2023年12月03日
鞍骨山[千曲市/長野市](大日堂コース)
鞍骨山の山頂。
倉科の里広場1005-1030鷲尾城跡-1105「682ピーク」-1128二本松峠-1154鞍骨山1225-1245二本松峠-1257荒れた林道-1346倉科の里広場
雑事に追われまとまった時間がないので、近場の里山へ出かける。未踏の大日堂からのコースで、鞍骨山に登る。最初の鷲尾城跡までと、最後の鞍骨山直下は急登だが、そのほかは比較的歩きやすい道で、地味ながら晩秋・初冬の里山の風情を楽しむことができた。倉科の入口にある「倉科の里公園」の駐車スペースに車をとめれば、ほんの数分で大日堂・鷲尾城跡・倉科将軍塚の案内板がある登山口。
(左)鷲尾城跡へはロープも設置された急登。(右)鷲尾城跡。
歩きはじめるとすぐに大日堂があらわれ、その脇を登る。途中、大善寺跡という平地を挟んで、ロープも設置された急登が続く。足元が落葉で滑る。前方に山城の石積みが見えて、尾根の突端にある鷲尾城跡に到着。樹林に囲まれて展望はない。ここから、倉科将軍塚古墳を挟んで、いくつかの堀切が続く。その先は緩やかで気持ちの良い雑木林と赤松の林の中を歩く。
(左)倉科将軍塚古墳を過ぎ、緩やかな道。(右)標識の多い二本松峠。
いくつか小ピークを越え、3つの鉄塔を通過して行く。682標高点を過ぎると下りに転じ、最後は緩やかな登りで妻女山からの道に合流。そして、すぐに案内標識が賑やかな二本松峠。杉や桧の林の中なので薄暗い。鞍骨山へも堀切が多数。急な登り下りを強いられる。鞍骨山の直下は、落葉で足元が滑る急登。山城らしい雰囲気ではあるけれど気の抜けないところ。
(左)山城らしい堀切。(右)雑木林の間に鞍骨山が見える。
鞍骨山の山頂からは、樹間越しに長野市街方面が見える。以前はもっとすっきりとした展望があったはず。草木が成長したせいか。下山は二本松峠から南へ下る。石がゴロゴロとして歩きにくい林道から、倉科集落の中を歩いて駐車場所に戻った。案内標識は多数設置されている。時折、ミゾレ混じりの小雨が落ちてくるような天気だったが、鞍骨山付近で2組4人の登山者とすれ違った。
(左)鞍骨山直下の急登。(右)鞍骨山から、樹間越しに長野市街地方面を望む。
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