2020年04月11日

修那羅峠から大沢山(筑北村/青木村)

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わずかな樹間から戸隠方面の展望(1241峰手前)

駐車場所(修那羅峠北側・修那羅石仏入口)758-814安宮神社820-847「1106峰」-945「1241峰」-1042「1375峰」1052-1121「1429峰」-1138大沢山1212-1249林道-1317国道(原バス停)-1413駐車場所

宮坂七郎著「新版 信州の山(中部上巻)」に掲載されていて、気になっていたルート。ほとんど歩かれることもないルートかと思われる。「難度は高い」と書かれていた通り、各ピークの直下はいずれも厳しい急登。踏み跡すらない斜面を攀じ登るところも。往復するつもりだったけれど往路を戻る気にならず、復路は大沢山から南東に下り車道経由で登山口に戻った。

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(左)修那羅石仏入口から歩きはじめる。(右)表参道の途中から左の踏み跡に入る。

修那羅峠の筑北村側、「修那羅石仏」の案内板の脇に広い駐車スペースがある。ここに車をとめ、鳥居をくぐって安宮神社の南参道を歩き始める。舗装された広い道もやがてか細くなり、山腹の左側を巻いて安宮神社へ。神社の裏手には有名な修那羅石仏群があるが、今日はわずかを見ただけで先へと進む。その先、表参道の駐車場手前から左の踏み跡に入る。当然ながら道標などはない。

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(左)雑木林の登り。(右)緑色のネットに沿って岩の多い尾根を歩く。

山腹の右を巻いて進めば、1104三角点の北側を過ぎ西側鞍部に出る。周囲は雑木林。西に向かって明瞭な尾根を進む。急登で1106峰を越え、次の小ピークあたりはややヤブがかっている。尾根は北西に方向を変えて、きれいな雑木林の中を急登する。踏み跡は不明瞭。常緑樹が目立つようになって小ピークにたどり着くと、目の前に緑色のネットが続いている。少々興ざめだが、左折してしばらくこのネットに沿って歩けば迷う心配はない。

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(左)1241峰。(右)1375峰が間近に迫り超急登がはじまる。

小ピークを2つほど越えて行く前後は尾根に岩が多くなり、痩せた塔渡り状の箇所も。右手のわずかな樹間から戸隠方面の展望が得られる。金網は右に去って行き、雑木の尾根を登って樹林に囲まれた1241峰へ。小ピークをひとつ越えた鞍部からは1375峰への登り返し。ここが今日、一番厳しいところ。赤テープは雑木の斜面の直登を示しているが、踏み跡不明で足元も滑る超急登。やがて足元は石がゴロゴロするようになる。

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(左)1429峰への登り。(右)1429峰から四阿山・根子岳を展望。

たまらず右へ、北尾根に至るあたりまで巻いてみるが、それでも急登はかわらない。疲れ切って1375峰にたどり着く。逆行の場合は1375峰から下り口の判断が難しいと思う。その先は明瞭な尾根上の小ピークを2つほど越え、最後はまたも急登で1429峰へ。木枝の向こうに四阿山や戸隠方面の山並みが見える。「大沢山へ30分」の道標に従い左折して、急下降から登り返せば大沢山の山頂に到着。

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(左)大沢山の山頂。

樹林に囲まれているが、木枝の間からわずかに北アルプスが望める。往復登山の予定だったが、意外に厳しかったので往路を引き返す気にならない。南側山麓の車道を通って修那羅峠に戻ることに。空峠に向かって下り、最初の尾根の分岐で左の尾根に入る。その先の分岐では右の尾根を選び、踏み跡もはっきりしないが、岩場や足を滑らすような急坂を下って荒れた林道へ。そのまま進んで国道143号(原バス停)に出た。

あとは国道を歩き、麻績口バス停で左折して県道12号を修那羅峠まで登り返して駐車場所に戻った。展望が開ける場所もあまりなく、道形もはっきりしない尾根上に、足を滑らせながら急な登り下りに終始した感はある。道がなくてもルートファインディングができる方にしかお勧めできない。しかし、ところどころの明るい雑木林の雰囲気は気持ちを和ませるものがあった。
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2020年04月05日

立峠・唐鳥屋山から虚空蔵山(筑北村/松本市)

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虚空蔵山から北アルプス方面の展望

駐車場所(林道花川原線・立峠登り口)925-945立峠-1002唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)1009-1122花川原峠1127-1151稜線-1055「1139峰」-1103虚空蔵山(虚空蔵山城跡)1131-1201駐車場所

思ったほど天候がよくないので、短時間の里山歩きに出かける。山中、他の人と会うこともないだろう。以前、乱橋から立峠経由で登った唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)と南から登ったことがある虚空蔵山。今回はその両者をつないで歩く。旧四賀村の会田宿中心地から北へ、花川原峠越えの細い舗装林道を進む。岩井堂観音入口を過ぎ、左に「立峠登り口」の標柱があるところに駐車。

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(左)立峠登り口。(右)立峠。

道脇には馬頭観音が佇んでいる。最初は急坂の直登。周囲は赤松と雑木が混在。右へ長い斜上トラバースがあって立峠に到着。小広場に案内板がある。右折して緩やかな稜線上を進む。送電鉄塔を過ぎると、岩の露出が多くなる。最後は左から尾根が合流して、唐鳥屋城跡(唐鳥屋山)に到着。周囲の展望は概ね木枝越し。北側は樹木が少ないので、晴れていれば乱橋集落の向こうに山並が望めるだろう。

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(左)唐鳥屋山(唐鳥屋城跡)。(右)花見川峠へ落葉の中を下る。

東側への踏み跡を追って花川原峠へと下る。急坂の先、そのまま尾根を下りそうになるところ、赤テープを見て右へトラバース後、ひとつ右の尾根を下る。雑木から赤松に変わり花川原峠に降り立つ。ここからの登り返しに道標やマークはないが、やや左から適当に正面の尾根に取りつく。尾根にのったら左折。しばらく尾根上をたどるが、その先は踏み跡かすかな急登。雑木の急坂につけられた躊躇いがちな赤マークが、直登を指示している。

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(左)虚空蔵山へ北側からの急登。(右)虚空蔵山から聖山方向。

足元は落葉と濡れた土が滑る。しかし大した距離ではなく、虚空蔵山上の東西に延びる稜線に登り着く。南側は赤松、北側は雑木の細い稜線。雑木は霧氷をまとう。いったん東の1139峰に行ってから、折り返して虚空蔵山の山頂へ。南側は樹間から霧氷の戸谷峰方面。北側は切り開かれて、北アルプスの大展望が広がるはずだが、今日は曇が多く稜線部は隠れている。右手には聖山や四阿屋山など筑摩山地のおなじみの山々。

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(左)虚空蔵山西側の岩峰からの展望。

下山は西へ。岩谷神社への道を左に分け、その先の岩峰では360度に近い展望が広がる。赤松や雑木の尾根を折り返しながら下り、最後は尾根から右にはずれて、林道花川原線に出る。林道を少し登りかえせば、駐車場所に到着。何ということのない里山だけれど、落葉の雑木の佇まいが心を和ませる。なお、「入山禁止」の張り紙が随所にあるから、松茸の季節に歩くことは差し控えたい。
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2020年03月21日

四阿屋山~大沢山(筑北村)

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大沢山の山頂。わずかに北アルプスを望む。

栃平沢登山口823-914四阿屋山925-955[1322南側ピーク]-1040[1429ピーク]1048-1106大沢山1132-1154[1347ピーク]-1226林道に出る1230-1313栃平沢登山口

久しぶりの里山歩き。筑北の四阿屋山は案内板も整備され、気軽に登れる里山。過去に北と西から登っている。一方、大沢山は周辺の最高峰ながら知名度はいまひとつで、空峠から登るのが一般的。今日は両者をつないで歩く。坂北駅前から東に車を走らせる。四阿屋山林道(舗装)に入り、中村登山口・刈谷沢登山口を過ぎて栃平沢登山口へ。5台ほどの駐車スペースがある。

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(左)栃平沢登山口。(右)右・雑木、左・赤松の尾根を直登。

登山口の案内板から階段を登り、数回折り返して尾根上に出る。この赤松の尾根を直登していく。道はよく踏まれている。途中から、右手は雑木林となり、木の間に後でたどる尾根が見える。最後は尾根を外れ左の山腹を巻き気味に登って、四阿屋山の山頂に到着。左手に北向きの神社の建物があり、この季節ならブナの木越しに北信五岳が見える。反対側にはわずかに北アルプスを望む。

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(左)四阿屋山の山頂。左にわずかに北アルプス。(右)四阿屋山から北に北信五岳。

細長い山頂広場を南東に進み、大沢山への尾根へ。この先、道標やテープマークはないし踏み跡も不鮮明。尾根をたどればいいので別に難しくはないが、尾根の分岐では方向を確認する必要がある。緩やかな下り基調の尾根筋を進み、小ピークをいくつか越えて行く。振り返ると樹間に四阿屋山。左は雑木から唐松へ、右は雑木に赤松が混在する。

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(左)1379北面の急登へ。(右)1429ピーク。「大沢山へあと30分」の案内板がある。

緩やかな道も1322(南側)を過ぎた鞍部まで。1379北面は雪も残る急登で少し苦労する。次の鞍部から登り返す屋根は左に曲がり、雑木の中、1429に突き上げる。「大沢山 あと30分」の案内板があり、北側樹林の上に冠着山。その先に北信五岳が霞む。目の前の大沢山に向け、急な下りから岩がちな痩せ尾根状の急登へ。2度目の訪問となる大沢山は樹林の中で展望はないが、樹間から北アルプスがかすかに望める。

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(左)大沢山の山頂。(右)大沢山西尾根を下る。

車の回収も考えて、大沢山からは西尾根を下ることにする。明るい日が差し込む雑木や唐松の尾根をたどるのは楽しい。途中、いくつか小ピークを越える。標高1250mを切ると、赤松の尾根となる。赤松の中の小ピークで後立山方面を望む場所が一箇所。最後は林道際が崖のようになっているので、右側の雑木林を適当に下って舗装林道に降り立つ。

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(左)大沢山西尾根途中から後立山連峰を望む。

あとは林道を北に歩いて駐車場所に戻った。尾根筋がはっきりしていて、思ったよりも難しくなかった。展望が開ける場所がほとんどないのは残念だが想定内。春の日差しの中、久方ぶりに明るい雑木林の尾根を歩くのは気持ちよかった。なお、「入山禁止」の張り紙がところどころあるから、松茸の季節の登山は控えたい。下山後は、西条温泉「とくら」で温泉に入ってから帰途についた。
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2020年02月28日

聖山 [三和峠から往復] (麻績村/長野市)

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聖山から後立山連峰を望む

三和峠1244-1258「1308峰」-1318聖峠-1348聖山1418-1441聖峠-1503「1308峰」-1514三和峠

昼から聖山に出かける。コロナウィルスの関係で、仕事も様子見にならざるを得ず、時間を持て余し気味。国道403号線から聖湖で西側に折れて三和峠へ。峠の道脇のスペースに車をとめる。雪があるときに、ここから聖山へ登るのはずっと以前から温めていたプラン。スノーシューがいいのではないかと思っていたが、今日は積雪を見て軽アイゼンだけ持って歩き始める。

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(左)三和峠登山口。(右)1308峰への急登。

昨夜の降雪か、足首くらいまでの積雪がある。吹き溜まりではもう少し深いところも。里山のスノーハイクとしては適当な積雪。この数日、誰も歩いた形跡はない。最初の1308ピークまでは急登が続くので、すぐに軽アイゼンを装着した。アイゼン無しでも何も問題ないと思う。周囲は霧氷の着いた樹林帯。旧聖高原第2スキー場の最上部に当たる1308ピークを過ぎるとなだらかな道になる。

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(左)聖峠。(右)聖山へ、最後は緩い尾根道。

送電線の下あたりで踏み跡があらわれて消えたが、送電巡視のものだろうか。左手送電線越しに蓼科・八ヶ岳方面が望めた。その先も緩やかな道で聖峠へ。案内板があり、林道が達している。その先は勾配が増していく。右側をトラバースした先で傾斜が緩むと四阿のあるピークへの分岐。前方の四阿には今日は寄らず、右側を巻いていく。

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(左)聖山の山頂。(右)蓼科山・八ヶ岳方面の展望。

やや痩せた尾根を緩やかに登れば、聖山の山頂に到着。目の前、正面に連なる後立山連峰の姿が感動的。真ん中に鹿島槍、左に爺ヶ岳、右に五竜岳。さらに右は白馬岳、左は裏銀座方面の山並みへと連なっている。左の槍ヶ岳あたりは雲の中。蓼科山・八ヶ岳が遠く見え、さらに左には浅間山、四阿山。アンテナがやや展望の邪魔をする。その左下に善光寺平が広がるが、北信五岳は雲の中。

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(左)善光寺平を見おろす。

夏ならば車で山頂直下まで来ることができる。冬も、聖山パノラマスキー場が営業していたころは、リフトで直下まで上がることができた。しかし、いま冬場は雪の道を歩くしかない。山頂部にいくつもアンテナが並んでいるのが無粋といえば無粋。下山は往路を戻った。
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2019年04月27日

二見台(筑北村/安曇野市/松本市)

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880m圏のピーク付近。気持ちよい尾根歩き。

境尾集落下駐車余地932-1001主尾根にのる-1040二見台1046-1118[1070m三角点]1125-1148二見台1219-1237林道終点-1309駐車場所

上高地・開山祭の賑わいを伝えるニュースが、車のラジオから流れている。それにくらべて今日登るのは、登山記録も希少な道のない山。立峠の北西方向に位置し、地形図上には二見台の文字が記載されている。ヤブっぽい山だろうと覚悟していたが、新緑の尾根上を意外と気持ちよく歩くことができた。なお、松茸の季節は避けたい山域である。

国道403号を筑北村方面から南下、新矢越トンネルを過ぎて明科へと下る途中、松庄入口のバス停で左折。すれ違い困難の細道を進む。右手に廃自動車が数台置かれ、左に2軒ほど廃墟らしき住宅があらわれればそこが登山口。地形図上の境尾集落の下部にあたり、路側余地に駐車する。周囲には竹林が多い。

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(左)前方の2軒の間から右へ歩きはじめる。(右)門を抜けて進む。

2軒の住居の間から、簡易舗装の車道を登りはじめる。途中、ダートに変わり、10分もかからずに楼門のような建物があらわれる。臆せずそれをくぐり、資材置場のような広場から先に続く林道を歩く。林道を終点まで歩くか迷ったが、左手の赤松林の中に石碑と薄い踏み跡を見て、林道から左折して赤松の尾根を登る。

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(左)左の尾根に取付く。左奥の赤松の根元に石碑。(右)主尾根上には明瞭な踏み跡。

山仕事の踏み跡が錯綜するが、支尾根のかたちは明瞭。急坂に足を滑らせながら、正面に見える主尾根に登り着く。尾根上には比較的明瞭な踏み跡がある。赤松林も混在するが、ヤブもなく新緑の雑木が覆う。季節のせいか、緩やかな起伏で小ピークをいくつか越えて行く尾根道は気持ちがいい。

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(左)二見台の大岩を見上げる。(右)二見台から南西側展望。北アルプスは雲の中。

880m圏の小ピークを越え、その先、ジグザグの登り道で1000m圏の小ピーク手前に登り着くと、左手の894方面からの明瞭道に合流。右折し、濃い赤松林の中を進む。大岩の下から左を巻き、反対側から岩の上の小広場に出る。標識もないが、ここが二見台だろう。赤松に囲まれているが、南西側の展望が開けている。手前に長峰山から光城山、その向こうの北アルプスは、今日は雲の中。

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(左)1070三角点へは道のない急登。(右)樹林の中の1070三角点。

さらに、この先の1070三角点まで足をのばしてみる。930m圏のピークで左折。その先で明瞭道は右へ巻いていくが、正面の尾根に取付いて登る。途中、やや傾斜が緩み痩せ尾根状となるが、その先は滑りやすい土の斜面の急登。右手前方に岩峰を見ながら稜線に登り着くと、以前、立峠からのルートで訪れたことがある1070三角点に到着。樹林の中で展望はない。二見台の岩上の小広場まで戻り、安曇野方面を展望しながら休憩。

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(左)山腹をトラバース気味に下ると土蔵があらわれ、林道終点に出る。

下山は、880m圏ピークの手前から左に下る踏み跡をたどってみた。明瞭な尾根を下った後、右折してトラバースするうちに道形は薄くなる。そのまま進むと、崩れかけた土蔵が建つ林道終点にとび出した。あとは林道をたどって駐車場所に戻った。林道といっても奥の方は荒れていて、登山道程度の道。道脇に壊れた電柱が見られ、こんな林道の奥にも昔は人の暮らしがあったのかと驚かされた。他の登山者には出会わなかった。
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2019年04月14日

大洞山[風越峠から](筑北村/松本市)

駐車場所(風越トンネル南側)757-805[100号鉄塔]-858[1195ピーク]-931[1280ピーク]-952大洞山-955反射板1017-1022大洞山-1042[1280巻道]-1105[1195ピーク]-1145[100号鉄塔]-1151駐車場所

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(左)筑北村側から見た大洞山山系。

2週間前に槙寄から登った大洞山に、今度は風越峠から登る。特に何か魅力を感じたということはないけれど、地図読みの練習も兼ねて、風越峠から東へ続く稜線をたどってみようと思う。国道403号から分岐し、乱橋の集落をかすめて旧四賀村に向かう県道303号。峠に上り詰め、風越トンネルを抜けた左側(東側)の駐車スペースに車をとめる。

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(左)右手の送電巡視路へ。(右)100号鉄塔から戸谷峰・美ヶ原方面を望む。

道の向かい側から旧道を歩きはじめる。封鎖された旧トンネルの手前右手にカーブミラーがあり、その脇から送電線巡視路がはじまる。鉄塔番号を示す表示では、100号鉄塔を目指す。巡視路特有の階段をひと登りすれば、北側が伐採された鉄塔の下に出る。実はここが本日唯一の展望地。北に聖山とその左に後立山連峰が霞み、振り返ると戸谷峰から美ヶ原と滝山連峰。

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(左)ヒノキ林の尾根を登る。(右)1195ピークに向けての登り。

北東に赤松の尾根を進めば、1032標高点に向けてのヤブがちな登り。往路は尾根を登ったが、復路にとった南側の巻道の方が比較的踏み跡ははっきりしている。右手の木の間から虚空蔵山が見える。1032の東側から左側がヒノキ林となり、歩きやすい尾根の登り。ヤブっぽいピークを過ぎた小鞍部は雑木林が気持ちよいところ。1195に向けての登りは、左・雑木、右・赤松で踏み跡も交錯する。

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(左)1280ピークと大洞山を樹間に確認する。(右)1280手前は明るい雑木林。

左手の雑木越しに後立山を微かに確認しながら登れば、北に顕著な尾根が派生するピークを経て1195ピーク。さらにヤブっぽい尾根の登りは続き、右手に祠を見た後、1260圏の小ピークに至る。尾根が右へ左へと曲がった先では、木の間にこの先の1280ピークと大洞山、さらに反射板も見えて、少し元気が出てくる。雑木林の明るい鞍部から登り返して1280ピーク。ヤブっぽいピークから、北に明瞭な尾根が分岐している。

右折して進めば左側は唐松林。小ピークで左折した先の雑木の鞍部から、二重山稜風になり、尾根の踏み跡を急登すれば大洞山に再訪を果たす。前回、雪はほとんどなかったはずだが、今回は薄雪に覆われている。反射板まで足をのばすが、樹間に微かに虚空蔵山や北アルプスが霞む程度。下山は往路を戻ったが、1280と1032は南側を巻いた。

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(左)反射板から樹間に微かに北アルプス。(右)樹林に囲まれた大洞山の山頂。

このルートは道といえるものはなく、山仕事の踏み跡なども入り乱れている。前回の槙寄ルートよりもヤブっぽくて歩きにくい。忠実に尾根をたどり尾根の分岐で間違えないようにしたい。残念ながら各ピークは樹林の中で、展望は得られない。日影には雪が残っている箇所も多かった。なお、赤松の多い山域なので、松茸シーズンの登山は控えたい。
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2019年03月30日

大洞山[槙寄ルート](松本市/筑北村)

登山口928―1014林道離れる―1022尾根にのる―1035[1264ピーク]―1052反射板―1057大洞山1104―1108反射板1134―1147[1264ピーク]―1157尾根から右へ―1202林道に出る1208―1242登山口

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(左)左下の防獣柵から入り、鳥居の前から右手の道を進む。前方に山頂が見える。

以前、立峠から唐鳥屋城跡に登ったとき、東にボリュームある山塊がみえた。その最高峰が大洞山であるとわかり、ずっと気持ちの片隅にあった。ネットなどの登山記録を見ると、あまり明瞭な道のない里山のようであったが、一番簡単そうな南西側の槙寄集落からのルートで登ることにした。なお、松茸の季節には登山を控えたい山域である。

槙寄集落の奥まで車を進めると防獣柵があり、ゲートは手で開けられる。その先はやや荒れた道なので、ゲート手前の余地に駐車。歩き始めるとすぐ左に鳥居を見て、道は左に曲がる。左下に沢を見てヒノキ林の中、簡易舗装の道を進む。倒木や枝木も散乱し勾配もあるので、車の乗り入れは難しい。途中からダートになり、赤松が多くなる。

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(左)林道終点手前から右手の山腹に取付く。(右)尾根に出ると赤松の大木がある。

6回曲がると林道終点。その20mほど手前の右手に踏み跡を見つけて山腹に取付く。踏み跡は交錯するが、前方に見える尾根に登りつめればいい。右へ巻き気味に進み、尾根上にたどり着くと枝別れした松の大木がある。あとは左折して、赤松の尾根に踏み跡を追えばいい。少しの登りで1264ピークに到着。立派な祠が佇んでいる。

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(左)1264ピークの祠。(右)岩がちな痩せ尾根を進む。

その先は雑木が多くなり、樹間に前方の大洞山が見える。鞍部から大岩を左右に巻きながら登る。途切れたトラロープがついている。さらに岩がちな痩せ尾根の登りが続いて、反射板のピークに到着。雑木が育ち見晴らしはいまひとつ。この季節なら樹間から北アルプスが見えそうだが、曇り空なので虚空蔵山付近の山並が見えるくらい。東は木枝の間から子檀嶺岳や十観山、そして滝山連峰。

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(左)反射板のピーク。(右)樹林に囲まれた大洞山山頂。

反射板のフェンスを回りこみ、ゆるやかに進めばすぐ大洞山の山頂。三角点と手製の山名標。樹林に囲まれているが、木の間から四阿屋山や大沢山が認められた。手狭だが森閑として落ち着いた山頂。反射板まで戻り休憩の後、往路を戻った。展望不良の里山だけれど、山頂付近の佇まいは思っていたほど悪くないと感じた。途中、誰にも会うことはなかった。
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2019年02月17日

麻績城山~のろし山(麻績村)

聖高原駅903-915登山口(善光寺街道麻績宿の案内板)-934露岩のピーク(740m圏)943-1015鞍部-1030麻績城山1043-1057鞍部-1123のろし山1201-1217鞍部-1238露岩のピーク-1252登山口-1302聖高原駅

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(左)露岩のピークから北アルプスの展望。(右)右に四阿屋山、左に冠着山。

陽射しが暖かくなったと感じるが、雪の少ないこのままで冬が終わってしまうのも寂しい。ともあれ、低山歩きにはよい季節が近づいたと思う。麻績村中心街の背後に位置する里山である麻績城山とのろし山を目指す。聖高原駅から北に歩き、善光寺街道麻績宿の案内板の先の空地に入る。左手の蔵の北側から、フェンスの間を進み眼前の坂を左へ右へと折返し登りはじめる。

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(左)前方の蔵の裏側から登りはじめる。(右)露岩のピークを見上げる。

ヒノキ・赤松の台地上に出ると、社が鎮座している。その脇を抜けて緩やかな赤松の尾根に薄雪を踏んで進む。目の前に露岩地があらわれる。道はその左を巻くが、北側に回り込んだところから露岩のピークに登ってみる。ピークにはあずまやが建てられ、南側の展望が開ける。眼下に麻績村中心街、その向こうに四阿屋山、左に冠着山。右手遠くに北アルプスが霞んでいる。

次の露岩地はやや右を越え、その先は松の並木道のような平らな尾根。前方に山頂部が見える。緩やかなアップダウンの先で、左から赤テープに導かれた、桜公園駐車場からの道が合流。勾配が増した先には桜公園のあずまや。その先、左へ右へと長い斜上トラバースで登れば、周囲は明るく気持ちよい雑木林。最後は直登気味に鞍部に登り着く。

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(左)松並木の平らな尾根。山頂部が見える。(右)鞍部へは雑木林の明るい道。

鞍部には麻績城跡の案内板がある。まずは左の麻績城山へ。急斜面に雪がつき登りにくい。軽アイゼンをつけて雪の斜面を登る。傾斜が緩めば山城の一角。4箇所の堀を越えて、「麻績城跡」の標柱がある広場に到着。テニスコードほどの広さがあるが、樹林に囲まれて展望はない。樹間から聖山が確認できた。急坂を慎重に下って鞍部へ戻る。今度はのろし山へ。

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(左)鞍部。前方の麻績城山へは急登。(右)「麻績城跡」標柱がある麻績城山。

急坂を登って920m圏の小ピークへ。そこで道は左に曲がり、左は唐松、右は雑木の中、積雪の道を緩やかに登る。傾斜は徐々に増し、のろし山の山頂に到着。木に手製の小さな山名標がつけられている。三角点は雪の下なのか、みつけられない。樹林に囲まれて、ここも展望はない。樹間から三峰山や冠着山が確認できる程度。

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(左)のろし山山頂。

下山は往路を戻った。のろし山への雪道にはトレースがあったから、こんな季節にも歩く人がいるのだろうか。山頂は樹林に囲まれていたけれど、途中の露岩からの展望や、明るい雑木林を楽しみながら歩くことができた。
posted by 急行野沢 at 22:03| Comment(0) | 登山(筑北・長野西山) | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

富蔵山~西条城址(筑北村)

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男岩の北側の岩峰から、富蔵山とその向こうに聖山を望む。

登山口(富蔵山観音堂参道入口)958-1018富蔵山(観音堂奥の院)1032-1108男岩北側の岩峰1113-1129男岩1144-1201西条城址入口-1216西条城址1219-1232釜坂遊歩道案内板-1245登山口

旧本城村の「西条温泉とくら」には以前に何回か立ち寄ったが、その西側の低山にハイキングコースがあることは知らなかった。松茸の季節は登山を控えたい赤松の山。少し前に整備されたようでやや古びた道標やベンチも各所にあるが、一部はヤブがちで、あまり歩かれていないように感じた。

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(左)道標のある登山口。(右)稜上に出ると地図が設置されている。

国道403号から西側の山中に車で進む。小仁熊ダム湖を過ぎ、長野道を渡ったところに数台分の駐車スペース。少し北に歩くと道標のある登山口。赤松の山腹を登りはじめる。尾根をひとつ越え、北側をトラバースして南北の稜上の道に出る。地図とベンチがある。赤松と常緑樹の道を北に進めば、休憩舎の先で砂礫と岩場となる。鎖も張られた岩の左下を進めば観音寺奥の院に到着。その先、裏側からジグザグに富蔵山に登る。

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(左)富蔵山の山頂を見上げる。(右)富蔵山から岩殿山方面の展望。微かに北アルプスを望む。眼下の赤屋根は奥の院。

富蔵山からは東・南・西の展望が開ける。西の山並の上には微かに常念岳あたりの北アルプスが見えた。稜上の道を南へと戻り、進む。ヤブっぽいところもある赤松林の登り。右手の木の間に露岩が見えたので、踏み跡を頼りに尾根を下ってみる。ここが男岩かと思ったが勘違い。しかしこの岩峰からも展望がよかった。北には先ほど登った富蔵山の向こうに聖山が佇んでいる。残念ながら遠景の山々は雲に霞んでいた。

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(左)巨大な男岩。前方は岩殿山方面。(右)西条城址へ階段状の登り。

稜上に戻りわずかに南下すると地図とベンチのある小ピーク。直進しテープマークを頼りに右に下れば、巨大な男岩の下に出る。ここも展望がよく西には岩殿山方面が望めた。先ほどの小ピークまで戻り、南へと下り、峠状の西条城址入口へ。反対側を登り返せば、擬木階段の急登から少しずつ傾斜が緩む。小ピークで左折し、笹があらわれると四阿と説明板のある西条城址に到着。樹林の中で展望はない。

峠状の入口まで戻り、東へ下れば長野道の脇に出る。あとは高速道路の脇道のような舗装道を北に進んで、駐車場所に戻った。道は所々ヤブっぽい雰囲気だったが、立ち寄った岩峰からは展望が開け、短時間で歩ける里山の割には意外と楽しむことができた。

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(左)四阿と説明板のある西条城址。
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2017年05月14日

砂鉢山[尾倉沢古道より](長野市)

一の川駐車場900-920沢の左岸(右)に渡る-947五つ岩-1008地蔵峠1013-1055砂鉢山1140-1154地蔵峠-1235一の沢駐車場

信州百名山に名前を連ねる荒倉山。登ったつもりだったが、記録を調べてみると以前、紅葉の岩屋から霧見岳まで歩いただけだった。最高峰の砂鉢山に登らなければならない。尾倉沢古道と呼ばれる道が整備されたようなので、それをたどって登った。思った以上に歩きやすく、随所に案内標識も設けられていた。

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(左)一の川駐車場。ガードレールのある橋を渡り、林道を進めばほどなく登山口へ。

鬼無里へ向かう国道406号を西組の交差点(追通バス停)で右折し、中尾口・田頭経由で尾倉沢古道の大きな案内看板がある交差点に出る。左の釜岩林道に入れば、途中分岐には道標があり一の川駐車場まで導かれる。車をとめ、林道をわずかに進めば右手に道標があり登山道へ。最初は杉林、屏風岩あたりから雑木と唐松の林となり、一杯水を過ぎ、沢を右(左岸)へと渡る。

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(左)沢を渡る。丸太橋は通行止のマークがあるが、その左側を渡る。(右)五つ岩。支沢を横切る地点にいくつかの大岩がある。

ここは丸太橋に通行止のマークがあるが、橋が危険ということらしく、すぐ左脇で沢を跨ぐ。しばらく右側を高巻くようなジグザグの登りが、丸木橋を挟んで続く。ヤマブキやタチツボスミレの花を見て、新緑の美しい唐松の林に入ると傾斜は緩み、切通のような堀切岩を過ぎる。沢筋は左下に深い。五つ岩で支沢を横切り、もうひとつ沢の源頭部を横切るとサラシナショウマの案内板。その花の季節にはまだ早い。

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(左)サラシナショウマの案内板付近。(右)唐松林の中の地蔵峠。

山腹を横切るように進んだ後、右手に登れば地蔵峠。砂鉢山へは右折して唐松の尾根を登る。意外なことにところどころ木の間に展望が得られる。尾根を直登した後、左手に西岳と白馬岳を望む展望地は峠と山頂のほぼ中間点。その先、尾根はやせ気味になるがあとわずかな登りで砂鉢山山頂に到着する。小広い山頂には三角点と祠、それに登山ノートと尾倉沢古道の案内図が入った箱が設置されている。季節柄、虫が少々煩い。

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(左)峠と山頂の中間点からの展望。左端に白馬岳、一夜山、東山、右は西岳の岩稜が続く。(右)砂鉢山山頂。唐松の木々に囲まれている。後方は飯縄山。

砂鉢山山頂は唐松の木々に囲まれているが、場所を少しずつ移せば木の間からそれなりの展望が得られる。東には飯縄山方面、北には西岳の荒々しい岩稜、その左には東山から一夜山、さらに白馬岳から後立山方面。ちょうど霧見岳側から青年がひとり登ってきた。今日会った唯一の登山者。途中で子熊を見たという。下山は往路をそのまま戻った。

*2018年6月現在、尾倉沢古道は登山道が崩壊し通行止めとなっている模様。登山の際には、現地の状況を確認いただきたい。
posted by 急行野沢 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(筑北・長野西山) | 更新情報をチェックする