東天狗岳から硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳と南アルプスを望む。
唐沢鉱泉814-900唐沢鉱泉分岐911-954第一展望台-1025第二展望台1030-1046森林限界1052-1115西天狗岳1123-1139東天狗岳1158-1210天狗岳分岐-1244中山峠-1250黒百合ヒュッテ1305-1336渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐1346-1432唐沢鉱泉
自分にとっては、年明け早々に天狗岳に登るのがこの数年の恒例になっている。今年は例年よりはるかに雪が少ないのだが、それなりに雪山を楽しむことができた。標高が低い所では雪が少ないので、アイゼンでは岩に引っ掛かりがち。面倒だけれどアイゼンとチェーンスパイクを交換しながら歩くことになった。
(左)最初は樹林帯の登り。(右)第一展望台から中央ア・御嶽・乗鞍を望む。
唐沢鉱泉までの道は浅い雪の圧雪路で運転には問題なし。ゆっくり出発したので仕方ないが、直前で正規の駐車場は満車になったので、やむなく路駐。唐沢鉱泉から歩きはじめる。最初からチェーンスパイク装着。樹林帯を登り、枯尾の峰分岐で尾根にのる。その先も登りが続くのでアイゼンに交換。
(左)第二展望台では西天狗岳が目の前に。(右)森林限界を越え岩場の登り。
(左)西天狗岳山頂。(右)西天狗岳から東天狗岳へ向かう。
第一展望台に至ると四周の展望が開ける。さらに樹林帯を進むと第二展望台。目の前に西天狗岳がそそり立つ。右手に赤岳方面や南・中央アルプス。森林限界を越えると岩場の登り。雪が少なく岩が出ているので歩きにくい。息を切らせて西天狗岳に到着。好天に恵まれ、360度の素晴らしい展望を楽しむことができた。
(左)東天狗岳への登りから西天狗岳を振り返る。(右)東天狗岳山頂。後方に北アルプスの連なり。
(左)北信五岳方面。(右)後立山連峰。中央に鹿島槍・五竜。
北信五岳、北アルプスの連なり、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプス。赤岳など八ヶ岳中心部の山々。振り返ると浅間山や四阿山。鞍部へ下り、登り返して東天狗岳へ。振り返る西天狗岳は、連年なら真っ白になっているはずだがハイマツが顔を出している。東天狗岳からも素晴らしい展望を楽しんだ。
(左)穂高連峰と槍ヶ岳。(右)中山峠への下り。強風にさらされる。
東天狗岳から天狗の鼻の左下を巻いて、中山峠へ稜線を下る。吹き溜まりではそれなりに雪が深い。ときどき、身体を持っていかれそうな冷たい強風を受ける。中山峠付近で樹林帯に入って、ほっとした。黒百合ヒュッテで小休止し、樹林帯の中を唐沢鉱泉まで下った。途中、すれ違った登山者は40人ほど。でも、もうちょっと雪が降ってほしいと思う。
(左)中山峠への下りで東西の天狗岳を振り返る。(右)黒百合ヒュッテ。
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