2022年11月03日
[上信県境]オッタテ峠~大高山 (山ノ内町/群馬県中之条町)
小高山を越えると前方に大高山が見えてくる。
白根開善学校奥の林道ゲート634-716馬止登山口722-751「1559ピーク下(鷹巣尾根 標柱)」755-837一ツ石842-905オッタテ峠912-931小高山-944五三郎小屋入口-1018大高山1045-1107五三郎小屋1108-1131小高山-1145オッタテ峠1157-1220一ツ石-1249「1559ピーク下(鷹巣尾根 標柱)」1255-1315馬止登山口1318-1354林道ゲート
(左)馬立登山口付近は紅葉の盛り。(右)1559ピーク下から南西方向の眺め。
志賀高原~野反湖間で歩き残しているオッタテ峠~大高山の間を歩くために出かける。林道を歩き、馬止登山口から鷹巣尾根を登る。登山口周辺がちょうど紅葉の盛り。笹刈りされ歩きやすい道を登る。この先も道はしっかり笹刈りされ、迷うこともない。緩やかな登りから最後に急登すれば、南西側が開けた1559下のピーク。「鷹巣尾根」の標柱があり、紅葉のカラマツ林を見下ろす。
(左)白樺が青空に映える。(右)1700m圏小ピークの先から一ツ石を見上げる。
その先はブナの美林、ダケカンバの大木など、豊かな樹林帯の中を進む。1700m圏の小ピークの手前も急な登り。少しずつ空が広くなり、白樺の枝が青空に映える。一ツ石の南東斜面に笹原が広がるのを見ながら、左手樹林帯の急坂を登れば一ツ石のピーク。振り返ると遠く浅間山。その先、小鞍部を介して右手樹間に大高山が間近に見えるとオッタテ峠も近い。
(左)一ツ石から浅間山方面の展望。(右)樹林の中のオッタテ峠。
オッタテ峠からは笹原の登り下り、樹林帯に出入りしながら進む。左手樹間には岩菅山方面。小高山を超え、五三郎小屋分岐の鞍部を過ぎ、大高山への登りに掛かる。右下には天狗平の池が見えるが、そこへの道はない。大高山直前の笹原からは、ダン沢ノ頭や岩菅山の向こうに白馬三山、鹿島山や五竜、そして槍・穂高といった北アルプスのもう白い山並を望むことができた。
(左)前方に小高山への登り。(右)大高山の登りから小高山と天狗平を振返る。
大高山に、前回とは反対側から再訪を果たした。なお、五三郎小屋は荒廃しているが、屋根や壁はあって雨風は防げる。緊急時には役に立つと思う。小屋前の水場は、季節のせいか水の流れはごく細かった。予想はしていたが、途中ひとりの登山者にも出会わない静かな山旅を楽しむことができた。
(左)大高山手前、ダン沢の頭の向こうに北アルプスを展望。(右)大高山山頂。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック