クラシタ山ゲレンデの下部から最下部のスキーセンターなどを見おろす。
昨年6月の新聞報道で、ぶどうスキー場が今シーズン限りで閉鎖されることが報じられた(新潟日報2024年6月8日)。過去には、リフト運行無届や雪不足、コロナ禍などの理由で営業休止のシーズンもあったが、その後は再開していた。
2014年1月に一度だけはるばる滑りに来たことがあったが、リフト2本だけのローカルゲレンデという先入観とは裏腹に滑りごたえのあるゲレンデだったので驚いた。中上級者が楽しめる斜面が多くそろっている。ゲレンデ最上部からの展望も素晴らしかった。
(左)スキーセンター前、第1ペア乗場。(右)第2ペア乗場の少し上。
閉鎖になる前にぜひもう一度滑っておきたいと思い、長距離を運転して訪れた。昼過ぎに到着して2時間券で滑った。平日とはいえ、スキー客の姿はごく少なくて、ひととおりゲレンデを滑って見渡したところでは、来場客は10数人程度ではないだろうか。
積雪は十分だが、少し前に小雨が降っていたほど気温が高いため雪が重く、コンディションは良くなかった。ただ、前回訪れた時に感じたようにゲレンデ構成はやはり素晴らしい。上部のパノラマゲレンデやクラシタ山ゲレンデなどを楽しく滑ることができた。閉鎖されるのはいかにも残念なスキー場だと思う。
(左)パノラマゲレンデ。(右)ゲレンデ最上部。第2ペア降場。
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