2022年12月02日
大林山(千曲市/筑北村)
山頂直前、霧氷の樹林帯。
坂上トンネル入口936-1013ぽんぽんの平1018-1038岩井堂山分岐-1113大林山1145-1150室賀小九合目-1203反射板分岐-1224反射板-1251坂上トンネル入口
大林山を最初に訪れた時には、山頂から北アルプスの展望が素晴らしかった。その後、周囲の樹木が育って展望は昔ほどでなくなった気がする。一部、急坂があるけれど、手軽に里山らしさを楽しめる山だと思っている。晩秋の里山をのんびり歩くつもりだったが、今朝はずいぶん冷え込んだから、思いがけず霧氷の木々の中を歩くことができた。
(左)カラマツ林の登山道。(右)樹間から大林山。白くなっている。
坂上トンネル東側入口脇のスペースに駐車。真新しい「八頭・大林登山道入口」という標識が立っている。薄暗い樹林の中、いったん旧道に出て再び登山道へ。八頭山南側の鞍部へと登りつめる道は、ヒノキ・アカマツ・カラマツなどの林の中、概ね歩きやすい。「ぽんぽんの平」の標識のある稜線鞍部にたどり着いて左折すれば、あとは緩やかな尾根を進む。途中から右手はロープが張られた松茸山。
(左)ぽんぽんの平。(右)霧氷のヒノキ林。
大林山の北側からは、カラマツ林の中、西側を巻く道をたどる。ヒノキ林を左折して登れば頂上台地の一角。左折で進めば、木々は霧氷をまとって真っ白になっている。たどり着いた大林山の山頂からは、雲が多くてすっきりした展望は得られなかった。視界は少し狭まったが、それでも晴れれば北に後立山連峰、南に八ヶ岳方面が望めるはず。日は出ていたが、山頂で休んでいると小雪が降ってきた。
(左)大林山山頂。北アルプスは雲の中。(右)山頂から八ヶ岳方面。
下山時は反射板を経由。こちらはトラロープが張られた急坂が連続する。厚く積もった落葉の下の土が滑る。途中、右手斜面を子熊が走り去っていくのを目撃。熊鈴は必須。太郎山方面の展望が少し開ける反射板で左折して旧道へと下り、坂上トンネル入口へ戻った。落葉で道形がわかりにくいところもあるが、標識やマークが適度にある。
(左)急坂を下る。(右)反射板から太郎山方面の展望。
これとほぼ逆コースの記録はこちら → 「2016年11月5日 大林山~八頭山」
この記事へのコメント
5年前の小脳出血から低山、城跡、史跡を巡っています。単独での登山ですが、幾度か帰りに道迷いをしました。気をつけること、装備、など登山に必要なことを教えていただけないでしょうか。スマホにヤマップを入れています。
Posted by at 2023年01月14日 18:01
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