2021年03月31日

白岩峰(長野市)

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白岩峰のピークを望む。

浅川西条(アンテナ脇の路側余地)1048-1057堰堤1058-1119白岩峰1135-1142林道-1148白岩峰-1209駐車場所

平日に時間を見つけて近場の里山へ向かう。長野市北部の浅川西条の住宅地から北へ。リンゴ畑の中の細い道を進み、アンテナの脇に余地を見つけて駐車。その道をそのまま歩きはじめる。しばらく進むと道は左右に分かれる。左へ進むのが一般登山道。右折して小川を渡る。明瞭な送電巡視路は右折して尾根を登るが、小川に沿ってヤブの中を直進すると堰堤の右上を通過する。

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(左)一般コースは左へ。今日は右の小川を越えて進む。(右)尾根に取り付くとトラロープのある急登。

沢に降りて少し進んだ先から左の尾根に取り付く。最初はヤブがちだが、トラロープがあらわれて急登の道は少しずつ明瞭になる。前方の松林越しに山名の由来の白い斜面が見えてくる。足元は左右切れ落ちたザレた痩せ尾根。しばらく登った後、左へとトラバース。右折して再び尾根上にのる。最後はやや左の樹林の中を進み、白岩峰のピークへ。

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(左)白くザレた道は左右切れ落ちている。(右)白岩峰の山頂。三登山方面の稜線を見渡す。

二級基準点が埋め込まれている。足元をのぞき込むと真っ白な断崖。標高はたかだか590mだが、前方には四阿山や志賀高原の山々が霞んでいる。北へ5分ほど進むと林道に出るのを確認し、折り返す。下りは石仏コースを下るつもりが、勘違いして南西側の尾根を下ってしまった。登り下りあわせて1時間程度だったけれど、真っ白な斜面が新鮮だった。

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(左)白岩峰から志賀高原方面を望む。
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2021年02月14日

聖山[三和峠から](麻績村/長野市)

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聖山の山頂から望む爺ヶ岳・鹿島槍・五竜。

三和峠1054-1127聖峠-1153聖山1232-1254聖峠-1328三和峠

少々時間の制約もあり、人気の山はこの快晴なら大混雑だろうと思い、短時間で登れる聖山へ。いつものように三和峠から。峠の路側は除雪されて4台ほど駐車可能だが、先着2台。途中すれ違った登山者は3人。まずは1308ピークに向けての急登を進む。トレースは有り、ツボ足でも問題ない。少し踏み抜くところもあるけれど、ごく浅くて足首程度。

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(左)三和峠登山口。(右)1308までは急登。

1308を過ぎ緩やかに下ると送電鉄塔からわずかに展望が開ける。その先は樹林帯の緩やかな道が聖峠まで続く。聖峠からは再び登りに転じ、あずまやのあるピークは右側を巻いて、あとは緩やかな登りで聖山の山頂へ。いつもながら正面に見える後立山連峰の展望に圧倒される。

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(左)聖峠。(右)聖山から後立山連峰の全貌を展望。

特に爺ヶ岳・鹿島槍・五竜と連なるあたりが圧巻。槍穂高あたりは樹林などに遮られているが、それを補って余りある。さらに右には白馬三山・北信五岳方面。東には四阿山や浅間山。蓼科山や八ヶ岳は南に霞んでいる。数本のアンテナが展望の邪魔をするのは致し方ないところか。下山は往路を戻った。春のように温かだった。

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(左)聖山から望む戸隠・高妻・妙高・黒姫・飯縄。(右)四阿山・浅間山方面。

昨冬のようすはこちら → 「聖山(2020年2月28日)」
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2020年04月25日

髻山~三登山(長野市)

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伐採地越しに飯縄・黒姫・妙高を望む。

吉集落奥の駐車場841-923髻山933-958八方峠-1101三登山三角点-1106三登山1113-1146山千寺1159-1229駐車場

近場の里山散歩として髻山と三登山へ。人は少ないと思っていたが、山中でそれなりの人とすれ違った。若槻大通りの吉交差点で左折。案内板に従って車を進めれば、無料の駐車スペースがある。少し下って東側の山道に入る。今日の道はよく整備され、分岐には必ず道標があって、誰でも安心して歩ける。

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(左)右手の山道へ入る。(右)髻山直下のカタクリ群生。

杉・赤松・雑木が混在する中を折返し登れば、山腹左を巻く緩やかな道に。廃車を見て右折すると、竹林の多い舗装道になる。道標で左折して進めば、観音清水の水場。折り返しの登りになり、八方峠への分岐。髻山への最後の登りは群生するカタクリの花々に癒される。今日のコースは他にもカタクリが随所に。昔登った記憶は曖昧な髻山。山頂は小広く、三角点や四阿、山城の説明板など。東方向が切り開かれ、志賀高原方面の展望が素晴らしい。

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(左)髻山の山頂。前方は切り開かれ志賀高原方面の展望が広がる。(右)八方峠手前の笹原から三登山を望む。

分岐に戻り八方峠へ。林道を横切り、尾根の右側を進む。724の北側で右手が伐採地となり、飯縄・黒姫・妙高方面の展望が嬉しい。送電線下の笹原では前方に三登山が見えた。八方峠は、急な階段で谷に降りて登り返す。山腹左側から尾根にのり、745三角点は道の右側のヤブの中。混交林から笹の細尾根を登り小ピークへ。カタクリ群生地を見てから、806への登りは後半左へ巻いて行く。

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(左)笹の茂る尾根を進む。(右)雑木の尾根を登る。

唐松林を経て広道となり、山腹左側を進む。広道に細い登山道を織り交ぜながらジグザグに登る。その先はゆったりとした尾根上の気持ちよい雑木の登り。傾斜が緩めば雑木の中の三登山三角点。緩やかに進めば三登山山頂。ここも雑木に囲まれているが、小広場で少し落ち着ける。下山は山千寺へ。雑木の中、折り返しの急な下り。

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(左)三登山三角点。(右)三登山山頂。

左への長いトラバースがあり、標高を下げれば赤松林に囲まれる。傾斜が緩めば舗装道を横切り、立派な堂宇の山千寺に至る。満開の桜の大木があり、南に菅平方面の展望。南に下り左折して山麓の車道をたどり、駐車場に戻った。途中、田子池を見おろすあたりでは前方に志賀高原方面の展望が開ける。木も芽吹き始め、里山の春の気配が感じられた。変哲もない里山と考えていたが、意外に楽しめた。

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(左)桜の大木がある山千寺。
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2020年04月11日

修那羅峠から大沢山(筑北村/青木村)

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わずかな樹間から戸隠方面の展望(1241峰手前)

駐車場所(修那羅峠北側・修那羅石仏入口)758-814安宮神社820-847「1106峰」-945「1241峰」-1042「1375峰」1052-1121「1429峰」-1138大沢山1212-1249林道-1317国道(原バス停)-1413駐車場所

宮坂七郎著「新版 信州の山(中部上巻)」に掲載されていて、気になっていたルート。ほとんど歩かれることもないルートかと思われる。「難度は高い」と書かれていた通り、各ピークの直下はいずれも厳しい急登。踏み跡すらない斜面を攀じ登るところも。往復するつもりだったけれど往路を戻る気にならず、復路は大沢山から南東に下り車道経由で登山口に戻った。

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(左)修那羅石仏入口から歩きはじめる。(右)表参道の途中から左の踏み跡に入る。

修那羅峠の筑北村側、「修那羅石仏」の案内板の脇に広い駐車スペースがある。ここに車をとめ、鳥居をくぐって安宮神社の南参道を歩き始める。舗装された広い道もやがてか細くなり、山腹の左側を巻いて安宮神社へ。神社の裏手には有名な修那羅石仏群があるが、今日はわずかを見ただけで先へと進む。その先、表参道の駐車場手前から左の踏み跡に入る。当然ながら道標などはない。

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(左)雑木林の登り。(右)緑色のネットに沿って岩の多い尾根を歩く。

山腹の右を巻いて進めば、1104三角点の北側を過ぎ西側鞍部に出る。周囲は雑木林。西に向かって明瞭な尾根を進む。急登で1106峰を越え、次の小ピークあたりはややヤブがかっている。尾根は北西に方向を変えて、きれいな雑木林の中を急登する。踏み跡は不明瞭。常緑樹が目立つようになって小ピークにたどり着くと、目の前に緑色のネットが続いている。少々興ざめだが、左折してしばらくこのネットに沿って歩けば迷う心配はない。

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(左)1241峰。(右)1375峰が間近に迫り超急登がはじまる。

小ピークを2つほど越えて行く前後は尾根に岩が多くなり、痩せた塔渡り状の箇所も。右手のわずかな樹間から戸隠方面の展望が得られる。金網は右に去って行き、雑木の尾根を登って樹林に囲まれた1241峰へ。小ピークをひとつ越えた鞍部からは1375峰への登り返し。ここが今日、一番厳しいところ。赤テープは雑木の斜面の直登を示しているが、踏み跡不明で足元も滑る超急登。やがて足元は石がゴロゴロするようになる。

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(左)1429峰への登り。(右)1429峰から四阿山・根子岳を展望。

たまらず右へ、北尾根に至るあたりまで巻いてみるが、それでも急登はかわらない。疲れ切って1375峰にたどり着く。逆行の場合は1375峰から下り口の判断が難しいと思う。その先は明瞭な尾根上の小ピークを2つほど越え、最後はまたも急登で1429峰へ。木枝の向こうに四阿山や戸隠方面の山並みが見える。「大沢山へ30分」の道標に従い左折して、急下降から登り返せば大沢山の山頂に到着。

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(左)大沢山の山頂。

樹林に囲まれているが、木枝の間からわずかに北アルプスが望める。往復登山の予定だったが、意外に厳しかったので往路を引き返す気にならない。南側山麓の車道を通って修那羅峠に戻ることに。空峠に向かって下り、最初の尾根の分岐で左の尾根に入る。その先の分岐では右の尾根を選び、踏み跡もはっきりしないが、岩場や足を滑らすような急坂を下って荒れた林道へ。そのまま進んで国道143号(原バス停)に出た。

あとは国道を歩き、麻績口バス停で左折して県道12号を修那羅峠まで登り返して駐車場所に戻った。展望が開ける場所もあまりなく、道形もはっきりしない尾根上に、足を滑らせながら急な登り下りに終始した感はある。道がなくてもルートファインディングができる方にしかお勧めできない。しかし、ところどころの明るい雑木林の雰囲気は気持ちを和ませるものがあった。
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2020年04月05日

立峠・唐鳥屋山から虚空蔵山(筑北村/松本市)

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虚空蔵山から北アルプス方面の展望

駐車場所(林道花川原線・立峠登り口)925-945立峠-1002唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)1009-1122花川原峠1127-1151稜線-1055「1139峰」-1103虚空蔵山(虚空蔵山城跡)1131-1201駐車場所

思ったほど天候がよくないので、短時間の里山歩きに出かける。山中、他の人と会うこともないだろう。以前、乱橋から立峠経由で登った唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)と南から登ったことがある虚空蔵山。今回はその両者をつないで歩く。旧四賀村の会田宿中心地から北へ、花川原峠越えの細い舗装林道を進む。岩井堂観音入口を過ぎ、左に「立峠登り口」の標柱があるところに駐車。

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(左)立峠登り口。(右)立峠。

道脇には馬頭観音が佇んでいる。最初は急坂の直登。周囲は赤松と雑木が混在。右へ長い斜上トラバースがあって立峠に到着。小広場に案内板がある。右折して緩やかな稜線上を進む。送電鉄塔を過ぎると、岩の露出が多くなる。最後は左から尾根が合流して、唐鳥屋城跡(唐鳥屋山)に到着。周囲の展望は概ね木枝越し。北側は樹木が少ないので、晴れていれば乱橋集落の向こうに山並が望めるだろう。

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(左)唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)。(右)花見川峠へ落葉の中を下る。

東側への踏み跡を追って花川原峠へと下る。急坂の先、そのまま尾根を下りそうになるところ、赤テープを見て右へトラバース後、ひとつ右の尾根を下る。雑木から赤松に変わり花川原峠に降り立つ。ここからの登り返しに道標やマークはないが、やや左から適当に正面の尾根に取りつく。尾根にのったら左折。しばらく尾根上をたどるが、その先は踏み跡かすかな急登。雑木の急坂につけられた躊躇いがちな赤マークが、直登を指示している。

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(左)虚空蔵山へ北側からの急登。(右)虚空蔵山から聖山方向。

足元は落葉と濡れた土が滑る。しかし大した距離ではなく、虚空蔵山上の東西に延びる稜線に登り着く。南側は赤松、北側は雑木の細い稜線。雑木は霧氷をまとう。いったん東の1139峰に行ってから、折り返して虚空蔵山の山頂へ。南側は樹間から霧氷の戸谷峰方面。北側は切り開かれて、北アルプスの大展望が広がるはずだが、今日は曇が多く稜線部は隠れている。右手には聖山や四阿屋山など筑摩山地のおなじみの山々。

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(左)虚空蔵山西側の岩峰からの展望。

下山は西へ。岩谷神社への道を左に分け、その先の岩峰では360度に近い展望が広がる。赤松や雑木の尾根を折り返しながら下り、最後は尾根から右にはずれて、林道花川原線に出る。林道を少し登りかえせば、駐車場所に到着。何ということのない里山だけれど、落葉の雑木の佇まいが心を和ませる。なお、「入山禁止」の張り紙が随所にあるから、松茸の季節に歩くことは差し控えたい。
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2020年03月21日

四阿屋山~大沢山(筑北村)

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大沢山の山頂。わずかに北アルプスを望む。

栃平沢登山口823-914四阿屋山925-955[1322南側ピーク]-1040[1429ピーク]1048-1106大沢山1132-1154[1347ピーク]-1226林道に出る1230-1313栃平沢登山口

久しぶりの里山歩き。筑北の四阿屋山は案内板も整備され、気軽に登れる里山。過去に北と西から登っている。一方、大沢山は周辺の最高峰ながら知名度はいまひとつで、空峠から登るのが一般的。今日は両者をつないで歩く。坂北駅前から東に車を走らせる。四阿屋山林道(舗装)に入り、中村登山口・刈谷沢登山口を過ぎて栃平沢登山口へ。5台ほどの駐車スペースがある。

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(左)栃平沢登山口。(右)右・雑木、左・赤松の尾根を直登。

登山口の案内板から階段を登り、数回折り返して尾根上に出る。この赤松の尾根を直登していく。道はよく踏まれている。途中から、右手は雑木林となり、木の間に後でたどる尾根が見える。最後は尾根を外れ左の山腹を巻き気味に登って、四阿屋山の山頂に到着。左手に北向きの神社の建物があり、この季節ならブナの木越しに北信五岳が見える。反対側にはわずかに北アルプスを望む。

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(左)四阿屋山の山頂。左にわずかに北アルプス。(右)四阿屋山から北に北信五岳。

細長い山頂広場を南東に進み、大沢山への尾根へ。この先、道標やテープマークはないし踏み跡も不鮮明。尾根をたどればいいので別に難しくはないが、尾根の分岐では方向を確認する必要がある。緩やかな下り基調の尾根筋を進み、小ピークをいくつか越えて行く。振り返ると樹間に四阿屋山。左は雑木から唐松へ、右は雑木に赤松が混在する。

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(左)1379北面の急登へ。(右)1429ピーク。「大沢山へあと30分」の案内板がある。

緩やかな道も1322(南側)を過ぎた鞍部まで。1379北面は雪も残る急登で少し苦労する。次の鞍部から登り返す屋根は左に曲がり、雑木の中、1429に突き上げる。「大沢山 あと30分」の案内板があり、北側樹林の上に冠着山。その先に北信五岳が霞む。目の前の大沢山に向け、急な下りから岩がちな痩せ尾根状の急登へ。2度目の訪問となる大沢山は樹林の中で展望はないが、樹間から北アルプスがかすかに望める。

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(左)大沢山の山頂。(右)大沢山西尾根を下る。

車の回収も考えて、大沢山からは明瞭な道のない西尾根を下ることにする。明るい日が差し込む雑木や唐松の尾根をたどるのは楽しい。途中、いくつか小ピークを越える。標高1250mを切ると、赤松の尾根となる。赤松の中の小ピークで後立山方面を望む場所が一箇所。最後は林道際が崖のようになっているので、右側の雑木林を適当に下って舗装林道に降り立つ。

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(左)大沢山西尾根途中から後立山連峰を望む。

あとは林道を北に歩いて駐車場所に戻った。尾根筋がはっきりしていて、思ったよりも難しくなかった。展望が開ける場所がほとんどないのは残念だが想定内。春の日差しの中、久方ぶりに明るい雑木林の尾根を歩くのは気持ちよかった。なお、「入山禁止」の張り紙がところどころあるから、松茸の季節の登山は控えたい。下山後は、西条温泉「とくら」で温泉に入ってから帰途についた。
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2020年02月28日

聖山 [三和峠から往復] (麻績村/長野市)

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聖山から後立山連峰を望む

三和峠1244-1258「1308峰」-1318聖峠-1348聖山1418-1441聖峠-1503「1308峰」-1514三和峠

昼から聖山に出かける。コロナウィルスの関係で、仕事も様子見にならざるを得ず、時間を持て余し気味。国道403号線から聖湖で西側に折れて三和峠へ。峠の道脇のスペースに車をとめる。雪があるときに、ここから聖山へ登るのはずっと以前から温めていたプラン。スノーシューがいいのではないかと思っていたが、今日は積雪を見て軽アイゼンだけ持って歩き始める。

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(左)三和峠登山口。(右)1308峰への急登。

昨夜の降雪か、足首くらいまでの積雪がある。吹き溜まりではもう少し深いところも。里山のスノーハイクとしては適当な積雪。この数日、誰も歩いた形跡はない。最初の1308ピークまでは急登が続くので、すぐに軽アイゼンを装着した。アイゼン無しでも何も問題ないと思う。周囲は霧氷の着いた樹林帯。旧聖高原第2スキー場の最上部に当たる1308ピークを過ぎるとなだらかな道になる。

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(左)聖峠。(右)聖山へ、最後は緩い尾根道。

送電線の下あたりで踏み跡があらわれて消えたが、送電巡視のものだろうか。左手送電線越しに蓼科・八ヶ岳方面が望めた。その先も緩やかな道で聖峠へ。案内板があり、林道が達している。その先は勾配が増していく。右側をトラバースした先で傾斜が緩むと四阿のあるピークへの分岐。前方の四阿には今日は寄らず、右側を巻いていく。

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(左)聖山の山頂。(右)蓼科山・八ヶ岳方面の展望。

やや痩せた尾根を緩やかに登れば、聖山の山頂に到着。目の前、正面に連なる後立山連峰の姿が感動的。真ん中に鹿島槍、左に爺ヶ岳、右に五竜岳。さらに右は白馬岳、左は裏銀座方面の山並みへと連なっている。左の槍ヶ岳あたりは雲の中。蓼科山・八ヶ岳が遠く見え、さらに左には浅間山、四阿山。アンテナがやや展望の邪魔をする。その左下に善光寺平が広がるが、北信五岳は雲の中。

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(左)善光寺平を見おろす。

夏ならば車で山頂直下まで来ることができる。冬も、聖山パノラマスキー場が営業していたころは、リフトで直下まで上がることができた。しかし、いま冬場は雪の道を歩くしかない。山頂部にいくつもアンテナが並んでいるのが無粋といえば無粋。下山は往路を戻った。
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2019年04月27日

二見台(筑北村/安曇野市/松本市)

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880m圏のピーク付近。気持ちよい尾根歩き。

境尾集落下駐車余地932-1001主尾根にのる-1040二見台1046-1118[1070m三角点]1125-1148二見台1219-1237林道終点-1309駐車場所

上高地・開山祭の賑わいを伝えるニュースが、車のラジオから流れている。それにくらべて今日登るのは、登山記録も希少な道のない山。立峠の北西方向に位置し、地形図上には二見台の文字が記載されている。ヤブっぽい山だろうと覚悟していたが、新緑の尾根上を意外と気持ちよく歩くことができた。なお、松茸の季節は避けたい山域である。

国道403号を筑北村方面から南下、新矢越トンネルを過ぎて明科へと下る途中、松庄入口のバス停で左折。すれ違い困難の細道を進む。右手に廃自動車が数台置かれ、左に2軒ほど廃墟らしき住宅があらわれればそこが登山口。地形図上の境尾集落の下部にあたり、路側余地に駐車する。周囲には竹林が多い。

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(左)前方の2軒の間から右へ歩きはじめる。(右)門を抜けて進む。

2軒の住居の間から、簡易舗装の車道を登りはじめる。途中、ダートに変わり、10分もかからずに楼門のような建物があらわれる。臆せずそれをくぐり、資材置場のような広場から先に続く林道を歩く。林道を終点まで歩くか迷ったが、左手の赤松林の中に石碑と薄い踏み跡を見て、林道から左折して赤松の尾根を登る。

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(左)左の尾根に取付く。左奥の赤松の根元に石碑。(右)主尾根上には明瞭な踏み跡。

山仕事の踏み跡が錯綜するが、支尾根のかたちは明瞭。急坂に足を滑らせながら、正面に見える主尾根に登り着く。尾根上には比較的明瞭な踏み跡がある。赤松林も混在するが、ヤブもなく新緑の雑木が覆う。季節のせいか、緩やかな起伏で小ピークをいくつか越えて行く尾根道は気持ちがいい。

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(左)二見台の大岩を見上げる。(右)二見台から南西側展望。北アルプスは雲の中。

880m圏の小ピークを越え、その先、ジグザグの登り道で1000m圏の小ピーク手前に登り着くと、左手の894方面からの明瞭道に合流。右折し、濃い赤松林の中を進む。大岩の下から左を巻き、反対側から岩の上の小広場に出る。標識もないが、ここが二見台だろう。赤松に囲まれているが、南西側の展望が開けている。手前に長峰山から光城山、その向こうの北アルプスは、今日は雲の中。

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(左)1070三角点へは道のない急登。(右)樹林の中の1070三角点。

さらに、この先の1070三角点まで足をのばしてみる。930m圏のピークで左折。その先で明瞭道は右へ巻いていくが、正面の尾根に取付いて登る。途中、やや傾斜が緩み痩せ尾根状となるが、その先は滑りやすい土の斜面の急登。右手前方に岩峰を見ながら稜線に登り着くと、以前、立峠からのルートで訪れたことがある1070三角点に到着。樹林の中で展望はない。二見台の岩上の小広場まで戻り、安曇野方面を展望しながら休憩。

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(左)山腹をトラバース気味に下ると土蔵があらわれ、林道終点に出る。

下山は、880m圏ピークの手前から左に下る踏み跡をたどってみた。明瞭な尾根を下った後、右折してトラバースするうちに道形は薄くなる。そのまま進むと、崩れかけた土蔵が建つ林道終点にとび出した。あとは林道をたどって駐車場所に戻った。林道といっても奥の方は荒れていて、登山道程度の道。道脇に壊れた電柱が見られ、こんな林道の奥にも昔は人の暮らしがあったのかと驚かされた。他の登山者には出会わなかった。
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2019年04月14日

大洞山[風越峠から](筑北村/松本市)

駐車場所(風越トンネル南側)757-805[100号鉄塔]-858[1195ピーク]-931[1280ピーク]-952大洞山-955反射板1017-1022大洞山-1042[1280巻道]-1105[1195ピーク]-1145[100号鉄塔]-1151駐車場所

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(左)筑北村側から見た大洞山山系。

2週間前に槙寄から登った大洞山に、今度は風越峠から登る。特に何か魅力を感じたということはないけれど、地図読みの練習も兼ねて、風越峠から東へ続く稜線をたどってみようと思う。国道403号から分岐し、乱橋の集落をかすめて旧四賀村に向かう県道303号。峠に上り詰め、風越トンネルを抜けた左側(東側)の駐車スペースに車をとめる。

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(左)右手の送電巡視路へ。(右)100号鉄塔から戸谷峰・美ヶ原方面を望む。

道の向かい側から旧道を歩きはじめる。封鎖された旧トンネルの手前右手にカーブミラーがあり、その脇から送電線巡視路がはじまる。鉄塔番号を示す表示では、100号鉄塔を目指す。巡視路特有の階段をひと登りすれば、北側が伐採された鉄塔の下に出る。実はここが本日唯一の展望地。北に聖山とその左に後立山連峰が霞み、振り返ると戸谷峰から美ヶ原と滝山連峰。

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(左)ヒノキ林の尾根を登る。(右)1195ピークに向けての登り。

北東に赤松の尾根を進めば、1032標高点に向けてのヤブがちな登り。往路は尾根を登ったが、復路にとった南側の巻道の方が比較的踏み跡ははっきりしている。右手の木の間から虚空蔵山が見える。1032の東側から左側がヒノキ林となり、歩きやすい尾根の登り。ヤブっぽいピークを過ぎた小鞍部は雑木林が気持ちよいところ。1195に向けての登りは、左・雑木、右・赤松で踏み跡も交錯する。

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(左)1280ピークと大洞山を樹間に確認する。(右)1280手前は明るい雑木林。

左手の雑木越しに後立山を微かに確認しながら登れば、北に顕著な尾根が派生するピークを経て1195ピーク。さらにヤブっぽい尾根の登りは続き、右手に祠を見た後、1260圏の小ピークに至る。尾根が右へ左へと曲がった先では、木の間にこの先の1280ピークと大洞山、さらに反射板も見えて、少し元気が出てくる。雑木林の明るい鞍部から登り返して1280ピーク。ヤブっぽいピークから、北に明瞭な尾根が分岐している。

右折して進めば左側は唐松林。小ピークで左折した先の雑木の鞍部から、二重山稜風になり、尾根の踏み跡を急登すれば大洞山に再訪を果たす。前回、雪はほとんどなかったはずだが、今回は薄雪に覆われている。反射板まで足をのばすが、樹間に微かに虚空蔵山や北アルプスが霞む程度。下山は往路を戻ったが、1280と1032は南側を巻いた。

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(左)反射板から樹間に微かに北アルプス。(右)樹林に囲まれた大洞山の山頂。

このルートは道といえるものはなく、山仕事の踏み跡なども入り乱れている。前回の槙寄ルートよりもヤブっぽくて歩きにくい。忠実に尾根をたどり尾根の分岐で間違えないようにしたい。残念ながら各ピークは樹林の中で、展望は得られない。日影には雪が残っている箇所も多かった。なお、赤松の多い山域なので、松茸シーズンの登山は控えたい。
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2019年03月30日

大洞山[槙寄ルート](松本市/筑北村)

登山口928―1014林道離れる―1022尾根にのる―1035[1264ピーク]―1052反射板―1057大洞山1104―1108反射板1134―1147[1264ピーク]―1157尾根から右へ―1202林道に出る1208―1242登山口

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(左)左下の防獣柵から入り、鳥居の前から右手の道を進む。前方に山頂が見える。

以前、立峠から唐鳥屋城跡に登ったとき、東にボリュームある山塊がみえた。その最高峰が大洞山であるとわかり、ずっと気持ちの片隅にあった。ネットなどの登山記録を見ると、あまり明瞭な道のない里山のようであったが、一番簡単そうな南西側の槙寄集落からのルートで登ることにした。なお、松茸の季節には登山を控えたい山域である。

槙寄集落の奥まで車を進めると防獣柵があり、ゲートは手で開けられる。その先はやや荒れた道なので、ゲート手前の余地に駐車。歩き始めるとすぐ左に鳥居を見て、道は左に曲がる。左下に沢を見てヒノキ林の中、簡易舗装の道を進む。倒木や枝木も散乱し勾配もあるので、車の乗り入れは難しい。途中からダートになり、赤松が多くなる。

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(左)林道終点手前から右手の山腹に取付く。(右)尾根に出ると赤松の大木がある。

6回曲がると林道終点。その20mほど手前の右手に踏み跡を見つけて山腹に取付く。踏み跡は交錯するが、前方に見える尾根に登りつめればいい。右へ巻き気味に進み、尾根上にたどり着くと枝別れした松の大木がある。あとは左折して、赤松の尾根に踏み跡を追えばいい。少しの登りで1264ピークに到着。立派な祠が佇んでいる。

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(左)1264ピークの祠。(右)岩がちな痩せ尾根を進む。

その先は雑木が多くなり、樹間に前方の大洞山が見える。鞍部から大岩を左右に巻きながら登る。途切れたトラロープがついている。さらに岩がちな痩せ尾根の登りが続いて、反射板のピークに到着。雑木が育ち見晴らしはいまひとつ。この季節なら樹間から北アルプスが見えそうだが、曇り空なので虚空蔵山付近の山並が見えるくらい。東は木枝の間から子檀嶺岳や十観山、そして滝山連峰。

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(左)反射板のピーク。(右)樹林に囲まれた大洞山山頂。

反射板のフェンスを回りこみ、ゆるやかに進めばすぐ大洞山の山頂。三角点と手製の山名標。樹林に囲まれているが、木の間から四阿屋山や大沢山が認められた。手狭だが森閑として落ち着いた山頂。反射板まで戻り休憩の後、往路を戻った。展望不良の里山だけれど、山頂付近の佇まいは思っていたほど悪くないと感じた。途中、誰にも会うことはなかった。
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