2024年06月20日

蝶ヶ岳~蝶槍[三股からピストン](安曇野市/松本市)

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蝶槍手前の横尾分岐から槍ヶ岳を望む。

三股駐車場615-628三股登山口-655ゴジラみたいな木-744まめうち平749-828蝶沢832-858第2ベンチ903-935最終ベンチ-950大滝山分岐-1000蝶ヶ岳1034-1038蝶ヶ岳ヒュッテ1044-1104横尾分岐-1117蝶槍-1129横尾分岐-1150蝶ヶ岳ヒュッテ1201-1210大滝山分岐-1217最終ベンチ-1237第2ベンチ-1250蝶沢-1320まめうち平1331-1404ゴジラみたいな木1407-1429三股登山口-1440三股駐車場

朝6時、三股の第1駐車場はほぼ満車状態。区画された駐車場所は残り3台だけで何とかとめられた。平日だから空いていると思っていたが、けっこう車が多かった。梅雨入り前の晴天に登っておこうと、みんな考えることは同じなのだろうか。ゲートを越えて少し歩けば登山口。吊橋を渡り、水場を過ぎれば、階段状の登りもあらわれる。

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(左)ゴジラみたいな木。(右)まめうち平。休憩適地。

おなじみのゴジラのような木の脇を過ぎる。人気の山だけあって、登山道はよく整備されているが、山頂まで急な木段がこれでもかというほどある。樹林帯をひとしきり登った後、左折した尾根上では勾配は増す。まめうち平が休憩適地。その先はしばらく緩やかな道。そこかしこに咲く白い花を「オオバグサ」だと、すれ違った自然保護レンジャーの人が教えてくれた。

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(左)まめうち平の先は緩やかな地形。オサバグサが多い。(右)蝶沢に残る雪。

蝶沢でわずかに残る雪渓を横切り、第2ベンチの前後は急坂。サンカヨウ・ツマトリソウ・キバナノコマノツメ・オオサクラソウなどの花に気を紛らわせながら登る。最終ベンチ付近では視界が開けて花も多くなる。道が緩んで大滝山分岐。道脇のキヌガサソウが迎えてくれた。森林限界を抜け、ハイマツの中を緩やかに登る。

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(左)木段の急登が続く。(右)サンカヨウ・ツマトリソウ・オオサクラソウ・キヌガサソウ。

緩やかな山頂をもつ蝶ヶ岳に到着。肝心の槍・穂高の展望は、やや雲が多いものの、稜線をはっきり見せていた。ただ、常念岳側はどんどん雲がわいてきた。蝶ヶ岳の山頂でゆっくり休んでから、せっかくなので槍穂高の展望を楽しみながら、蝶槍まで稜線を往復した。イワベンケイやミヤマキンバイが稜線上を彩っていた。

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(左)大滝山分岐。森林限界を越える。(右)蝶ヶ岳山頂。

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(左)蝶ヶ岳から穂高と槍。(中)稜線上のミヤマキンバイ。(右)イワベンケイ。

雲が少し多かったけれど、そのためあまり暑くなかったので助かったのかもしれない。思っていたよりも速いペースで歩くことができた。平日だが、途中擦れ違った登山者は60人ほど。三股から車での帰路には、道脇に熊がいるのを見かけた。その先の道沿いにある温泉施設「ほりでーゆ~」で汗を流した。

[参考]ほりでーゆ~(日帰り入浴) 600円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(北アルプス・乗鞍) | 更新情報をチェックする
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