2023年05月17日

[八ヶ岳]硫黄岳~横岳/ツクモグサを探して 北沢・赤岩の頭↑地蔵尾根・南沢↓(茅野市/南牧村)

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台座の頭付近から横岳に向かう。

美濃戸(赤岳山荘・駐車場)658-740堰堤広場-827赤岳鉱泉833-938赤岩の頭943-1003硫黄岳1016-1030硫黄岳山荘-1117横岳1122-1134三叉峰1137-1224地蔵の頭1254-1330行者小屋1340-1423中ノ行者小屋跡-1512美濃戸(赤岳山荘・駐車場)

ツクモグサが咲いていたという登山記録を見て、横岳を訪ねようと思った。杣添尾根から登るのが手っ取り早いと思うが、杣添尾根は3月に登ったばかり。そこで今回は美濃戸からアプローチすることにした。美濃戸口から美濃戸までの道はあいかわらずの悪路。美濃戸の赤岳山荘の駐車場にとめる。平日なのですいていた。

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(左)北沢沿いの道。(右)赤岳鉱泉。

まずは北沢経由で硫黄岳へ向かう。林道から北沢の流れに沿う道に入って進む。赤岳鉱泉には人工氷瀑の残骸があった。そこから赤岩の頭までの樹林帯の登りでは、日陰に雪が残っていたが、滑り止めなどは必要なかった。赤岩の頭で展望が開け、その先ひと登りで硫黄岳。硫黄岳からは赤岳方面や蓼科方面を展望することができた。ただ、北アルプスなどの遠景は霞んでいる。

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(左)赤岩の頭から硫黄岳へ向かう。(右)硫黄岳山頂。赤岳方面を展望。

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(左)硫黄岳山荘付近。(右)横岳付近はクサリ・ハシゴが連続する。

硫黄岳山荘を過ぎて、台座の頭を巻いて行く。このあたりを歩くのは久しぶり。少々緊張感のあるクサリやハシゴをたどる。岩場を登って横岳(奥の院)へ。横岳から三叉峰、さらにその先へツクモグサを探しながら歩く。どうもぼ~っと歩いているせいかツクモグサを見つけられなかったが、三叉峰あたりでもポツリポツリと咲いていたらしい。

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(左)横岳山頂。(右)オヤマノエンドウ。

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(左)ツクモグサ。(右)ルンゼ状の急な岩場の下り。

すれ違った人に聞くと石尊峰の先でまとまって咲いている場所があったという。その言葉どおり、石尊峰の南側、鉾岳の西側を巻いて行くクサリ場のあたりで、綿毛のついたような姿でいくつも咲いているのを見ることができた。その先もクサリ・ハシゴが連続する稜線を進み地蔵の頭へと下る。

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(左)地蔵の頭から赤岳を望む。(右)地蔵の頭から横岳方面を振り返る。

地蔵の頭で休憩。目の前に赤岳がそそり立っているが、残念ながら私の脚力では、今日は登っている時間がない。周囲の展望もここで見納めにして、ハシゴが続く地蔵尾根を下り、営業前の行者小屋、そして針葉樹林帯に出入りしながら南沢沿いに下って美濃戸へ帰り着いた。途中すれ違った登山者は20人ほど。

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(左)地蔵尾根を下る。ハシゴ・クサリの連続。(右)行者小屋(営業前)。

[参考]美濃戸(赤岳山荘)駐車料金 1日1,000円
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする
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