2023年07月04日

<新潟遠征> 越後駒ケ岳(新潟県魚沼市/南魚沼市)

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前駒から越後駒ケ岳の山頂部を展望する。

枝折峠655-722明神峠725-813道行山820-854小倉山859-937百草の池943-1017前駒1025-1049駒の小屋1057-1116越後駒ヶ岳1126-1140駒の小屋1211-1232前駒-1300百草の池-1334小倉山1343-1420道行山-1505明神峠-1525枝折峠

枝折峠から越後駒ケ岳へ。歩きはじめから低灌木の尾根通しの道で見晴らしはよいし、道はよく整備されていて歩きやすい。階段状の登り下りを繰り返しながら、小ピークをいくつも越えて行く。明神峠のピークを過ぎるとアカモノの花が見られ、いくつかの湿地を横切る。さらに道行山からは前方に目指す越後駒ケ岳が堂々と見えるけれど、まだまだ遠い。

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(左)明神峠。(右)アカモノの花咲く道。

駒の湯からの道が合流する小倉山までは比較的なだらかな登りが続く。水平距離が長いわりにアップダウンばかりで、あまり標高は上がって行かないのがもどかしい。時に足元は溝状の赤土で滑りやすい。百草の池は道標があったが、左手の残雪のある辺に池があるのだろうか。ここからは階段状の急登が続く。途中、わずかな残雪を横切る。

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(左)道行山から越後駒ケ岳とそこへ続く尾根を展望。(右)小倉山。

岩の露出した前駒でいったん急登が緩む。周囲にはベニサラサドウダンの花が多い。左下斜面にニッコウキスゲなども見ながらトラバース気味に進めば、駒の小屋の直下は急な岩場が連続するが、特に難しいというわけではない。駒の小屋に到着すれば、雪渓からひかれている水が冷たくておいしい。

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(左)前駒付近はベニサラサドウダンが多かった。(右)小屋の直下は急な岩場。

山頂へは、まずは山頂稜線まで直登。道沿いにはオヤマリンドウがたくさん咲いている。山腹に雪を残した山容が美しい。わずかな距離、残雪を踏んで稜線に登り着いて右折。足元にツマトリソウ、右下に大きな雪渓を見ながら緩やかに進んで、越後駒ケ岳の山頂に到着。今日は雲が多くて周囲の山々は概ね隠れている。中ノ岳あたりも雲の中。

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(左)駒の小屋から山頂を見上げる。(右)山頂への登りから小屋を見おろす。

駒の小屋まで戻って、小屋の前に広場で昼食休憩。きょうは気温が高く、特に下山時には暑さに苦しみ時間がかかった。また、小さなピークのアップダウンも多いので、下山時にもそれなりに労力を要した。途中、すれ違った登山者は30人弱。平日なのに思ったよりも多くの人が登っていた。

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(左)山頂稜線の右下には雪渓。(右)越後駒ケ岳の山頂に到着。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(新潟県-中越下越) | 更新情報をチェックする
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