2023年12月09日
冠着山[千曲市/筑北村](鳴海新道から:戸倉駅↑冠着駅↓)
359号鉄塔から後立山連峰を望む。
戸倉駅728-746佐良志奈神社-806登山口の標識812-916第一展望台-922第二展望台-935第三展望台(359号鉄塔)944-1028第四展望台-1055冠着山1132-1136北アルプス展望台1141-1233東山道支道・古峠越1238-1322冠着駅
冠着山への鳴海新道は、以前一度歩いてみて、なかなか歩きごたえのあるルートだと思った。小春日和の一日、もう一度そのルートを含んだ戸倉駅から冠着駅までを歩いてみた。戸倉駅から千曲川に架かる大正橋を渡り、佐良志奈神社の脇から広い道を登って行く。八王子山への道を左に分けるところに「登山口」の標識がある。
(左)登山口の標識。(右)雑木林の登り。
ここからは尾根上を登る。序盤はテープマークも多く、以前より少し歩きやすくなったかと思ったが、すぐに急登の連続となる。やはり簡単には登らせてくれない。足元が落葉で滑る。いったん急登が緩むと明るい雑木林の登り。893ピークとわずかに坂城方面が見える第一展望台を過ぎて登れば、359号鉄塔のある第三展望台。送電線が邪魔だが、後立山連峰や北信五岳を展望できた。
(左)359号鉄塔。視界が開ける。(右)やせ尾根の急登。
やせた尾根の急登から2つピークを越えて、冠着山本体の手前にたどり着く。右へ巻いて行く途中に第四展望台。善光寺平とその向こうに北信五岳を望む。巻道が左におり返せば山頂北面直下の登りとなり、冠着山の山頂に到着。鳥居の向こうに社殿がある。
(左)冠着山山頂直下。(右)冠着山の山頂。
冠着山山頂の樹間からも北信五岳はきれいに望めるのだが、北アルプスは木の間越しでもどかしい。南方向には大林山が大きく、その向こうに蓼科山が頭を出している。西側に向かって下山にかかれば、数分下ったベンチからは、槍・穂高から鹿島槍・五竜など北アルプスの全貌を見渡すことができた。
(左)冠着山からの北信五岳方面。(右)少し西に下った展望台から穂高連峰・槍ヶ岳。
その先の下山は、鳥居平への一般道を左に分けた先で尾根をそのまま古峠までたどるつもりだった。しかし、踏み跡が意外と不明瞭。最初のピークを越えた先では、ぼーっとしていて違う尾根を下りかける。さらにもう一箇所で間違え、時間がかかったうえに古峠の手前で車道に降りてしまった。最後は冠着駅までのんびり1時間弱の車道歩き。
(左)展望台から爺ヶ岳・鹿島槍・五竜。(右)鳥居平への道を左に分け、ここから踏み跡不明瞭な尾根を行く。
以前の鳴海新道の登山記録はこちら → 「冠着山(佐良志奈神社から鳴海新道)2018年12月21日」
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