2020年06月16日

浅間山外輪山[Jバンド~仙人岳~黒斑山](小諸市/御代田町/群馬県嬬恋村)

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草すべりの下りから見た蛇骨岳・仙人岳・Jバンド方面。

車坂峠811-912槍ヶ鞘919-923トーミの頭928-1000湯ノ平分岐-1021賽の河原分岐-1036Jバンド下-1100鋸岳(2254m)-1129仙人岳1153-1205蛇骨岳標柱-1233黒斑山-1245トーミの頭1254-1344車坂峠

浅間山周辺では、Jバンドや草すべりあたりを歩いたことが無くて気にかかっていた。車坂峠からトーミの頭に登り、湯の平・Jバンド・黒斑山と反時計回りに周回することに。梅雨の晴れ間を狙って車坂峠へ。高峰高原ビジターセンター裏の駐車場は、平日なので半分くらいしか埋まっていない。

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(左)表コースの展望地から。北アは雲の中。(右)槍ヶ鞘から浅間山とトーミの頭。

車坂峠から車坂山を越えて表コースを登っていく。途中の展望地で振り返っても、北アルプスは雲の中。足元をコイワカガミとツガザクラが彩る。いったん緩んだ先の登りは、土留めを兼ねた木段がハードルのように行く手を遮る。避難シェルターを過ぎて、槍の鞘で浅間山の全景と対面。さらに登ってトーミの頭では浅間山が一段と大きい。

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(左)ハクサンイチゲ・アサマコザクラの花畑。(右)正面に浅間山、左にJバンド。

すぐ先の分岐から右折して、草すべりへ。ジグザグの下り坂はザレたり石が重なり滑りやすい。斜面はハクサンイチゲやアサマコザクラの花畑。背の低い笹の中の道から、樹林帯に入り傾斜が緩んでくる。火山館からの道を合わせ、湯の平分岐で左折。樹林帯の緩やかな道をたどれば、賽の河原分岐。今日は前掛山には登らないので左の道へ。

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(左)Jバンドを見上げる。(右)Jバンドの登りから見おろす。

緩やかな道を進めば樹林は低くなり、正面にJバンドがあらわれる。あんな岩山のどこから登れるのかと思うが、案ずることはない。小さな折返しで山腹を登った後、正面に岩壁があらわれると左折して、トラバース気味に岩の間を登っていく。落石に注意しなければならない急登だが、距離は知れている。稜線に登りついて、右折して鋸岳2254mに立ち寄る。

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(左)Jバンド後半は左へトラバース気味の登り。(右)Jバンド上部。

折返して仙人岳を目指す。火山性の岩やザレ地の稜線を登り下りしながら進む。右下を巻く岩場もいくつか。こんな稜線上にもコイワカガミなどの花が見られる。右には四阿山や志賀高原の山々、振り返ると浅間山。仙人岳2319mで昼食休憩。気温は高いが雲も多く、北西から吹く風は涼しい。

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(左)Jバンド上部から仙人岳方面の稜線。(右)仙人岳から黒斑山・蛇骨岳。

蛇骨岳の標柱までは視界が開けているが、その先は樹林帯に出たり入ったりを繰り返す。左下が切れ落ちて、東側の視界が広がる場所もいくつか。本日の最高峰の黒斑山に登り、トーミの頭の先から中コースを車坂峠へと下った。平日なので、途中で出会った登山者は20人ほど。浅間山の未知の側面を知ることができたと思う。

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(左)蛇骨岳付近から仙人岳と浅間山。
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2020年05月30日

烏帽子岳~湯ノ丸山(東御市/群馬県嬬恋村)

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鐘分岐手前から見上げる湯ノ丸山

地蔵峠911-936鐘分岐-942中分岐-1003小梨平鞍部-1038烏帽子岳1043-1113小梨平鞍部-1147湯ノ丸山1158-1222鐘分岐-1242地蔵峠

別のマイナーな山を計画していたが、登山口までの林道が通行止め。急遽、近くの山に転戦を考えたけれど、結局のところ勝手知った湯ノ丸へ。地蔵峠には結構、車がとまっている。キャンプ場を通る道は工事中通行止めとなっているので、第1リフト沿いにゲレンデを直登する。トレーニングも兼ねて速めに歩いてみる。

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(左)小梨平付近から烏帽子岳を見上げる。(右)烏帽子岳稜線への登り。

リフト終点からは斜度が緩み、正面に湯ノ丸山が見える。季節を変えて何度も訪れている山だが、レンゲツツジ直前のこの季節ははじめてかもしれない。唐松や白樺の新緑が目に鮮やか。このまま湯ノ丸山だけ往復するのでは物足りないので、鐘分岐で左折して中分岐に下り、南側山麓を巻く道をたどって小梨平の鞍部へ。見上げる烏帽子岳の稜線は緑がまぶしい。

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(左)烏帽子岳への稜線。右に四阿山。(右)烏帽子岳から見る北アルプスは概ね雲の中。

やや左へ斜上トラバースで登れば、稜線にたどり着き視界が開ける。残念ながら北アルプスは大部分が雲に覆われている。少々の登りで小烏帽子岳を越えて、正面に烏帽子岳、右手前方に四阿山を見ながら緩やかに進む。太陽の光は暑いが、稜線上に風が吹くと涼しい。最後に岩がちな登りがあって烏帽子岳山頂。雲が多くて、遠景はあまり優れない。

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(左)小梨平付近から湯ノ丸山を見上げる。(右)湯ノ丸山から浅間山方面。

小梨平鞍部まで戻り、湯ノ丸山へ登り返す。いつもながら結構な急登だが、距離は知れている。足元の小さい花を見ながら登る。白いのはミネズオウだろうか。振り返ると烏帽子岳の稜線。湯ノ丸山にたどり着く頃には、雲はさらに広がってきた。東の方角からは雷鳴も聞こえてくる。雲が山腹に影を落としている。大休止といきたかったが、早々に地蔵峠に向かって下った。思ったよりも多くの人とすれ違った。
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2020年03月06日

東篭ノ登山~三方ヶ峰(東御市)

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東篭ノ登山から北アルプスを望む

湯ノ丸スキー場第6駐車場/第6リフト835=942リフト終点845-(林道)-930池の平駐車場945-1038東篭ノ登山1101-1143池の平駐車場1206-1223池の平湿原南端-1237三方ケ峰1246-1254池の平湿原南端-1318池の平駐車場1323-(登山道)-1351スキー場最上部-(ゲレンデ内を下る)-1421湯ノ丸スキー場第6駐車場

1ヶ月ほど前、湯ノ丸スキー場から東方向の山を目指したが、天気が悪く、池の平湿原までの往復で終わってしまった。今回は天気も良さそうなので、東篭ノ登山と三方ヶ峰を目指そうと思う。さらに金曜日はシニアデーでリフト券が格安になるので、下山後、湯ノ丸スキー場でゲレンデスキーも楽しもうと思う。

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(左)東西の篭ノ登山を左に見て林道を進む。(右)池の平駐車場。

リフト運転開始に合わせて第6リフトに乗る。第6リフト終点から池ノ平に向かう林道をたどるのは前回と同じ。最近歩かれた跡はない。途中、吹き溜まりではやや雪が深いところもあったが、池の平駐車場までツボ足で進む。前回より雪は少ない。池の平駐車場を過ぎ、左折して踏み跡のない東篭ノ登山の登山道に足を踏み入れた途端、膝まで雪に埋まる。あわててスノーシューをつける。

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(左)登山道から東篭ノ登山を望む。(右)樹林帯を抜け展望が開ける。

樹林帯の中、緩やかなピークを巻くように進めば正面に東篭ノ登山の山頂部が見える。その先、新雪を踏んで緩やかな樹林帯の登り。道は赤テープが示してくれる。徐々に勾配が増し、標高2,150mを過ぎると樹林帯を抜け展望が開ける。振り返ると北アルプス。ここでスノーシューからアイゼンへ交換。右へトラバースした後、締まった雪面から岩がゴロゴロする直登になって、息をきらせ東篭ノ登山の山頂に到着。

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(左)山頂直下の直登。(右)東篭ノ登山から浅間山。

快晴のもと、四周の展望が開ける。目を奪うのは北アルプス。そのほぼ全容が見える(冒頭写真)。乗鞍・御嶽・中央アルプスの左には八ヶ岳と富士山。その手前には真っ白な池の平湿原。さらにその左には浅間山が大きい。谷川・草津白根・四阿さらに北信五岳方面はやや雲に隠れがち。風も今日はさほど冷たくない。下りも途中からスノーシューに履き替えて、池の平駐車場まで往路を戻る。

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(左)東篭ノ登山から八ヶ岳。左に富士山。右手前に池の平湿原。(右)八ヶ岳を見ながら湿原に下る。

折角なので池の平湿原から三方ヶ峰まで往復する。池の平湿原へ下る道には踏み跡もなく、赤テープもない。スノーシューで進む。途中から道を外れたようで少し左に出てしまった。湿原の木道や笹はかなり顔を出していて、春が近いことを感じさせる。湿原から南側に登り返して三方ヶ峰へ。三方ヶ峰の展望は、北に東西の篭ノ登山。南側眼下に千曲川に沿う平地。その向こうに八ヶ岳や富士山。

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(左)三方ヶ峰への登りから見た池の平湿原。(右)三方ヶ峰の山頂。

見晴岳を経由して戻るか迷ったが、雪の状態がわからないので湿原経由で戻ることにした。帰路は林道を歩かず、池の平駐車場の下で左折して登山道に入る。ここも踏み跡がない。しかし、赤テープが随所にある。途中、雪原もあり、深い樹林帯もあり、スノーシューで下るのはけっこう楽しかった。最後は湯ノ丸スキー場のゲレンデ脇を歩いて下った。晴天に恵まれ、雪山の展望を楽しむことができた。他の登山者には会わなかった。

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(左)湯ノ丸スキー場への下山路。途中、雪原が開ける。
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2020年02月24日

四阿山[あずまや高原コース](須坂市/上田市/群馬県嬬恋村)

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四阿山山頂を望む(根子岳分岐下付近)。

あずまや高原ホテル下・登山者用駐車場731-800牧場下案内板805-848里宮分岐853-958中四阿分岐-1011根子岳分岐-1028四阿山1047-1057(昼食休憩)1114-1116根子岳分岐-1125中四阿分岐-1207里宮分岐-1234牧場下案内板1239-1303駐車場

朝7時、あずまや高原ホテル下の登山者用駐車場はほぼ満車。幸運にも1台分だけ空スペースがあり、そこへ車をとめる。快晴の3連休最終日。登山者は多い。下山した頃には、路肩に駐車している車も多かった。スノーシューやワカンを括り付けている人も多いけれど、アイゼンだけ持って登山届ボックスの脇から歩き始める。

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(左)牧場下の案内板から北アルプスを望む。(右)牧場内の一直線の登り。

林道から緩やかな登山道に入って進めば牧場の下に出る。スノーシューの人たちは牧場を横切って歩いているが、私は夏道に従って左折し牧場下部の案内板のところから、左右に牧場を見ながら一直線に進む。正面に山頂部、振り向けば北アルプス。牧場最上部からダケカンバの林を緩やかに進めば、中四阿への分岐標識(里宮分岐)。中四阿への道にトレースはない。すぐ右手に山家神社里宮。私は途中からアイゼンを装着。

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(左)里宮分岐。(右)ダケカンバ林の登り。

霧氷がついたダケカンバの中の登り。トラバース気味だが、右手への直登をときどき挟む。徐々に勾配がきつくなり、その先で展望が開ける。北アルプスを振り返る。岩が出たところやガンコウランが雪の間から顔を出しているところも。雪が締まっている箇所もところどころ。前方に山頂が見えてくる。少し登るとやや勾配は緩み、中四阿からの尾根を合わせる。

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(左)展望開ける八合目付近。(右)八合目上部。

緩急の登りでモンスター風の針葉樹林の中に入り、根子岳への分岐に出る。山頂が手狭なので、この付近の平坦地で休憩している人も多い。やせ尾根を下り少し登った箇所は、鳥居峠への分岐だがそちらのトレースもない。最後は山頂に突き上げるような急登で四阿山の山頂へ。5回目の訪問。

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(左)根子岳分岐。(右)山頂が迫る。

快晴のもと、展望は360度。妙高・戸隠方面を山名柱の背後に望む。そこから左に目を移すと北アルプスが連なっているが、この時間少々霞んでしまった。その左は湯ノ丸から浅間山。草津白根方面もくっきり。山頂にいてもほとんど寒さを感じない。根子岳分岐付近まで下り昼食休憩とした後、下山は往路を戻った。途中、出会った登山者は50~60人。

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(左)山頂へ最後の急登。(右)四阿山山頂。背後は志賀草津方面。

多くの人が歩いているので、道はそこそこ踏まれて踏み抜くことはない。アイゼン・スノーシュー・ワカンなど足ごしらえはさまざま。アイゼン無しの人もいて、それでも問題ないのだと思う。さらにスキーの人もけっこう多かった。冬の四阿山はそれだけ多様な楽しみ方ができるということだろう。四阿山から下山後は、車で旧真田町へ下って、千古温泉で体を温めた。

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(左)山頂から浅間山・湯ノ丸方面を展望。(右)北アルプスは霞んでしまった。

こちらもご覧ください → 「2018年5月12日 四阿山[あずまや高原コース]」(地図もこちらをご覧ください)

posted by 急行野沢 at 20:08| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2020年02月09日

池の平湿原(東御市)

湯ノ丸スキー場第6駐車場-第6高速リフト930=937リフト終点939-1021池の平湿原駐車場-1040池の平湿原南端1047-1110池の平湿原駐車場1132-1200スキー場最上部-(ゲレンデ内を下る)-1229湯ノ丸スキー場第6駐車場

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(左)林道を進む。左手に籠ノ登山が霞んでいる。(右)池の平湿原の駐車場。

長野県北部は平地でも積雪があったが、天候が回復するのではないかと考えて、湯ノ丸へ向かう。池の平湿原から周辺のいずれかのピークに登ろうと思っていたけれど、結局なかなか雲は晴れず。この天候で歩き回っても面白くないので、池の平湿原までで折り返した。小雪が降りしきる中を、スノーシューでひたすら歩いただけだった。

地蔵峠を右折して、少し奥まった位置にある湯ノ丸スキー場第6駐車場に車をとめる。今回もリフトを使って楽をする。第6高速リフトに乗り、数分でゲレンデ最上部へ。少し下った場所から林道に入り、池の平湿原へと進む。積雪直後なので、スノーシューがちょうどいい。ところどころXCスキーの跡があるけれど、吹き溜まりではトレースが何もない箇所も。左手に籠ノ登山が霞んでいる。

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(左)池の平湿原の北端。(右)池の平湿原から三方ヶ峰方面。

40分ほどで池の平湿原入口の駐車場に到着。小雪が降り風も強い。少々意欲をなくして、池の平湿原へと下る。湿原へはトレースがまったくなく、新雪の中、スノーシューで下っていく。ツボ足では厳しいと思う。湿原も強い風が吹き、視界も開けない。ひとりで冬の湿原に佇むのも悪くはないが、天候が回復しないので来た道を引き返す。

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(左)池の平湿原から来た道を戻る。(右)湯ノ丸スキー場に着いてしばらくすると晴れた。

湿原駐車場脇のインフォメーションセンターの建物の陰で休憩。林道を湯ノ丸スキー場へ、さらに第6ゲレンデの脇を歩いて駐車場所へと戻った。ありがちだが、車に戻ってしばらくすると空が晴れてきた。賑わうゲレンデの向こうに籠ノ登山が見えた。

[参考] 湯ノ丸スキー場リフト1回券(シニア) 400円
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2020年01月25日

黒斑山~蛇骨岳(小諸市/群馬県嬬恋村)

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右手に浅間山を見ながら蛇骨岳を目指す

車坂峠(高峰高原ビジターセンター駐車場)842-(表コース)-938槍ヶ鞘-952トーミの頭1003-1023黒斑山1028-1051蛇骨岳1119-1149黒斑山-1202トーミの頭-1209中コース分岐-(中コース)-1245車坂峠

初級雪山の定番である黒斑山へ。浅間山をはじめとする展望が楽しみ。車坂峠への路面にもまったく雪がない。朝8時、ビジターセンター裏の残り少ない駐車スペースに車を滑り込ませる。快晴の土曜日、人気の山だけあって山中で行き違った登山者は100人近くにのぼる。道はよく踏まれていて、私も含め軽アイゼン着用者が多かった。

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(左)車坂山を越えた鞍部から黒斑山方面を見る。(右)振り返ると北アルプスの展望。

車坂峠から表コースを歩き始める。車坂山を越えて針葉樹林帯を登り振り返れば、高峰山越しに北アルプスが見えるように。樹林帯の出入りを繰り返し、背後に北アルプスの展望を確認しながら登る。黒斑山には簡単に登れる山という先入観があるためか、意外と息が切れる。痩せた尾根を経由して登れば前方に浅間山の姿が見えてくる。すぐに噴火シェルターを経て、槍ヶ鞘に出る。目の前に浅間山の全景が広がる。

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(左)槍ヶ鞘からの浅間山。左の崖の際をトーミの頭へ。(右)トーミの頭への登り。

左手に見える崖の際を急登する。振り返ると南アルプスや八ヶ岳、そして富士山が霞んでいる。登り詰めれば岩がちなトーミの頭。ここからも浅間山の姿が大きい。振り向けば、北アルプスの連なりが一直線。樹林帯の中、小ピークをひとつ越えて登れば、手狭な黒斑山の山頂に到着。風もなく穏やかだ。

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(左)トーミの頭から黒斑山・蛇骨岳方面の稜線。(右)トーミの頭から正面に浅間山。

右手に浅間山を見ながら思案し、まだ時間も早いので蛇骨岳まで足を延ばすことにする。しっかりとトレースがある樹林帯の中の緩やかな下り。その先は、右手に浅間山の展望が開けたり、樹林帯に入ったり(冒頭写真)。斜面をトラバースする区間は、展望は素晴らしいけれどトレースは狭い。右手谷側は急な崖であり、すれ違いなどでは少々緊張する。踏み抜くと膝まで埋まる。

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(左)黒斑山の山頂。(右)蛇骨岳から北信五岳・四阿山方面。  

到着した岩峰の蛇骨岳からは、浅間山や富士山・八ヶ岳方面の展望に加えて、北側に北信五岳・四阿山から草津白根方面の展望が広がっている。冷たい風が吹いていて、岩陰で休憩をとる。何人かの登山者が訪れては去っていく。展望を楽しんでから来た道を黒斑山まで戻ると、黒斑山山頂は40人近い登山者であふれていた。

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(左)蛇骨岳から奥秩父連山の上に富士山を望む。(右)蛇骨岳山頂の標柱。

黒斑山からはトーミの頭を経て、分岐で右折して中コースを下る。樹林帯の中を淡々と下り車坂峠へ戻った。途中、スノーシューの10数人のグループとすれ違った。今日の道の状態ではスノーシューは不要と思えるが、体験ツアーのようなものかもしれない。さほど寒くもなく、快晴に恵まれた登山となった。

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(左)トーミの頭から、槍ヶ鞘の向こうに八ヶ岳連峰が浮かぶ。
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2020年01月11日

湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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湯ノ丸山から望む北アルプス

地蔵峠(湯ノ丸スキー場駐車場)=湯ノ丸スキー場第1リフト933-944鐘分岐954-1038湯ノ丸山1051-1115小梨平(鞍部)-1146稜線-1210烏帽子岳1237-1318小梨平(鞍部)-1343中分岐-1408地蔵峠

スノーハイクに湯ノ丸に出かける。今冬は各地で雪が少なくて、湯ノ丸はどうなのだろうかと思っていた。昨年の同じ時期にも登っているが、同程度の積雪。多いとはいえない。快晴の3連休初日なので、途中すれ違った登山者は40人近く。この数日積雪があった気配はなくかなり踏まれていたので、スノーシューはほんの数人でアイゼン着用の人が多かった。

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(左)鐘分岐手前から望む湯ノ丸山。(右)湯ノ丸山までもう少し。

湯ノ丸スキー場の駐車場に車をとめると、目の前の第1リフトが動いていたので、ついそれに乗って楽をしてしまった。リフト終点からトレースのある道を緩やかにたどって鐘分岐。ここからは傾斜が増すので念のためアイゼンをつけた。アイゼン無しでも登れると思う。簡単に登れる山という先入観があるからか、いつも意外に息を切らすことになる。振り返ると湯ノ丸スキー場や籠ノ登山・浅間山。右手に富士山が霞んでいる。

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(左)湯ノ丸山から浅間山方面。(右)小梨平鞍部から見る烏帽子岳。

やや硬くなった雪面を登り、湯ノ丸山の山頂に到着。北アルプスのほぼ全貌が見えるのが嬉しい(冒頭写真)。その右に戸隠・妙高の山並み、四阿山から草津白根。南は富士山の右に南アルプスと八ヶ岳。展望を楽しんでから、西側の鞍部へと下る。ところどころ踏み抜いてもスネぐらい。小梨平の鞍部からは概ね左への斜上トラバース。

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(左)小烏帽子岳付近から正面に富士山が霞む。(右)稜線に出て小烏帽子岳へ。

稜線に出るといっそうの展望が広がる。右折して稜線をたどり、小烏帽子岳のピークを越えれば、右手に四阿山、左に北アルプスを見ながら正面の烏帽子岳を目指す幸せな稜線歩き。たどり着いた烏帽子岳山頂からも360度の大展望が広がる。時折、冷たい風が吹きつけるものの、山頂でゆっくりしていられるほどの温かさ。数人の登山者が去来する。展望を楽しんでから往路を小梨平の鞍部まで下る。

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(右)烏帽子岳への稜線。(右)烏帽子岳から北アルプス展望。

小梨平からは湯ノ丸山の南麓を巻く道をたどって地蔵峠に戻った。こちらの道も多くの人が歩いて踏まれている。朝は駐車場には空きがあったけれど、下山した頃には車があふれ気味で、スキー場も今日はかなりの賑わいを見せているようだ。車で浅間サンラインまで下り、東御市内の湯楽里館で温泉に入ってから帰路についた。

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(左)小梨平から湯ノ丸山を望む。

昨年の様子はこちら → 「烏帽子岳~湯ノ丸山 2019年1月17日」

[参考]
湯ノ丸スキー場リフト1回券(シニア) 400円
みづほ温泉 湯楽里館(おとな入浴) 510円
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2019年06月23日

角間山~湯ノ丸山(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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レンゲツツジ咲く角間峠への道から角間山を見上げる。

旧鹿沢スキー場下・路側駐車帯726-744あずまや(旧鹿沢スキー場ロッジ位置)-827角間峠-856角間山914-935角間峠-1031湯ノ丸山(南峰)1050-1112鐘分岐-1143あずまや-1154駐車場所

雨模様の天気予報なので、短時間で行動が切り上げられそうな山を考えてみた。レンゲツツジの季節ということもあって、やはりこのあたりの山が手頃である。角間山周辺はほぼ人がいなかったけれど、湯ノ丸山周辺は多くの人で賑わっていた。地蔵峠周辺はツツジ祭りが開催され、駐車場整理にも係員が出て大変な賑わいだった。

地蔵峠を越えて群馬県側に下り、旧鹿沢スキー場下の路側駐車帯に車をとめる。20年以上前に廃止となった鹿沢スキー場の第1ゲレンデ左側につけられている道を登りはじめる。樹林帯に出入りしながら緩やかな登りで、昔はスキー場のロッジがあった平坦地に至る。四阿が建てられ、角間峠・コンコン平を示す道標や地図が掲示されている。角間峠に向けて、レンゲツツジが点在する緩やかな道を進む。前方に角間山が見える。

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(左)角間山への登りから振り返ると湯ノ丸。

鹿沢温泉から直接登る道と合流するあたりは白樺や岳樺の林相が美しい。四阿のある角間峠で右折して、笹原の中を疎林に出入りしながら概ね右へと巻き気味に登る。樹林が育ったせいか視界が狭まった気がする。「角間山0.3km」の道標を過ぎるといったん平坦地になり、レンゲツツジの向こうに角間山山頂が見える。その先、針葉樹林帯のちょっとした急登があって山頂に到着。角間山を訪れるのは4回目のはず。

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(左)山頂下から角間山を見上げる。(右)角間山の山頂。湯ノ丸・烏帽子が見える。

北側は雲に覆われているが、湯ノ丸・烏帽子・籠ノ登といった周囲の山並は見渡せる。角間峠まで戻り、このままでは物足りないので湯ノ丸山まで足をのばすことにする。笹と樹林の中の登りは少々単調。周囲が開けて振り返れば角間山の姿。道が緩めば湯ノ丸山北峰に到着。その先、湯ノ丸山南峰との間にはイワカガミの群落が見られた。

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(左)湯ノ丸への登りから角間山。(右)イワカガミ群生地から湯ノ丸南峰を望む。

角間山周辺では2組の登山者に会っただけだったが、さすがに湯ノ丸山は登山者が多い。山頂には30~40人ほど。さらに地蔵峠側からいくつもの団体が登って来た。展望は角間山同様、周囲の山々が霧の中から浮かび上がってくる程度。岩の段差が多い下りを進み鐘分岐へ。ここまで来ると観光客らしい人の姿も見られる。

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(左)湯ノ丸山南峰。背後は北峰。(右)鹿沢への道沿いのレンゲツツジ群生地。

鐘分岐から「鹿沢温泉」の方向を目指し、つつじ平の上部を横切るように平坦路を進む。しばらく進んだあたりの広場は、今日の登山道で最もレンゲツツジが見事だったところ。そうしているうちに雲が多くなってきた。往路に通った旧鹿沢スキー場内のあずまやに下り着いて、さらに旧スキー場下の駐車場所まで戻った。霧が視界のあらかたを覆いはじめていた。今日のコースは危険な箇所もなく、誰でも楽しめる。
posted by 急行野沢 at 20:38| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

城戸平から三方ヶ峰(東御市)

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城戸平のレンゲツツジ

林道浅間線・駐車余地720-724ゲート-744林道右折点(カーブミラー)-813一之城戸-919二之城戸平924-951沢筋-1045三方ヶ峰1107-1141沢筋-1158二之城戸平-1250一之城戸-1306林道(カーブミラー)-1331駐車場所

このルートは宮坂七郎著「新版 信州の山 中部下巻」で知ったもの。三方ヶ峰自体は池の平湿原から簡単に登れるが、途中の城戸平に興味を感じた。レンゲツツジが見事らしいので、その季節を狙ったがやや早かったようだ。城戸平付近は咲いていたが、山頂直下はまだつぼみが多かった。唐松・白樺と笹の二之城戸平付近の雰囲気は悪くない。しかし、ルートの前半は作業道が縦横につくられて解りにくく、歩きにくくなっていた。

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(左)カーブミラーの箇所から右の作業道に入る。(右)「一之城戸」で左折。

浅間サンラインの新家交差点を北側に曲がり、深沢ダムを目指す。深沢ダムへの道を右に見送り、林道浅間線に入りすぐの路側余地に駐車。いつ雨が降ってもおかしくない天気。少し戻り右折、ゲート脇から山腹を西に巻く林道を歩く。20分ほど歩いて、カーブミラーの箇所から右へ入る。歩きにくい作業道を取捨選択しながら進み、右へトラバースした先に「一之城戸」のプレートがある。ここで左折してヤブがちな踏み跡に入る。

縦横につくられた作業道により、直登する古くからの道は分断され、不明瞭かつ木枝が道をふさぎ歩きにくい。往路は嫌気がさして途中から右手へ作業道をたどったため、ヤブを漕いで復旧するのに手間取った。じっと我慢して直登するのがいいと思う。「一之城戸」から8回目に交差する作業道を越え、赤テープを頼りに進むと道はジグザグに。大岩を見ながら右にトラバースすれば、傾斜は緩み二之城戸平の下部に至る。

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(左)一之城戸平。直登する踏み跡はヤブ気味で木枝も覆う。(右)二之城戸平。

随所にレンゲツツジが咲いている。足元の笹は深いところで膝下くらい。しかし、道形ははっきりし、マークも適度にある。白樺から唐松の林にかわり、「二之城戸平」のプレートを見て道はやや右へ。緩やかな道が続き、左手の展望が開ける。尾根の左下を緩やかに登った後、谷筋に出て沢の右岸(左)をたどる。唐松林の風景がやや単調に感じられる頃、勾配は少しずつ増してくる。

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(左)谷筋をたどる箇所。(右)急登斜面の一面のレンゲツツジはまだツボミ。

やや左に進んで岩の間を進むあたりから山頂に向けての急登が始まる。樹木は疎らになってきたが、笹原の中をひたすら登る。斜面一面にレンゲツツジが広がっているけれど、残念ながらまだつぼみ。盛期にはさぞかしと思わせる。イワカガミ咲く湿気の多い岩場を過ぎれば、池の平湿原からの道に合流。植生保護立入禁止の案内板が、反対側に向けて掲示されている。ひと登りで三方ヶ峰の山頂。

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(左)山頂下の斜面から東御方面。(右)三方ヶ峰山頂。右に池の平湿原が見える。

北側は雲に覆われているが、湿原が霧の中に浮かび、反対側は上田や東御の平地を見おろす。柵の中には保護されたコマクサが咲いている。小雨が時折落ちる天気だが、4~5人の登山者の姿を見ることができた。山頂以外では、誰にも出会わなかったが。下山は往路を戻った。作業道が錯綜するエリアでは、古い登山道を「一之城戸」まで、まっすぐに下った。歩きにくい箇所も多いが、そのルートが分かりやすいと思う。

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(左)三方ヶ峰山頂。保護されたコマクサが咲いている。前方は上田方面。
posted by 急行野沢 at 21:36| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

小浅間山(軽井沢町)

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小浅間山(三角点峰)からの浅間山。

峰の茶屋1004-1032馬返し1038-1051小浅間山・西峰1059-1108三角点峰1110-1114東峰1143-1155馬返し-1217峰の茶屋

浅間山の展望を楽しむ小浅間山の軽いスノーハイク。のはずだったが、雪があまりに少ない。一部、ずいぶん前のものと思われるスノーシューの跡もあったけれど、今日の状態では雪の装備はまったく不要。2月とは思えない陽気で、冬支度だと暑いくらい。平日なので誰にも会わなかった。

峰の茶屋の西側スペースに車をとめる。登山届箱や火山についての案内板があり、東大火山観測所を右に見て歩きはじめる。小浅間山の南側山麓を緩やかな登りで巻いていく。周囲は唐松と雑木。雪はよく踏まれているが、ところどころ道の中央が凍結している箇所は道脇を歩く。

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(左)東大火山観測所を右に見て歩きはじめる。前方に山頂部が見える。(右)馬返しから山頂方面へ。

30分ほどで樹林帯を抜け視界が開け、浅間山本体と小浅間山の鞍部に到着。「小浅間山山頂」の方向を示す標識がある。馬返しと呼ばれるところらしい。浅間山側には「立入禁止」の看板があり、その右手に火山観測施設がある。右折すると砂礫の登りとなる。東峰と西峰の分岐に達し、まずは急坂を登って西峰へ。

西峰からは東側以外の展望が開けている。西には浅間山が大きいが、北には四阿山から草津白根方面の山並が連なっている。分岐まで戻り、一面砂礫の斜面を登る。やや左に道をとり植生の間を進み、三角点があるはずのピークの広場へ。一角に石碑のようなものがあるが、三角点は見つけられなかった。地図を見るとここが最高地点だと思う。視界は西側の浅間山方面だけが開けている。

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(左)西峰から四阿山・草津白根山方面の展望。(右)広い砂礫の東峰からの浅間山。

南へ進むと砂礫の広くなだらかなピークに出るが、その中央に「小浅間山」の山頂標識が倒れている。このピーク(東峰?)を一般的には小浅間山の山頂としているのだろうか。西側の浅間山のほか、東に浅間隠山や鼻曲山、南の上信国境の山並は霞んでいるが、その右には八ヶ岳が微かに見える。雄大な展望を楽しむことができた。下山は往路を戻った。

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(左)東峰から浅間隠山・鼻曲山方面の展望。
posted by 急行野沢 at 18:50| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする