2024年04月14日
八風山~平尾富士(軽井沢町/佐久市/御代田町)
途中の伐採地から浅間山を望む。
上発地バス停758-842大平林道終点-918八風山930-1006舗装林道交差1006-1023岩場の左巻く難所1028-1112「1258三角点」-1224「1134標高点」1242-1340平尾富士1354-1425パラダスキー場下1430-1519御代田駅
八風山から平尾富士までの稜線を、赤線つなぎを兼ねて歩いてみようと思う。過去の山行記録も数えるほどしか見たことがないので、行程について少し詳しく記しておきたい。特に八風山側から1228標高点あたりまでは整備された登山道ではないし、危険箇所もあるので一般的にはお勧めできない。地形としてはあまり難しい所はないが、尾根の分岐では方向確認が必要。
(左)八風山への斜面。(右)八風山の山頂。
軽井沢駅からの町内循環バスを上発地バス停で降り、大平林道を歩いてハ風山頂下を巻く車道に出る。その先、八風山まではショートカットしようとしたので、踏み跡薄い笹の中を歩く。八風山頂には4人の登山者。軽井沢の中心地や西上州方面の山並を見渡し、少し場所をずらせば浅間山がきれいに見える。
(左)稜線上にはテープマーク有り。(右)舗装林道と交差し前方の尾根へ。
今日はここからが本番。道のない稜線を西に向かう。意外なことにテープマークがあり、境界標も目印になるものの、足元は笹が覆い歩きにくい。舗装林道と交差した先、ヒノキ林の多い尾根に取付く。
(左)岩場の左を巻く危険箇所。(右)ロープが設置された急登。
その先がこのルートの核心部。目の前にあらわれた岩場の左を巻く。岩場の上部には石仏が祀られている。足場は細く落葉の下の土が滑る。左下に滑落しないように、切れ落ちた斜面にしがみつきながら進む。その先のピークへは設置されたロープを頼りに、高度感ある痩せ尾根を登る。
(左)1258三角点のピーク。(右)「クマ注意」の看板がある1228標高点。
(左)1228を過ぎると明瞭な道に。(右)トレラン用?マークが頻繁にある。
岩場を過ぎると笹原が広がる。1258三角点峰(三角点は笹の中で見つけられず)の次の緩やかなピークでは、目の前に伐採地が広がる。想定外の視界の広がりが嬉しい。伐採地の作業道からは、浅間山がきれいに見えた。その先は樹林帯に入り、1228あたりから道はずっと明瞭で歩きやすくなる。マークが頻繁にあらわれるようになるが、トレラン大会のために整備されたものだろうか。
(左)平尾富士の山頂。(右)平尾富士から蓼科山・八ヶ岳の展望。霞んでいた。
トレランコースのままに歩いていると伐採地があらわれるが、ここで左の尾根にはい上がる。山腹の左を巻いて、尾根の東南端で右折して平尾富士へ。平尾富士の山頂は広場が整備されていて絶景が広がる。蓼科山や八ヶ岳が霞み、浅間山が大きい。あとはパラダのスキー場最上部からゲレンデを下り、御代田駅まで歩き、しなの鉄道で帰途についた。
(左)平尾富士山頂から浅間山を望む。
[参考]軽井沢町内循環バス:軽井沢駅740~754上発地バス停(100円)
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