2024年11月14日
十石山……白骨温泉から(松本市) またしても穂高は見えず
森林限界を越えてトラバース気味に登る。頭上は青空が広がっているが…
十石山登山口(白骨温泉上)724-813小広場(1790m)817-824湯沢ノ平-1000森林限界-1026十石峠避難小屋1029-1035十石山(三角点)1039-1044十石峠避難小屋1145-1202森林限界-1316湯沢ノ平-1324小広場1333-1409登山口
本格的に雪が降る前に少し高い山の景色を望んでおきたいという気持ちもあって、十石山を目指す。中間部の湯沢ノ平は平坦地だが、それを除くと変化が少ない退屈な樹林帯の登りが続く。十石山には過去3回登っているけれど、この山とはよほど相性が良くないのか、山頂からすっきりと穂高方面を展望できたためしがない。
(左)登山口付近のカラマツの紅葉。(右)湯沢ノ平付近にの古い案内板。
今日も登って行く途中では青空が広がっていたはずなのに、山頂に着いてみると穂高も乗鞍も厚い雲に隠されていた。登る途中は汗ばむほどだったけれど、山頂に着いてしばらくすると真冬のような冷たい風が吹き、やがて霧雨が降り始めた。少し天候の回復を待ったがかなわず、消化不良のまま下山にかかった。
(左)振り返ると松本方面は雲海が広がっていた。(右)避難小屋の直下から。
しかし、山麓部では落葉松の紅葉が美しかったし、この山の晩秋の風情を楽しむことはできたと思う。下山後は白骨温泉で白濁の湯につかり、気を取り直す。山中ではひとりも登山者に出会わなかった。それにしてもこの季節の2,500m峰でまったく雪がないのは驚き。
(左)右手稜線の奥が十石山三角点。(右)十石山三角点付近から避難小屋。その先の穂高は雲の中で見えず。
[参考]白骨温泉「煤香庵」日帰り入浴 800円
過去の十石山への登山記録
→ 「2022年4月16日 十石山(残雪期)」
→ 「2021年9月5日 十石山」
→ 「2018年6月24日 十石山」
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