硫黄岳山頂から横岳・赤岳を望む。
桜平(中)駐車場744-753桜平ゲート-821夏沢鉱泉-905オーレン小屋913-936夏沢峠953-1054硫黄岳1128-1143赤岩の頭1147-1213赤岩の頭と峰の松目分岐-1222オーレン小屋1248-1317夏沢鉱泉-1338桜平ゲート-1348桜平(中)駐車場
晴の天気予報だったので硫黄岳に登りに出かける。問題はどこから登るかだが、やはり短時間で登れる桜平から。どのあたりまで車を入れられるかわからなかったが、今日は4WDスタドレスで桜平(中)まで車で入ることができた。ただ、路面の状況で変わると思う。桜平(下)の下でスタックした車(2駆)がいて、押してあげたら上ることができた。2駆ではやはり厳しい。
(左)オーレン小屋。(右)夏沢峠。
夏沢鉱泉・オーレン小屋を経由して夏沢峠までは良く踏まれて歩きやすい道。チェーンスパイクで十分。夏沢峠でアイゼン・ピッケルなど装備を整えて硫黄岳へ。昨日積雪があったのか、樹林帯の終わりあたりは雪が深かったが、今日の数人の先行者のトレースを頼りにする。
(左)硫黄岳への登り。(右)振り返ると天狗岳・蓼科山の左に北アルプス。
硫黄岳への登りは息が切れるが、森林限界を越えて振り返ると北アルプスの展望が広がるようになる。近くは天狗岳や蓼科山、そして浅間山。ロープの支柱にはエビのシッポができている。ケルンに沿って硫黄岳の山頂に到着すれば、目の前に赤岳・阿弥陀岳・横岳の姿が近い。風は弱く穏やか。
(左)山頂直下はケルンが導いてくれる。(右)硫黄岳山頂に到着。
(左)硫黄岳山頂から望む横岳・赤岳・阿弥陀岳。(右)硫黄岳の爆裂火口。
見回せば、北アルプスから乗鞍・御嶽・中央アルプス・南アルプスと遮るもののない景色が広がっていた。爆裂火口の縁を歩きながら、少しずつ角度が変わって行く展望を楽しむ。山頂に数人いた登山者が、いつの間にか誰もいなくなってしまってから下山にかかる。
(左)北アルプスの連なり。(右)中央アルプス・御嶽・乗鞍。
下山は赤岩の頭経由。赤岩の頭からオーレン小屋への道は、今日は状態が良かったから問題なかったけれど、通行止の掲示があったので歩くべきではなかったのかもしれない。そちらから登ってきた人もいたのでそのトレースをたどって下った。最初は雪が深かったけれど、樹林帯に入ると明瞭なトレースがあった。
(左)赤岳・阿弥陀岳を見ながら赤岩の頭へ。(右)赤岩の頭からオーレン小屋へ。
冬期用WCが設置されていたオーレン小屋・夏沢鉱泉を経由して桜平まで下った。途中、すれ違った登山者は10人ほど。そのひとりは夏沢鉱泉あたりに宿泊したのだろうか、「昨日は天気が悪くて、硫黄岳を断念した人が多かったようですよ」と教えてくれた。今日は素晴らしい天気だった。
類似のルートの登山記録
→ 「桜平から快晴の硫黄岳へ(2024年12月2日)」
→ 「硫黄岳~桜平から夏沢峠経由で往復(2023年4月10日)」
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