西岳山頂からギボシ・権現岳を望む。
富士見高原・登山者用駐車場711-735五差路分岐-749盃流し-817「標高1750m」823-912「標高2100m」920-1026森林限界1030-1054編笠山1108-1124青年小屋1130-1240西岳1306-1328小広場-1348林道出合1358-1430不動清水-1436五差路分岐-1455富士見高原・登山者用駐車場
先週来の積雪を考えると、雪の多い山に行くと大変なことになりそう。少なくとも北の方の山は避けるべきだろうと考え、八ヶ岳南部の編笠山・西岳へ。登山口にあたる富士見高原の登山者用駐車用は十分に空きがあった。ここは駐車場の心配があまりないので助かる。
(左)標高2200m。積雪が増えてきた。(右)森林限界を超え、岩と雪の登り。
登山口付近の雪は少ないが、標高をあげると積雪は増える。ジグザグに登って、尾根に登り着いた感じになる標高2100mで、チェーンスパイクからアイゼンに変更。雪の重みで垂れた木枝の下をくぐって歩き、森林限界を超えると編笠山までは岩と雪の混じった登りにくい斜面。そこへ冷たい強風が吹きつける。振り返ると南アルプスは雲の中からときどき顔を見せる。
(左)振り返ると南アルプス。(右)編笠山の山頂。視界ははかばかしくない。
(左)編笠山から青年小屋に下る。(右)青年小屋から編笠山を振り返る。
編笠山の山頂も強風が吹きつけ、長居はできない。赤岳方面も雲に隠れている。富士山や南アルプスも雲の中。雲間にうっすらと権現岳の姿を見ながら、青年小屋に下る。青年小屋から西岳まではトレースがないと苦労するところなので西岳まで行くか迷っていた。すれ違った西岳から来た二人組に聞くと「雪は少し深いけれど、私たちがトレース付けておいたから」とのこと。安心して西岳に向かう。
(左)西岳への樹林帯の道。(右)西岳山頂。
西岳への道は、心配したほどのことはなく、思ったよりも多くの登山者に踏まれていた。樹林帯の道をたどって西岳へ。西岳山頂は編笠山とはうってかわって、風もなく穏やか。富士山も編笠山の右側に顔を見せている。権現岳・ギボシが格好いい。休憩後、富士見高原へと下った。途中擦れ違った登山者は20人ほど。
(左)西岳から編笠山と富士山を望む。(右)南アルプスを正面にして下山へ。
同様のコースの以前の登山記録はこちら
→ 「編笠山~西岳 ~富士見高原から周回(2022年3月4日)」