2022年12月21日

蓼科山[すずらん峠園地から往復](茅野市/立科町)

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蓼科山の山頂から北アルプスの連なりを望む。

すずらん峠園地駐車場804-911標高2110m標識917-925幸徳平-1017森林限1020-1032蓼科山1048-1050蓼科山頂ヒュッテ1110-1124森林限界1132-1154幸徳平-1204標高2110m標識1207-1249すずらん峠園地駐車場

柏崎・長岡あたりでは大雪だというニュースが流れているが、いまのところ長野県内は例年に比べて雪は少ない印象。適度な積雪で、適度に人が入っている山を選んだ結果、今シーズン最初の雪山は蓼科山へ。朝7時半、すずらん峠園地駐車場 に車をとめる。先着10台。週末は大混雑するこの駐車場も平日なので空いていた。

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(左)すずらん峠園地駐車場。(中)(右)急登が続く。

周囲の人の姿を見て、私も最初からアイゼンを装着して歩きはじめる。多くの人が歩いてよく踏まれた雪道。登山道沿いの雪はやはり例年よりも少ない印象。すぐに左に急登し、その先はしばらくカラマツ林の中の緩やかな道。さらに山頂にかけては中間の三角点から幸徳平あたりでやや傾斜は緩むものの、その前後はあいかわらずの急登が続く。

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(左)2110m標識(三角点)。(右)樹間から八ヶ岳連峰を望む。

振り返ると八ヶ岳連峰・南アルプス・中央アルプス・御嶽などが少しずつ見えてくる。それを口実に息を整えながら急登を我慢すれば、樹林は疎らになる。樹林帯を抜けた先の岩稜帯は岩と薄雪のミックスで、アイゼンをつけていると非常に歩きにくい。山頂ヒュッテ手前まで右に巻き気味に進み、左折して山頂へ。晴天のもと、山頂からは360度の展望を得られた。

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(左)急登をこなすと樹木が疎らに。(右)山頂直下の岩稜帯は歩きにくい。

八ヶ岳連峰から南ア・中央ア・御嶽・乗鞍、そして北アの連なり。北信五岳方面から四阿山・浅間山。しかし、冷たい風が吹きつけて長くはじっとしていられない。山頂ヒュッテの陰で少し休憩した後、冷たい風の中を下山。風が避けられる樹林帯に入ってほっとした。途中擦れ違った登山者は20人ほど。

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(左)蓼科山山頂。八ヶ岳連峰を望む。(右)中央アルプスと御嶽を望む。
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