2021年01月10日

四阿山[あずまや高原から](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

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根子岳分岐の先から山頂方向を見る。

あずまや高原登山口816-845牧場下850-840里宮下分岐844-1037八合目標柱-1109中四阿分岐-1128根子岳分岐-1156四阿山1233-1250根子岳分岐-1303中四阿分岐-1320八合目標柱1325-1351里宮下分岐1355-1441牧場下-1457登山口

朝8時前、あずまや高原ホテル下の登山者用駐車場に車をとめる。ホテルは昨年休業になったので、その前にとめている車もある。両者あわせて先着は10台ほどだが余裕は十分。意外に県外車が多い。道は踏まれていそうだったので、アイゼンだけ持って歩き始めた。しかし、思ったより雪が深くて、踏み抜く場所も多くてペースは上がらなかった。

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(左)牧場の登りから北ア方面を振り返る。(右)里宮下の分岐。

林道を少し進んで、ゲートを抜け、牧場の下に出る。牧場の中は歩かずにいったん最下部に出て、直線状に牧場の中を進んでいく。前方の山頂部は厚い雲に覆われているし、振り返っても北アルプスは雲に霞んでいる。牧場最上部を過ぎ、樹林帯を緩やかに進めば、里宮を通り過ぎる。ここから八合目手前まで、ダケカンバの中のだらだらとした登りが結構きつい。途中でアイゼンをつける。

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(左)八合目付近の斜面を登る。(右)根子岳分岐付近。

八合目の手前あたりで樹林帯を抜け、少し元気が出てくる。八合目からは雪と岩がミックスしたような斜面を登る。視界は開けているが、山並みの展望は得られない。それでも気持ちよい雪景色の中、斜面を登って中四阿からの道を合わせる。雪原とモンスターになりかけの樹林帯が交互にあらわれ、雪山の雰囲気を味わう。根子岳への分岐点を過ぎいったん下って、山頂への最後の急登。

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(左)山頂直下の最後の登り。(右)四阿山の山頂。晴れ間を待つが…。

たどりついた山頂は10人ほどの登山者が入れ替わり立ち替わり。周囲は深い霧に覆われ、ほぼ展望は得られない。周囲の登山者も晴れるのを待っているが、ときどき雲が流れて、浅間山方面がうっすら姿を見せる程度。しばらく待ったけれど、あきらめて下山を始めると、途中からは浅間山がすっかり姿をあらわした。しかし、北アルプスや北信五岳をきれいに展望することはできなかった。

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(左)下山を始めると晴れてきた。(右)八合目上付近から浅間山方面を望む。

下山は往路を戻ったが、下るほどに晴れてきて、牧場あたりから振り返ると山頂部もくっきりと見えた。下山時も踏み抜く箇所が多くて、スノーシューを持ってくればと後悔した。途中、すれ違った登山者は30人以上だったが、やはりスノーシューやワカンの人が多かった。

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(左)牧場から山頂方向を振り返る。

昨年の同じコースの記録は→こちら(2020年2月24日)
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2020年12月26日

湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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湯ノ丸山まであと少し。

地蔵峠駐車場905-937鐘分岐-1019湯ノ丸山1027-1052鞍部(小梨平分岐)-1116稜線-1125小烏帽子岳-1137烏帽子岳1158-1219稜線下降点-1232鞍部(小梨平分岐)1242-1309中分岐-1332地蔵峠

冬の足慣らしに、例年のように湯ノ丸へスノーハイクに出かける。地蔵峠の駐車場に車をとめて、第1ゲレンデを登り始める。湯ノ丸スキー場は随分前にオープンしているけれど、こちら側の第1リフトはまだ稼働していない。ゲレンデ左側についているトレースに従って登る。リフト終点で傾斜が緩み、つつじ平を示す標識が点在する。前方には青空を背景にした湯ノ丸山の姿。

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(左)鐘分岐付近から湯ノ丸山。(右)湯ノ丸山から烏帽子岳を望む。

鐘分岐を過ぎると少しずつ勾配が増す。今日もすでに数人が歩いていてトレースははっきりしているが、急勾配では足を滑らせがちなので軽アイゼンを装着する。後方にはスキー場のゲレンデが広がり、左手には遠く富士山が見える。たどり着いた湯ノ丸山頂は北西から冷たい風が吹いている。天気予報はよかったはずだが、北アルプス・四阿山・八ヶ岳などの稜線は雲に隠れていて残念。

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(左)湯ノ丸山から浅間山方面。(右)鞍部付近から烏帽子岳を望む。

西側の鞍部(小梨平分岐)に向かって下る。スノーシューの跡があって歩きやすい。鞍部からは左手の稜線へトレースされている夏道をたどって登る。樹林帯を抜け稜線に出ると冷たい風が吹き、トレースも消されがち。背後に見える富士山に後押しされるように小烏帽子岳を越えて稜線を進む。北側の空は雪雲に覆われていて、右手前方に見えるはずの四阿山の山頂部も雲の中。

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(左)烏帽子岳へ稜線を進む。(右)烏帽子岳山頂。北アルプスは雲の中。

最後は岩がちな登りを経て烏帽子岳山頂へ。湯ノ丸山同様、遠望の山々は稜線を雲に隠している。それでも冷たい風の中、しばらくは展望を楽しんでから下山にかかった。小梨平の鞍部からは湯ノ丸山南側を巻く平坦路をたどって地蔵峠に戻った。途中、擦れ違った登山者は15人ほど。半分ほどはスノーシューだったけれど、今日の状況ではスノーシューはなくても大丈夫。私は軽アイゼンで歩きとおした。

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(左)烏帽子岳から湯ノ丸山と浅間山方面。(右)烏帽子岳から富士山と八ヶ岳を望む。

*1年前の同コースの記録はこちら→「湯ノ丸山~烏帽子岳 2020年1月11日」
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2020年05月30日

烏帽子岳~湯ノ丸山(東御市/群馬県嬬恋村)

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鐘分岐手前から見上げる湯ノ丸山

地蔵峠911-936鐘分岐-942中分岐-1003小梨平鞍部-1038烏帽子岳1043-1113小梨平鞍部-1147湯ノ丸山1158-1222鐘分岐-1242地蔵峠

別のマイナーな山を計画していたが、登山口までの林道が通行止め。急遽、近くの山に転戦を考えたけれど、結局のところ勝手知った湯ノ丸へ。地蔵峠には結構、車がとまっている。キャンプ場を通る道は工事中通行止めとなっているので、第1リフト沿いにゲレンデを直登する。トレーニングも兼ねて速めに歩いてみる。

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(左)小梨平付近から烏帽子岳を見上げる。(右)烏帽子岳稜線への登り。

リフト終点からは斜度が緩み、正面に湯ノ丸山が見える。季節を変えて何度も訪れている山だが、レンゲツツジ直前のこの季節ははじめてかもしれない。唐松や白樺の新緑が目に鮮やか。このまま湯ノ丸山だけ往復するのでは物足りないので、鐘分岐で左折して中分岐に下り、南側山麓を巻く道をたどって小梨平の鞍部へ。見上げる烏帽子岳の稜線は緑がまぶしい。

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(左)烏帽子岳への稜線。右に四阿山。(右)烏帽子岳から見る北アルプスは概ね雲の中。

やや左へ斜上トラバースで登れば、稜線にたどり着き視界が開ける。残念ながら北アルプスは大部分が雲に覆われている。少々の登りで小烏帽子岳を越えて、正面に烏帽子岳、右手前方に四阿山を見ながら緩やかに進む。太陽の光は暑いが、稜線上に風が吹くと涼しい。最後に岩がちな登りがあって烏帽子岳山頂。雲が多くて、遠景はあまり優れない。

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(左)小梨平付近から湯ノ丸山を見上げる。(右)湯ノ丸山から浅間山方面。

小梨平鞍部まで戻り、湯ノ丸山へ登り返す。いつもながら結構な急登だが、距離は知れている。足元の小さい花を見ながら登る。白いのはミネズオウだろうか。振り返ると烏帽子岳の稜線。湯ノ丸山にたどり着く頃には、雲はさらに広がってきた。東の方角からは雷鳴も聞こえてくる。雲が山腹に影を落としている。大休止といきたかったが、早々に地蔵峠に向かって下った。思ったよりも多くの人とすれ違った。

3年前7月の様子はこちら → 「烏帽子岳~湯ノ丸山(2017年7月2日)」
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2020年02月24日

四阿山[あずまや高原コース](須坂市/上田市/群馬県嬬恋村)

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四阿山山頂を望む(根子岳分岐下付近)。

あずまや高原ホテル下・登山者用駐車場731-800牧場下案内板805-848里宮分岐853-958中四阿分岐-1011根子岳分岐-1028四阿山1047-1057(昼食休憩)1114-1116根子岳分岐-1125中四阿分岐-1207里宮分岐-1234牧場下案内板1239-1303駐車場

朝7時、あずまや高原ホテル下の登山者用駐車場はほぼ満車。幸運にも1台分だけ空スペースがあり、そこへ車をとめる。快晴の3連休最終日。登山者は多い。下山した頃には、路肩に駐車している車も多かった。スノーシューやワカンを括り付けている人も多いけれど、アイゼンだけ持って登山届ボックスの脇から歩き始める。

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(左)牧場下の案内板から北アルプスを望む。(右)牧場内の一直線の登り。

林道から緩やかな登山道に入って進めば牧場の下に出る。スノーシューの人たちは牧場を横切って歩いているが、私は夏道に従って左折し牧場下部の案内板のところから、左右に牧場を見ながら一直線に進む。正面に山頂部、振り向けば北アルプス。牧場最上部からダケカンバの林を緩やかに進めば、中四阿への分岐標識(里宮分岐)。中四阿への道にトレースはない。すぐ右手に山家神社里宮。私は途中からアイゼンを装着。

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(左)里宮分岐。(右)ダケカンバ林の登り。

霧氷がついたダケカンバの中の登り。トラバース気味だが、右手への直登をときどき挟む。徐々に勾配がきつくなり、その先で展望が開ける。北アルプスを振り返る。岩が出たところやガンコウランが雪の間から顔を出しているところも。雪が締まっている箇所もところどころ。前方に山頂が見えてくる。少し登るとやや勾配は緩み、中四阿からの尾根を合わせる。

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(左)展望開ける八合目付近。(右)八合目上部。

緩急の登りでモンスター風の針葉樹林の中に入り、根子岳への分岐に出る。山頂が手狭なので、この付近の平坦地で休憩している人も多い。やせ尾根を下り少し登った箇所は、鳥居峠への分岐だがそちらのトレースもない。最後は山頂に突き上げるような急登で四阿山の山頂へ。5回目の訪問。

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(左)根子岳分岐。(右)山頂が迫る。

快晴のもと、展望は360度。妙高・戸隠方面を山名柱の背後に望む。そこから左に目を移すと北アルプスが連なっているが、この時間少々霞んでしまった。その左は湯ノ丸から浅間山。草津白根方面もくっきり。山頂にいてもほとんど寒さを感じない。根子岳分岐付近まで下り昼食休憩とした後、下山は往路を戻った。途中、出会った登山者は50~60人。

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(左)山頂へ最後の急登。(右)四阿山山頂。背後は志賀草津方面。

多くの人が歩いているので、道はそこそこ踏まれて踏み抜くことはない。アイゼン・スノーシュー・ワカンなど足ごしらえはさまざま。アイゼン無しの人もいて、それでも問題ないのだと思う。さらにスキーの人もけっこう多かった。冬の四阿山はそれだけ多様な楽しみ方ができるということだろう。四阿山から下山後は、車で旧真田町へ下って、千古温泉で体を温めた。

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(左)山頂から浅間山・湯ノ丸方面を展望。(右)北アルプスは霞んでしまった。

こちらもご覧ください → 「2018年5月12日 四阿山[あずまや高原コース]」(地図もこちらをご覧ください)

posted by 急行野沢 at 20:08| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸) | 更新情報をチェックする

2020年01月11日

湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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湯ノ丸山から望む北アルプス

地蔵峠(湯ノ丸スキー場駐車場)=湯ノ丸スキー場第1リフト933-944鐘分岐954-1038湯ノ丸山1051-1115小梨平(鞍部)-1146稜線-1210烏帽子岳1237-1318小梨平(鞍部)-1343中分岐-1408地蔵峠

スノーハイクに湯ノ丸に出かける。今冬は各地で雪が少なくて、湯ノ丸はどうなのだろうかと思っていた。昨年の同じ時期にも登っているが、同程度の積雪。多いとはいえない。快晴の3連休初日なので、途中すれ違った登山者は40人近く。この数日積雪があった気配はなくかなり踏まれていたので、スノーシューはほんの数人でアイゼン着用の人が多かった。

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(左)鐘分岐手前から望む湯ノ丸山。(右)湯ノ丸山までもう少し。

湯ノ丸スキー場の駐車場に車をとめると、目の前の第1リフトが動いていたので、ついそれに乗って楽をしてしまった。リフト終点からトレースのある道を緩やかにたどって鐘分岐。ここからは傾斜が増すので念のためアイゼンをつけた。アイゼン無しでも登れると思う。簡単に登れる山という先入観があるからか、いつも意外に息を切らすことになる。振り返ると湯ノ丸スキー場や籠ノ登山・浅間山。右手に富士山が霞んでいる。

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(左)湯ノ丸山から浅間山方面。(右)小梨平鞍部から見る烏帽子岳。

やや硬くなった雪面を登り、湯ノ丸山の山頂に到着。北アルプスのほぼ全貌が見えるのが嬉しい(冒頭写真)。その右に戸隠・妙高の山並み、四阿山から草津白根。南は富士山の右に南アルプスと八ヶ岳。展望を楽しんでから、西側の鞍部へと下る。ところどころ踏み抜いてもスネぐらい。小梨平の鞍部からは概ね左への斜上トラバース。

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(左)小烏帽子岳付近から正面に富士山が霞む。(右)稜線に出て小烏帽子岳へ。

稜線に出るといっそうの展望が広がる。右折して稜線をたどり、小烏帽子岳のピークを越えれば、右手に四阿山、左に北アルプスを見ながら正面の烏帽子岳を目指す幸せな稜線歩き。たどり着いた烏帽子岳山頂からも360度の大展望が広がる。時折、冷たい風が吹きつけるものの、山頂でゆっくりしていられるほどの温かさ。数人の登山者が去来する。展望を楽しんでから往路を小梨平の鞍部まで下る。

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(右)烏帽子岳への稜線。(右)烏帽子岳から北アルプス展望。

小梨平からは湯ノ丸山の南麓を巻く道をたどって地蔵峠に戻った。こちらの道も多くの人が歩いて踏まれている。朝は駐車場には空きがあったけれど、下山した頃には車があふれ気味で、スキー場も今日はかなりの賑わいを見せているようだ。車で浅間サンラインまで下り、東御市内の湯楽里館で温泉に入ってから帰路についた。

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(左)小梨平から湯ノ丸山を望む。

昨年の様子はこちら → 「烏帽子岳~湯ノ丸山 2019年1月17日」

[参考]
湯ノ丸スキー場リフト1回券(シニア) 400円
みづほ温泉 湯楽里館(おとな入浴) 510円
posted by 急行野沢 at 23:44| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸) | 更新情報をチェックする

2019年06月23日

角間山~湯ノ丸山(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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レンゲツツジ咲く角間峠への道から角間山を見上げる。

旧鹿沢スキー場下・路側駐車帯726-744あずまや(旧鹿沢スキー場ロッジ位置)-827角間峠-856角間山914-935角間峠-1031湯ノ丸山(南峰)1050-1112鐘分岐-1143あずまや-1154駐車場所

雨模様の天気予報なので、短時間で行動が切り上げられそうな山を考えてみた。レンゲツツジの季節ということもあって、やはりこのあたりの山が手頃である。角間山周辺はほぼ人がいなかったけれど、湯ノ丸山周辺は多くの人で賑わっていた。地蔵峠周辺はツツジ祭りが開催され、駐車場整理にも係員が出て大変な賑わいだった。

地蔵峠を越えて群馬県側に下り、旧鹿沢スキー場下の路側駐車帯に車をとめる。20年以上前に廃止となった鹿沢スキー場の第1ゲレンデ左側につけられている道を登りはじめる。樹林帯に出入りしながら緩やかな登りで、昔はスキー場のロッジがあった平坦地に至る。四阿が建てられ、角間峠・コンコン平を示す道標や地図が掲示されている。角間峠に向けて、レンゲツツジが点在する緩やかな道を進む。前方に角間山が見える。

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(左)角間山への登りから振り返ると湯ノ丸。

鹿沢温泉から直接登る道と合流するあたりは白樺や岳樺の林相が美しい。四阿のある角間峠で右折して、笹原の中を疎林に出入りしながら概ね右へと巻き気味に登る。樹林が育ったせいか視界が狭まった気がする。「角間山0.3km」の道標を過ぎるといったん平坦地になり、レンゲツツジの向こうに角間山山頂が見える。その先、針葉樹林帯のちょっとした急登があって山頂に到着。角間山を訪れるのは4回目のはず。

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(左)山頂下から角間山を見上げる。(右)角間山の山頂。湯ノ丸・烏帽子が見える。

北側は雲に覆われているが、湯ノ丸・烏帽子・籠ノ登といった周囲の山並は見渡せる。角間峠まで戻り、このままでは物足りないので湯ノ丸山まで足をのばすことにする。笹と樹林の中の登りは少々単調。周囲が開けて振り返れば角間山の姿。道が緩めば湯ノ丸山北峰に到着。その先、湯ノ丸山南峰との間にはイワカガミの群落が見られた。

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(左)湯ノ丸への登りから角間山。(右)イワカガミ群生地から湯ノ丸南峰を望む。

角間山周辺では2組の登山者に会っただけだったが、さすがに湯ノ丸山は登山者が多い。山頂には30~40人ほど。さらに地蔵峠側からいくつもの団体が登って来た。展望は角間山同様、周囲の山々が霧の中から浮かび上がってくる程度。岩の段差が多い下りを進み鐘分岐へ。ここまで来ると観光客らしい人の姿も見られる。

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(左)湯ノ丸山南峰。背後は北峰。(右)鹿沢への道沿いのレンゲツツジ群生地。

鐘分岐から「鹿沢温泉」の方向を目指し、つつじ平の上部を横切るように平坦路を進む。しばらく進んだあたりの広場は、今日の登山道で最もレンゲツツジが見事だったところ。そうしているうちに雲が多くなってきた。往路に通った旧鹿沢スキー場内のあずまやに下り着いて、さらに旧スキー場下の駐車場所まで戻った。霧が視界のあらかたを覆いはじめていた。今日のコースは危険な箇所もなく、誰でも楽しめる。
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2019年01月17日

烏帽子岳~湯ノ丸山(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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正面に四阿山・根子岳を見ながら烏帽子岳に向かう。

地蔵峠932-952中分岐-1015小梨平1021-1107烏帽子岳1137-1207小梨平1211-1250湯ノ丸山1300-1323鐘分岐-1329中分岐-1349地蔵峠

雪山ハイクに湯ノ丸へ出かける。やはり例年に比べて雪は少ない。湯の丸スキー場に面した地蔵峠の駐車場に車をとめる。平日なのでスキー教室の子どもたち以外にスキー客の姿は少ない。青空のもと、烏帽子岳から湯ノ丸山へというお決まりのコース。ロッジ花紋の脇から林道を歩きはじめる。

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(左)キャンプ場から湯ノ丸山を見る。

前方に湯ノ丸山を望むキャンプ場を過ぎ、唐松林の登山道となる。道は踏み固められ何も着けずに歩けるが、トレースを外すと膝下あたりまで潜る。ちょっとした登りがあって中分岐。右にツツジ平への道を分けて、湯ノ丸山の南麓をトラバースして行く。前方に烏帽子岳の稜線が見えてくると、烏帽子岳と湯ノ丸山の鞍部の小梨平に到着。

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(左)小梨平から見る烏帽子岳。(右)小烏帽子岳から八ヶ岳・蓼科山の左に富士山。

烏帽子岳の稜線への道も概ね左へ斜上トラバースなので、アイゼンも着けずに登る。稜線に出ると展望が開ける。南に八ヶ岳・蓼科とその左に富士山が浮かぶ。小烏帽子岳を越えて、正面に烏帽子岳の山頂、右に四阿山、左に高妻山・妙高山を見ながら歩く道は楽しい。烏帽子岳直下で3名の登山者とすれ違ったが、今日出会ったのはそれだけ。

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(左)烏帽子岳山頂。左に高妻・妙高、右に四阿。(右)小梨平から見る湯ノ丸山。

烏帽子岳山頂は時々冷たい風が吹き抜けるものの、快晴のもと360度の展望が開ける。北アルプスが雲に隠れてほとんど見えないのが残念だが、今日ここからの展望の主役は高妻山と四阿山だろうか。来た道を小梨平まで戻り、西側から湯ノ丸山へと登る。やはりここは急登。途中で軽アイゼンをつける。標高があがると背後に烏帽子岳の姿が大きくなる。

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(左)湯ノ丸山山頂。前方に籠ノ登山・浅間山。(右)鐘分岐から湯ノ丸山を振返る。

湯ノ丸山(南峰)へ着くころには雲が多くなってきた。向こう側に籠ノ登山・黒斑山越しに浅間山の山頂がのぞく。湯ノ丸山から東へ向かっての下りは、勾配も急でスキーやスノーシューに踏まれていて滑りやすい。鐘分岐まで下り、振り返ると山頂は雲が覆いはじめていた。中分岐を経由して、地蔵峠へと下山した。

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2018年06月02日

根子岳[米子瀑布から](須坂市/上田市)

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小根子岳北肩から根子岳方面を望む。笹原に緩やかな登りが続く。

米子瀑布・駐車場720-800浦倉山分岐-832権現滝の沢(パイプ橋)-900沢渡る-950小根子岳北肩955-1021小根子岳-1037根子岳1048-1101小根子岳1131-1152小根子岳北肩-1221沢渡る-1247権現滝の沢-1317浦倉山分岐1322-1345米子不動尊-1400米子瀑布・駐車場

根子岳へは何回か登ったが、米子瀑布からの道は未踏なので、新しい登山靴を試す機会と兼ねて歩いてみた。登りと平坦路が交互にあらわれ、滝の美しい沢沿いから、ダケカンバの美林、そして展望の笹原まで、変化に富んでいて意外と楽しく歩くことができた。須坂市中心部から長い舗装林道をたどって米子瀑布入口の駐車場へ。なお、紅葉シーズン週末にはシャトルバスへの乗換が必要となるので注意。

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(左)米子瀑布を対岸に望む。

駐車場には10台以上の車。後で解ったがネマガリダケ採りの人たちのもの。米子瀑布への遊歩道からすぐ左折してジグザグに登り、周囲が開けると四阿や小広場がある。レンゲツツジが咲き、対岸に岩壁を落ちる米子瀑布が眺められる。平坦路を南下し米子硫黄鉱山跡の広場へ。作業道を緩く下った先は、沢を橋で2回渡り浦倉山分岐。13年前にここから浦倉山へ登ったがけっこう悪路だった。いまは浦倉山へは通行止となっている。

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(左)岩陰にイワカガミが咲く。(右)権現滝の沢を金属パイプの橋で渡る。

美しい滝も見られる沢沿いの道を進み、2回橋を渡ると樹林帯の中のジグザグの登りとなる。緩むと山腹を回り込むトラバース道となり、イワカガミが多く見られる。緩やかに下って権現滝の沢を渡る。ここの金属パイプ製の橋は渡るのに少し緊張する。ジグザグの急登の後やや左に曲がり、緩やかにダケカンバの美林の中を進む。左右の笹薮からのガサゴソとした音は、ネマガリダケを採る人たちのもの。

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(左)ダケカンバの美林に穏やかな道が続く。(右)小根子岳側から北肩と志賀高原方面を望む。

崩壊して荒れた沢を渡り、その先も倒木で歩きにくい登り。道形が整えば、九十九折りの道は比較的登りやすい。標高1950m付近で樹林帯を抜け視界が開ける。一気に気持ちが晴れる。小根子岳北肩に登り着けば、四阿山・根子岳が笹原の向こうに眺められる。北アや北信五岳・志賀高原方面は雲が多くはっきりとは見渡せない。峰の原への道を見送り、左折して気持ちよい笹原の道を進む。

ここまでは他の登山者を見なかったが、峰の原方面からか、登山者が増えてくる。笹と疎林で視界が閉ざされがちになり、だらだらした登りに飽きがくるころ小根子岳に到着。三角点があり、展望は開けている。その先も笹原の中の道を針葉樹林帯に出入りしながら緩やかに登れば、根子岳に到着。さすがに山頂は20人ほどの登山者で賑わっている。向こうに見える四阿山方面に足をのばしていく人も多い。

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(左)小根子岳から見た根子岳・四阿山。(右)根子岳山頂。

人の少ない小根子岳まで戻って昼食休憩。その後、下山は往路を戻ったが、最後は米子不動尊を経由した。笹もしっかり刈られて、歩きにくいところは思ったよりも少なかった。今日、米子瀑布から登ったのはおそらく私ひとりだが、もっと歩かれてもいいと思った。

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2018年05月12日

四阿山[あずまや高原コース](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

駐車場801-837牧柵・大きな案内板-930山家神社里宮-1012八合目1017-1037中尾根合流-1105四阿山1143-1206中尾根分岐-1228中四阿(2205m)1238-1248中尾根から分岐-1323往路に合流-1358牧柵・大きな案内板-1422駐車場

薮っぽい山ばかり歩いていると、たまには展望のきく山を歩きたくなる。そこで、未踏のあずまや高原コースをたどって四阿山に登る。上田から鳥居峠に向かう国道144号から分岐してあずまや高原ホテルへ。ホテル下の広い登山者用駐車場に車をとめる。先着が2台。ホテルの前を過ぎたところに登山届のボックスがあり、その脇から林道を進む。

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(左)牧場に沿う道を一直線に進む。(右)中四阿分岐。

林道のゲートを過ぎると緩やかな登山道になる。周囲は赤松からカンバ類の多い落葉樹林へ。正面に牧場が見えて道は左折し、前後に牧柵のある大きな案内板の前に出る。ここからは左右の牧場の間を進んでいく。正面には山頂部、振り返るといつでも北アルプスが見える。標高1750mあたりで牧場は終わり、道は緩やかに右に曲がる。ダケカンバの林を進めば、左に中四阿への道を分け山家神社里宮を右に見る。

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(左)里宮を過ぎダケカンバの美林を登る。(右)八合目から振り返ると北アの展望。

勾配が少し増すものの、七合目(標高2000m)を過ぎてトラバース気味の登りに。その先で一気に展望が開ける。赤土の登りで大岩のある八合目にたどり着くあたり、周囲は庭園風に思える佇まい。低い植生はガンコウランやコケモモだろうか。北アの展望を振り返る。少し登れば尾根に乗り左折。ガラガラした登りから笹原と針葉樹林帯へ。ここまで目にした登山者は3人だけ。左手から中尾根コースを合わせると人影が多くなり、その先の樹林帯では日影に雪が残る。

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(左)八合目の先、視界が開けた尾根を登る。(右)根子岳からの道を合わせ山頂までわずか。

笹原に針葉樹林が点在する中、根子岳の道を左から合わせ、痩せ尾根の先で右から鳥居峠の道を合わせれば最後の階段状の登り。たどり着いた祠のある四阿山山頂はいつもながら手狭な印象だが、今日は展望に恵まれた。北には北信五岳から北アルプスの全容。南には浅間山や八ヶ岳。遠く富士山が霞んでいる。山頂は20人ほどの登山者で賑わっていた。晴天ながら時折吹く風はやや肌寒い。

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(左)四阿山山頂。(右)四阿山山頂から浅間山・八ヶ岳などの展望。その間に富士山が霞む。

下山は中四阿を経由するルートをとる。分岐から菅平高原(中四阿経由)の尾根を下る。雪の残る針葉樹林帯の中を下った鞍部から振り返れば、根子岳・四阿山の西側のガレた岩壁が見える。岩稜帯の中四阿から北アルプスや浅間山の展望を再び楽しんでから、その先の分岐で菅平高原への道と分かれ左折。広い尾根はやや道がわかりにくく、岩のペンキマークが頼り。

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(左)四阿山山頂から根子岳と北ア展望。(右)中四阿(2205m)の下から山頂部を振り返る。

尾根を少し下った後、マークに従って直角に左折すれば、左に山腹を見ながらダケカンバの美林の中をトラバースして行く。沢を越え緩く登って里宮の少し下で往路に合流。あとは往路をあずまや高原ホテルまで下った。素晴らしい展望とダケカンバの美林を堪能することができた。特に急登や危険な箇所もなく、安心して誰でも登れるコースだと感じた。

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(左)中四阿の下で左に分岐して、前方に見える牧場の手前で往路に合流する。
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2017年08月05日

四阿山[鳥居峠林道終点から](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

鳥居峠林道終点・登山口1040-1115花童子宮跡-1135[1958ピーク]-1157古永井分岐[2040ピーク]-1220[2144ピーク]1225-1302稜線分岐(縦走コースと合流)-1310四阿山1336-1409[2144ピーク]-1428古永井分岐1433-1503的岩-1519登山口

朝起きて、天気が意外によいので急いで用意して出かける。四阿山には何回も登ったが、鳥居峠側ルートは未踏なのでそちらから辿る。国道144号線の鳥居峠から、北に向かうダートの林道で終点の駐車場へ。15台分ほどのスペースはほぼ埋まっている。歩き始めは10時40分と褒められた時間ではない。雲が多く山頂の展望は期待薄。

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(左)花童子宮跡には花畑が広がる。(右)古永井分岐を過ぎて、花が咲く鞍部から2144へ急登。

登りは花童子宮跡経由のルートへ。唐松と笹の道を緩やかに登って前方の尾根に乗り、左に登れば祠と四阿をひとつ過ぎて花童子宮跡へ。ここにも四阿があり、花畑が広がる。ハクサンフウロやヤナギラン。その向こうは的岩山だろうか。ときどき右手が開ける樹林帯の登りが緩めば、右からの尾根を合わせて1958ピーク。

いくつかの祠を傍らに見て樹林帯を登れば、古永井分岐(2040ピーク)で的岩からの道を合わせる。ここにも四阿があり、南方向の展望が広がる。緩く下った鞍部は左右が開け、広々とした花畑が嬉しい。マツムシソウやカラマツソウ。足元の花に気を紛らせながら、2144ピークへのガラガラした急登に汗を流す。

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(左)嬬恋清水への分岐。前方に山頂部が見える。(右)根子岳からの縦走路に合流して四阿山へ最後の登り。

傾斜が緩み針葉樹林帯に入り2144ピークへ。いったん下り、ところどころ木段のある緩急の登り。霧が流れる合間に、右手前方に山頂部がときどき望める。嬬恋清水という水場を示す案内板があり、その後はもっぱら木製階段の登りが連続する。四阿高原への道を左に分け、根子岳からの縦走路と合流して、山頂台地の一角に到達。前方の霧の中から根子岳が姿を見せた。

わずかな登りで四阿山の山頂へ。南側を向いた祠を過ぎ、その先の祠がある場所が最高点。周囲は雲が多く、上田平の方向が晴れている他ははかばかしい展望は得られない。夏休みの土曜日なので手狭な山頂は20~30人ほどの登山者で賑わっていた。スニーカーで登っている人も見られた。

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(左)霧の中から根子岳が姿を現した。(右)四阿山山頂。周囲は雲が覆い展望は限られていた。

下山は往路を戻り、古永井分岐から的岩を経由する。樹林帯を急降下した後、左手に花も咲く草原が広がり、向こうに花童子宮跡の四阿も見える。コメツガ原生林の中をトラロープに従って下り、明るい樹林帯に入ればほどなく的岩の下に出る。道標に従いミズナラの樹林帯を下れば、沢状の地形となり唐松林の中を辿って登山口に戻り着く。

終始歩きやすい道で、危険な場所もない。花畑や笹原、しっとりした針葉樹林帯といった変化も楽しめる道で、十分に楽しむことができた。

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(左)的岩への下りで左手に草原が広がる。
posted by 急行野沢 at 22:28| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸) | 更新情報をチェックする