2022年08月01日
唐松岳[八方尾根ピストン](白馬村/富山県黒部市)
八方池に後立山連峰の山並が映る。
八方池山荘818-909八方池921-1016扇雪渓1027-1043丸山ケルン1051-1154唐松岳頂上山荘1230-1249唐松岳1301-1316唐松岳頂上山荘1319-1344丸山ケルン-1356扇雪渓-1445第三ケルン-1459第2ケルン1508-1539八方池山荘
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古くからの山仲間と小屋1泊での山行を計画していた。ところが直前になって、スタッフに陽性者が出たということで、小屋が休業になってしまった。別の小屋を予約するか迷ったけれど、さまざまな事情を考え、同行者が登ったことがないという唐松岳日帰りピストンに変更。私にとって唐松岳は4回目。朝は青空が広がっていたが、登るにつれて雲が多くなった。
(左)八方尾根から望む鹿島槍・五竜。(右)少し上から八方池を振り返る。
白馬八方スキー場のゴンドラとリフト2本を乗り継いで八方池山荘へ。尾根コースの方で登って行く。八方池では白馬岳が雲の中に隠れていたけれど、池面に映る稜線を見ることができた。ダケカンバ帯の先の斜面はニッコウキスゲなど、さまざまな花に覆われている。左下に設計を見ながら進めば、扇雪渓。右に登って尾根に復し、チングルマの花などを見ながら進めば丸山ケルン。
(左)丸山ケルン。白馬三山はすでに雲の中。(右)唐松岳や不帰嶮が近づいた。
(左)道脇のチングルマ。(右)唐松岳頂上山荘。右手前方は雲の中に五竜岳。
白馬三山方面は雲に覆われているが、前方の唐松岳や不帰嶮が近づき、北アルプスらしい景観に。岩が多い斜面を急登して唐松岳頂上山荘上のピークへ。いったん山荘前に下って昼食休憩をとってから、唐松岳山頂に向かう。道脇の砂礫にはコマクサも見られた。チングルマは綿毛の姿になっている。
(左)山荘から見た唐松岳。(右)唐松岳山頂。前方の剱岳は雲の中。
雲が多いので唐松岳山頂からの風景もいまひとつ。南に見えるはずの五竜岳や西に見えるはずの剱岳なども、稜線を雲に隠している。不帰嶮に向けての厳しい縦走路が足元に続いている。下山は往路をもどった。平日とはいえ夏山シーズン最盛期なのに、登山者は意外と少なかった。コロナの影響で休業している山小屋がいくつかあるという理由もあるのだろうか。
(左)唐松岳から不帰嶮方面を望む。(右)唐松岳から山荘方面を振り返る。
過去の同様のコースの記録はこちら
→ 「唐松岳(2021年9月21日)」 「唐松岳(2016年7月21日)」
[参考]八方アルペンライン(ゴンドラ+リフト×2)往復3,200円(→前売り購入で、往復2,800円)
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