2024年06月12日

[八ヶ岳]赤岳 …文三郎尾根↑地蔵尾根↓(茅野市)

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赤岳天望荘の前から赤岳を見上げる。

美濃戸(赤岳山荘・駐車場)649-842行者小屋848-855阿弥陀岳分岐-944中岳分岐951-956キレット分岐-1009赤岳1014-1017赤岳頂上山荘1024-1043赤岳天望荘1103-1106地蔵の頭-1140行者小屋1150-1334美濃戸

夏を前に(梅雨入り前に)、少し高い山に登っておかなければいけないなと考えて赤岳へ。気温が高くなることが予想されていたが、思っていたよりも雲が多くて午前中はそれほど暑さを感じないまま、文三郎尾根を登ることができた。しかし、雲が多いということは、展望は期待できないということで、富士山や南アルプスなど遠くの山並は望むことができなかった。下山時は暑くなった。

美濃戸口から美濃戸までの道はあいかわらずの悪路。車高のある4WD車が望ましい。美濃戸の赤岳山荘の駐車場に車をとめて、今日は南沢に沿って歩きはじめる。樹林帯の中の単調な道だが、途中、イワカガミやキバナノコマノツメなどが咲いていて、気を紛らわす。

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(左)行者小屋。(右)行者小屋の前から赤岳・中岳を望む。

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(左)文三郎尾根から行者小屋を振り返る。(右)稜線から阿弥陀岳を望む。

まだ朝早いためか、行者小屋に人の姿はまばら。ここからは文三郎経由で登る。文三郎尾根の階段状の急登はやはりこたえる。途中で小屋を振り返るとやはり高度感がある。阿弥陀岳からの稜線に合流すれば、あとは手足を使って岩場の登り。そして、赤岳山頂にたどり着くも、雲が多くて展望はいまひとつ。

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(左)赤岳山頂直下の岩場。(右)赤岳山頂。

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(左)赤岳頂上山荘から見た赤岳山頂。(右)硫黄岳・横岳方面。

赤岳天望荘側への下りも急な岩場が続くが、やがてオヤマノエンドウなどの花が楽しめるようになる。赤岳天望荘の前で赤岳や阿弥陀岳を眺めながら休憩。目の前にウルップソウが咲いていた。ツクモグサがまだ咲いているはずの横岳方面に足をのばす気には、今日はちょっとなれない。

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(左)オヤマノエンドウ。(右)ウルップソウ。

地蔵の頭から地蔵尾根を下る。ハシゴとクサリが連続するこの下りもやはり気が抜けない。行者小屋まで下ると、この時間は多くの登山者で賑わっていた。下山時、美濃戸の直前ですぐ前を歩いていた女性が、咲き残りのホテイランが咲いているのを見つけて教えてくれた。いつも人が多い八ヶ岳だが、平日でもあるのですれ違った登山者は40人弱。

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(左)地蔵尾根を振り返る。(右)ホテイラン。

[参考] 美濃戸(赤岳山荘):駐車 1日1,000円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする
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