2022年11月19日
[南信の里山]鬼ヶ城山(喬木村)
三十九丁。尾根を直登する。
登山口739-905鬼ヶ城山929-1031登山口
過去の登山記録から急登の連続であることは予習済みだったが、思っていた以上に急登が続く山だった。喬木村役場から県道251号を南下。上氏乗バス停(「鬼ヶ城神社奥の院入口3.2km」の標識がある)を林道大島氏乗線(舗装)に左折。途中、防獣ゲートを開けて進むと、右手に「鬼ヶ城神社奥の院入口」の案内板がある。そこが登山口。付近の幅広の路側に駐車。
(左)標識のある登山口。(右)すぐ右手の尾根に登ると十一丁。
道沿いに丁石が置かれている。登山口から右手の尾根の突端に登り着いたところが十一丁で祠がある。ちなみに山頂が五十丁。最初はカラマツ林・ヒノキ林の中、尾根を直登していく。右を回り込み、ジグザグを切って登った二十六丁あたりからしばらくは、唯一少し勾配が緩むところ。
(左)三十二丁。木の根元に祠。(右)四十一丁。山頂手前の小ピーク付近。
三十二丁の祠を過ぎれば勾配はさらに増していき、落葉に覆われた斜面は足元が滑りがち。踏み跡も錯綜するようになり、木枝につかまり一歩ずつ踏ん張りながら急斜面を登る。ただマークは適度にあるので、方向を失うことはない。もうすぐ山頂と思わせて、まだそこは四十一丁の前衛ピーク。さらに足元が滑る急坂が続く。
(左)山頂直下は踏み跡も薄い急登。(右)山頂の奥の院の建物。
ようやくたどり着いた山頂には、やや荒れているが大きな奥の院の建物がある。その脇の広場に四等三角点が佇んでいるが、樹林帯の中で展望はきかない。下山は往路を戻った。下山も足を滑らせないよう、慎重に下る必要があった。ひとりの登山者にも出会わなかった。
(左)奥の院の脇には三角点のある小広場。
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