2024年08月11日
大滝山[三郷スカイラインから往復](安曇野市/松本市)
稜線にたどり着き縦走路と合流。傍らにトウヤクリンドウの花。
三郷スカイライン展望台・駐車場602-700冷沢登山口705-827鍋冠山833-920大滝山あと2km927-1037稜線(鍋冠山・小倉分岐)1041-1047大滝山北峰-1052大滝山荘-1057大滝山南峰-1101大滝山荘1108-1110大滝山北峰1137-1139鍋冠山・小倉分岐-1220大滝山あと2km1224-1316鍋冠山1326-1419冷沢登山口-1511駐車場
山の日に、あまり人の多くない山を考えて、結局いつもの大滝山に登ることにした。延々と樹林帯の中を歩き続け、途中に展望が開ける場所はないので、それなりの忍耐力が求められるかもしれない。今日は雲が多く、思ったよりも暑くなかったので多少助かったけれど、それでも思い切り汗をかいて稜線手前では少しエネルギー切れのようになった。
(左)冷沢登山口。(右)鍋冠山の山頂。
朝6時前、三郷スカイライン展望台の下の駐車場に車をとめる。先着10台、残り数台分ほど。1時間ほど林道を歩いて冷沢の登山口へ。最初は歩きやすい緩やかな登り。尾根が左に曲がってしばらくしたあたりから勾配が増す。鍋冠山の山頂は登山道の途中のような雰囲気。その先はしばらく「八丁ダルミ」と呼ばれる緩やかな道が深い樹林帯の中に続く。
(左)緩やかな道が続く八丁ダルミ。(右)「あと1km」あたりは勾配が急。
「大滝山北峰まであと2km」の標識から少しずつ勾配が増す。「あと1km」を過ぎたあたりが頑張りどころ。森林限界ぎりぎりの山なので、稜線直下まで行かないと視界は開けない。木々が低くなって、ダケカンバの向こうに稜線が望めると花も見られるように。あまり期待はしていなかったけれど、ハクサンフウロ・トリカブト・ウサギギクなどの花を楽しむことができた。
(左)視界が開け花も多く。ハクサンフウロ。(右)トリカブトとウサギギク。
トウヤクリンドウが咲く稜線に登り着き、縦走路と合流。ところが、雲が多いため、期待した穂高・槍などの展望がはっきりしなかったのが残念。槍ヶ岳はまったく見えない。北穂・奥穂あたりも山頂部は雲に隠れていた。北峰や南峰に移ってもはかばかしい展望は得られなかった。しばらく北峰近くで待ったが、雲は濃くなる一方なので諦めて下山に移った。
(左)大滝山・北峰。(右)大滝山北峰から穂高連峰を望む。
途中すれ違った登山者は15人。大滝山としては意外に多いというべきか、山の日なのにこの程度というべきか。登山道はよく整備されていて終始歩きやすい。中間の八丁ダルミなど、樹林帯の水平距離がちょっと長すぎるけれど。下山後は近くの「ファインビュー室山」の日帰り温泉で汗を流した(700円)。
(左)大滝山北峰から焼岳方面。(右)大滝山(南峰)。
同様のルートの記録はこちら
→ 「鍋冠山~大滝山(三郷スカイラインから)2020年10月3日」
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