテ峠経由で登ったことがあるが、天気があまり良くなくて印象はいまひとつだった。今回、赤石山からダン沢の頭への稜線は笹刈りがなされ、歩きやすい道が続いていた。ところどころ残雪があったが、樹林帯に出入りしつつ、笹原越しに横手山・草津白根山・浅間山・榛名山などを眺めながら歩くことができた。
(左)大沼池までの林道。(右)北東側から見た大沼池。
奥志賀に向かう県道沿いの大沼池入口の駐車場に車をとめる。右手に分岐してすぐに橋を渡り、大沼池への山道へ。針葉樹帯の中を進み、途中からは林道歩き。左手の山腹に白いダケカンバの白い幹と点在する新緑が美しい。大沼池の北岸から東側へと池畔を進む。池面は独特のエメラルド色。池の東側のレストハウスの前で左折する。
(左)忠右衛門新道分岐まで階段状の急登。(右)赤石山から大沼池を見下ろす。
忠右衛門新道分岐までは階段が連続する急登。途中、残雪の斜面を横切る場所が3箇所ほど。残雪から夏道へもどる場所が少々わかりにくい。勾配があるので足場に注意。稜線上の忠右衛門新道分岐で左折。樹林帯の中を登れば、赤石山直下のザレた斜面へ。岩場の赤石山頂手前の小広場からは眼下に大沼池を見下ろす。その向こうは志賀山・裏志賀山。右手に焼額山。
(左)赤石山の山頂標柱。(右)赤石山東側の残雪。
赤石山の山頂標柱は、山頂の岩場から少し右の樹林帯に入ったところにあり、脇に野反湖までは長時間かかるという注意書きがある。 ここからが今日の本番。赤石山から湯ノ沢ノ頭方面に歩きはじめると、残雪に覆われた場所があらわれる。この後も残雪は点在する。雪解け水の多い登山道脇に水芭蕉が咲いていた。
(左)残雪が半ばを覆う仙人池。(右)道脇の水芭蕉。
標高2050から1950mくらいまで一気の下りがあり、前方に岩菅山やこれから進む稜線が見渡せる。ここを帰りに登ると思うと少々憂鬱。湯ノ沢ノ頭のピークは気づかないうちに通過。登山道脇の木に「湯ノ沢ノ頭」と記してあったが、実際の山頂はもう少し手前(西側)のピークでは?稜線からは笹原越しに右側(南側)の展望が開ける場所が多い。
(左)急な下りから岩菅山を望む。(右)右手に榛名山を望む。
右手前方に見えるのは榛名山だと思う。樹林帯に出入りしながら笹原を進むと、目の前にダン沢の頭の手前、最後の急登があらわれる。山頂直下で振り返ると、横手山や草津白根山・浅間山などが展望できた。ダン沢の頭に到着。北側は樹林に遮られているが、西・南・東は概ね視界が開け、前回の印象よりも開放的で気持ちよい山頂に思える。
(左)ダン沢ノ頭へ最後の急登。(右)ダン沢ノ頭山頂。
ダン沢ノ頭から東方向を望むと、大高山などが見えた。なお、ここから大高山方面は笹刈りがされていなかった。下道はわかると思うが、笹が覆い被さっていて進むのは難儀しそう。今日は往路をもどった。途中すれ違った登山者は、ダン沢ノ頭の手前でひとりだけ。盛夏には賑わう大沼池周辺にも人の姿はなかった。
(左)ダン沢ノ頭から大高山方面の展望。
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