2023年05月25日
青田南葉山~籠町南葉山:南葉高原キャンプ場から(新潟県上越市/妙高市)
青田南葉山から妙高山・火打山を望む。
登山者用駐車場729-737南葉高原キャンプ場(ロッジ)-801四合目-829七合目(見晴台)834-902青田南葉山906-933猿掛南葉山-1003籠町南葉山1012-1043猿掛南葉山-1113青田難波山1141-1205桑取分岐-1231渡渉点-1308南葉高原キャンプ場-1315登山者用駐車場
前回、青田南葉山に登ったのは9年前の同じ時期。標高1000mに満たない低山なのに、そのときは七合目より上は残雪に覆われていて驚いた。今年は雪どけも早かったので、残雪はごく少なかった。それよりも多くの花を見ることができて、低山なりに楽しむことができた。
(左)南葉高原キャンプ場から登山開始。(右)道沿いには様々な花。タニウツギ。
南葉高原キャンプ場の下の広い駐車場に車をとめて歩きはじめる。ロッジの前に止めようとしたが、登山者・山菜取りは下の駐車場にとめるよう掲示があった。案内板に従って、登りは木落し坂コース。道沿いにはさまざまな花が見られる。山全体にイワカガミが多かったが、タニウツギ・ムラサキヤシオなども咲いていた。紫色の花はムラサキサギゴケだろうか。
(左)ムラサキサギゴケ。(右)ムラサキヤシオ。
(左)七合目見晴台から日本海。(右)八合目の先には残雪。
四合目を過ぎると勾配が増す。水場のある六合目を過ぎ、七合目の見晴らし台からは頸城平野と日本海、米山を展望。勾配が緩み、ショウジョウバカマ咲く八合目の先ではところどころ残雪が見られるがすぐに夏道が顔を出す。到着した青田南葉山の山頂広場からは妙高山・火打山が望めるのが嬉しい(冒頭写真)。今日はここから籠町南葉山まで往復する。
(左)ブナ林とオオイワカガミ(青田~籠町南葉山間)。(右)籠町南葉山。
途中、ブナの美林が広がり、タムシバなどの花も見られ、残雪脇の小池にサンショウウオの卵が見られた。ただ、道はややヤブがち。道は明瞭だが、笹や枝をかき分けて進む箇所もある。青田南葉山にもどり、下山は明神沢コースへ。ブナ林の急斜面を下り、桑取分岐で右折。その先でシラネアオイやサンカヨウ、チゴユリ、エンレイソウなどが見られたのが嬉しかった。
(左)明神沢コースのブナ林。(右)シラネアオイ。
歩きやすい道をたどって南葉高原キャンプ場に戻り着いた。山麓には山菜採り(ネマガリダケ)の人が入っている様子。登山者には誰にも会わないかなと思っていたが、青田南葉山直下で2人組とすれ違った。低山なので、少々蒸し暑かった。
(左)サンカヨウ。(右)チゴユリ。
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