座摩神社下の駐車場912-935下塩尻登山口940-1010稜線-1015和合城跡-1043菖蒲平-1128高津屋山(924m)-1145鳥小屋山(958m)-1223虚空蔵山1300-1405座摩神社-1420座摩神社下駐車場
太郎山から虚空蔵山を経て西へと落ちていく稜線。その最西端の和合城跡から菖蒲平間を歩いていないことに気づき、さらに虚空蔵山までつないで歩いてみようと出かけた。南麓から見上げると、山腹にはほとんど雪はないように見える。
(左)下塩尻登山口。民家の脇に道標がある。(右)和合城跡の稜線へ落葉の道を登る。道脇に石垣が見られる。
どこかに駐車できるのかはっきりしない。面倒なことになるのも嫌なので座摩神社下の登山者用駐車場に車をとめ、西へ平地を20分強歩いて上塩尻の登山口へ。登山口には和合城跡と菖蒲平を示す道標がある。堰堤の左をかすめるようにして登山道は落葉樹や唐松の中を登る。ところどころ山城らしい石垣がある、やや左へのトラバース気味の登り。
(左)堀切や段差の向こうに和合城跡。(右)和合城跡の三角点から塩田平方面を展望する。
途中、南側に突き出た岩場の展望地があり、30分ほどで稜線に着く。前方は鼠宿へと下る道で十字の交差点。左にわずかで和合城跡。堀切や段差があって、突端からは眼下に坂城の街や塩田平を見おろす大展望。遠く北信の山々は雪雲に霞む。折り返し稜線を虚空蔵山目指して登る。一直線の急坂の先には坂城側から林道が達している。菖蒲平と呼ばれ、ここまで車が入る。絶景が広がる岩場を越え、左から林道が2回交錯する。
(左)菖蒲平の東の小ピークでは展望が開ける。虚空蔵山方面。(右)924ピーク。高津屋山の山名標があり坂城方面の展望が開ける。
急登が続く。右に分岐する巡視路に座摩神社への道標があるが、どの程度の道だろうか。日影には雪が多いが、数日前と思われるトレースがある。ロープの急登をこなせば924ピーク。北側の展望が開け「高津屋山」の山名標があるが、「陣馬鳥越山」となっている案内書を見たことがある。小ピーク(こちらを高津屋山とする案内書も)と石仏がある鳥小屋山を越えて、南側が開けた鞍部に急降下。ここから虚空蔵山への急登がはじまる。
この登りにはトレースがなく雪が深い場所も。ロープもある岩がちな急坂は足元も滑りがち。掘割を越え説明板を傍らに見て虚空蔵山の山頂に到着。展望が開け気持ちよい。下山は以前登りにとった兎峰を経由するルートで座摩神社へとくだった。雪解けで濡れた道は滑りがちで慎重に下ることになった。雪の付いた急坂を登る箇所もあったが、ところどころの展望を楽しみながら、ほとんどは落葉の道を気持ちよく歩くことができた。
(左)急登をこなし虚空蔵山へ。説明板の向こうに三角点のある山頂が見える。
2017年02月12日
2017年01月08日
五里ヶ峰~葛尾城跡(千曲市/坂城町)
磯部登山口921-953桜清水石柱-1013稜線鉄塔-1047五里ヶ峰1120-1138稜線鉄塔-1152葛尾城跡1210-1230稜線鉄塔-1255磯部登山口
今冬も雪が少ないので里山歩きに出かける。手近な五里ヶ峰へ、今回は未踏の旧戸倉町磯部からの道を選ぶ。国道18号を長野方面から南下し、踏切を渡って磯部集落の中を上って行く。簡易舗装の途切れる箇所の左側に5台ほどの駐車スペースがある。
(左)「米入口」の案内板を見て右の橋を渡る。
そのまま沢沿いに続く道を歩きはじめる。右手に疑木の手摺が続いている。砂防ダムを左から2つ越えて、石仏と「米入口」を示す案内板を見て右に橋を渡る。その先は葛尾山から真西に派生する尾根の北側山腹を、折り返しながら東に登っていく。終始歩きやすい道ではあるが、葛尾城跡保存会による石柱が所々に立てられていて励みになる。
「乙女の泣坂」石柱から杉林の中をジグザグに登れば、落葉の道となり、やや緩み「桜清水」「石打古場」の石柱。溝状の道を折り返しながら登れば、広場に四阿のある「陰の松」。山仕事の休憩場所だったという。前方に稜線らしき地形が見え、緩やかに登っていけば送電鉄塔のある稜線に到達する。
(左)乙女の泣坂。各所に案内石柱がある。この先、落葉の中の登りが続く。(右)稜線に出たところの送電鉄塔。
まずは左に進み、五里ヶ峰へ。赤松の尾根のややきつい退屈な登り。ヒノキの植林地の後、落葉の平坦地に出ると、右・鏡台山、左・福井からの道をあわせる。わずかな登りで五里ヶ峰の草地の山頂へ。北から西が開かれている。曇りがちだが、飯縄・戸隠方面から白馬・五竜・鹿島槍、そして槍・穂高まで北アルプスほぼ全容を展望できた。
(左)草地が広がる五里ヶ峰の山頂。右は大林山。(右)五里ヶ峰からの展望。右に飯縄・高妻から左に五竜・鹿島槍まで。さらにこの左には槍・穂高まで。
稜線鉄塔まで戻り、そのまま直進して葛尾城跡を目指す。左手に案内板のある林道終点の広場を見て、右に進めばなぜか道脇に電話ボックス。その先、赤松の稜上を進み、山城らしい堀切を4つほど下り登りして葛尾城跡に到着。祠・石灯籠や四阿があり、右に戸倉、左に坂城の街を見おろす。遠く後立山、蓼科山も望める。
下山は稜線鉄塔まで戻り、陰の松経由で往路を戻った。途中、五里ヶ峰直下で一組の登山者とすれ違った。雪はほとんどなくて晩秋の里山のよう。曇り気味の天気だったが、北アルプスの展望が得られたのが嬉しかった。下山後は戸倉の観世温泉で冷えた体を温めてから帰路についた。
(左)葛尾城跡から見た五里ヶ峰。(右)葛尾城跡から見おろした坂城の街。右手遠くに蓼科山が霞んでいる。
今冬も雪が少ないので里山歩きに出かける。手近な五里ヶ峰へ、今回は未踏の旧戸倉町磯部からの道を選ぶ。国道18号を長野方面から南下し、踏切を渡って磯部集落の中を上って行く。簡易舗装の途切れる箇所の左側に5台ほどの駐車スペースがある。
(左)「米入口」の案内板を見て右の橋を渡る。
そのまま沢沿いに続く道を歩きはじめる。右手に疑木の手摺が続いている。砂防ダムを左から2つ越えて、石仏と「米入口」を示す案内板を見て右に橋を渡る。その先は葛尾山から真西に派生する尾根の北側山腹を、折り返しながら東に登っていく。終始歩きやすい道ではあるが、葛尾城跡保存会による石柱が所々に立てられていて励みになる。
「乙女の泣坂」石柱から杉林の中をジグザグに登れば、落葉の道となり、やや緩み「桜清水」「石打古場」の石柱。溝状の道を折り返しながら登れば、広場に四阿のある「陰の松」。山仕事の休憩場所だったという。前方に稜線らしき地形が見え、緩やかに登っていけば送電鉄塔のある稜線に到達する。
(左)乙女の泣坂。各所に案内石柱がある。この先、落葉の中の登りが続く。(右)稜線に出たところの送電鉄塔。
まずは左に進み、五里ヶ峰へ。赤松の尾根のややきつい退屈な登り。ヒノキの植林地の後、落葉の平坦地に出ると、右・鏡台山、左・福井からの道をあわせる。わずかな登りで五里ヶ峰の草地の山頂へ。北から西が開かれている。曇りがちだが、飯縄・戸隠方面から白馬・五竜・鹿島槍、そして槍・穂高まで北アルプスほぼ全容を展望できた。
(左)草地が広がる五里ヶ峰の山頂。右は大林山。(右)五里ヶ峰からの展望。右に飯縄・高妻から左に五竜・鹿島槍まで。さらにこの左には槍・穂高まで。
稜線鉄塔まで戻り、そのまま直進して葛尾城跡を目指す。左手に案内板のある林道終点の広場を見て、右に進めばなぜか道脇に電話ボックス。その先、赤松の稜上を進み、山城らしい堀切を4つほど下り登りして葛尾城跡に到着。祠・石灯籠や四阿があり、右に戸倉、左に坂城の街を見おろす。遠く後立山、蓼科山も望める。
下山は稜線鉄塔まで戻り、陰の松経由で往路を戻った。途中、五里ヶ峰直下で一組の登山者とすれ違った。雪はほとんどなくて晩秋の里山のよう。曇り気味の天気だったが、北アルプスの展望が得られたのが嬉しかった。下山後は戸倉の観世温泉で冷えた体を温めてから帰路についた。
(左)葛尾城跡から見た五里ヶ峰。(右)葛尾城跡から見おろした坂城の街。右手遠くに蓼科山が霞んでいる。
2016年12月17日
兎峰~虚空蔵山~太郎山(上田市/坂城町)
座摩神社下駐車場835-852座摩神社857-1000兎峰1008-1033虚空蔵山1050-1125最低鞍部(魚ノ沢コース分岐)-1200西峠-1215太郎山1251-1257西峠-1342緑ヶ丘登山口-(緑ヶ丘・上田バイパス側道経由)-1435座摩神社下駐車場
(左)座摩神社への登り口。駐車場はここから少し西に行ったところにある。前方右手に兎峰が見える。(右)木の間越しに兎峰を見て、赤松林の登りに。
虚空蔵山や太郎山には何回も登ったけれど、いつも林道奥深くへ車を乗り入れるようなかたち。初冬には明るい日差しの南斜面を登りたい。というわけで、南山麓から兎峰経由で虚空蔵山に登り、太郎山へ縦走して南へ下山する計画。落葉の木の間越しの展望も開け楽しく歩いた。以前にくらべて、各登山口の駐車場や各種案内板などが整備されたようだ。
座摩神社の下に登山者用駐車場が用意されていた。見上げると兎岩が見える。林道を歩いて座摩神社へ。社殿の左側から赤松と雑木の道をジグザグに登る。送電鉄塔の下を過ぎ、ゆったりとした尾根の登りを経て兎峰直下では岩がちの急登となる。トラロープに導かれ左下が切れ落ちた岩場を通過。山腹左側から兎峰北側の鞍部へ。そこから南側にヤセ尾根を進めば上田平を見おろす絶景の兎峰の岩場上に出る。
(左)兎峰の岩場上からの展望。(右)虚空蔵山山頂。草地でおもに南側の展望。
鞍部へ折り返してしばらくの登りの後、左へトラバースすれば稜線に出る。左へ進み、ロープのある岩場を登ればすぐに虚空蔵山山頂。一帯は草地になっていて、おもに南側の展望が開ける。蓼科・八ヶ岳・美ヶ原方面は山頂部を雲が覆っている。右手に滝山連峰や筑摩山地の山々。その向こうの北アルプスは雪雲の中。
太郎山へはいくつか小ピークを越えて進む。稜線には薄い雪。前方に太郎山・烏帽子岳の展望が開けるトラロープの下りで、太郎山山頂以外で本日唯一の登山者とすれ違う。ここで登山者に出会うとは意外、といった言葉を互いに交わす。「魚ノ沢コース」分岐案内板がある最低鞍部前後はゆったりとした気持ちよい落葉の道。雑木から唐松が多くなってきた。太郎山に向けて、緩急の登りとなる。
(左)稜線上から前方に太郎山・烏帽子岳が見える。(右)稜線上はところどころ薄雪。1069ピーク西側あたり。
「秋和 峰の展望台」や1069ピークでは南側の展望が開け、秋和への道を右に分けるあたりでは左手に大峰山方面が開ける。広々とした西峠を過ぎて太郎山への急登。草地が広がりおもに南側の展望が開ける太郎山山頂からは、遠く富士山も霞んで見えた。さすがに太郎山には、この季節でも入れ替わり数人の登山者がやってきた。
(左)展望が広がる太郎山山頂。西方を見ると虚空蔵山が見える。
西峠まで戻って緑ヶ丘へ下山。歩きやすい道で、雑木の中をジグザグに下った後、ヒノキ林を過ぎれば谷状の地形を下る。堆肥施設の横を過ぎて登山者用駐車場の脇を通り、「緑ヶ丘登山口」案内板がある舗装道に降り立つ。下山後は上田市の循環バスで戻る予定だったが、待ち時間が長すぎる。上田バイパス沿いに歩いて駐車場所に戻った。里道をとぼとぼ歩くうち、寒風でからだが冷えてしまった。
(左)座摩神社への登り口。駐車場はここから少し西に行ったところにある。前方右手に兎峰が見える。(右)木の間越しに兎峰を見て、赤松林の登りに。
虚空蔵山や太郎山には何回も登ったけれど、いつも林道奥深くへ車を乗り入れるようなかたち。初冬には明るい日差しの南斜面を登りたい。というわけで、南山麓から兎峰経由で虚空蔵山に登り、太郎山へ縦走して南へ下山する計画。落葉の木の間越しの展望も開け楽しく歩いた。以前にくらべて、各登山口の駐車場や各種案内板などが整備されたようだ。
座摩神社の下に登山者用駐車場が用意されていた。見上げると兎岩が見える。林道を歩いて座摩神社へ。社殿の左側から赤松と雑木の道をジグザグに登る。送電鉄塔の下を過ぎ、ゆったりとした尾根の登りを経て兎峰直下では岩がちの急登となる。トラロープに導かれ左下が切れ落ちた岩場を通過。山腹左側から兎峰北側の鞍部へ。そこから南側にヤセ尾根を進めば上田平を見おろす絶景の兎峰の岩場上に出る。
(左)兎峰の岩場上からの展望。(右)虚空蔵山山頂。草地でおもに南側の展望。
鞍部へ折り返してしばらくの登りの後、左へトラバースすれば稜線に出る。左へ進み、ロープのある岩場を登ればすぐに虚空蔵山山頂。一帯は草地になっていて、おもに南側の展望が開ける。蓼科・八ヶ岳・美ヶ原方面は山頂部を雲が覆っている。右手に滝山連峰や筑摩山地の山々。その向こうの北アルプスは雪雲の中。
太郎山へはいくつか小ピークを越えて進む。稜線には薄い雪。前方に太郎山・烏帽子岳の展望が開けるトラロープの下りで、太郎山山頂以外で本日唯一の登山者とすれ違う。ここで登山者に出会うとは意外、といった言葉を互いに交わす。「魚ノ沢コース」分岐案内板がある最低鞍部前後はゆったりとした気持ちよい落葉の道。雑木から唐松が多くなってきた。太郎山に向けて、緩急の登りとなる。
(左)稜線上から前方に太郎山・烏帽子岳が見える。(右)稜線上はところどころ薄雪。1069ピーク西側あたり。
「秋和 峰の展望台」や1069ピークでは南側の展望が開け、秋和への道を右に分けるあたりでは左手に大峰山方面が開ける。広々とした西峠を過ぎて太郎山への急登。草地が広がりおもに南側の展望が開ける太郎山山頂からは、遠く富士山も霞んで見えた。さすがに太郎山には、この季節でも入れ替わり数人の登山者がやってきた。
(左)展望が広がる太郎山山頂。西方を見ると虚空蔵山が見える。
西峠まで戻って緑ヶ丘へ下山。歩きやすい道で、雑木の中をジグザグに下った後、ヒノキ林を過ぎれば谷状の地形を下る。堆肥施設の横を過ぎて登山者用駐車場の脇を通り、「緑ヶ丘登山口」案内板がある舗装道に降り立つ。下山後は上田市の循環バスで戻る予定だったが、待ち時間が長すぎる。上田バイパス沿いに歩いて駐車場所に戻った。里道をとぼとぼ歩くうち、寒風でからだが冷えてしまった。
2016年03月26日
鳩ヶ峰~大道山(坂城町/上田市)
和平公園(坂城町)922-930林道入口-1048鳩ヶ峰1100-1137大道山1214-1253鳩ヶ峰1257-1308林道へ-1348舗装道合流-1356和平公園
松代の南から鞍骨山・鏡台山・鳩ヶ峰・大道山・大峰山・太郎山へとつづく山稜。その中で、和平から大道山の間は歩いたことがなかったので出かけてみた。
(左)林道への入口。左側の道に入る。
坂城町東部山中の和平公園駐車場に車をとめる。旧真田町への峠に向かって歩き、途中、右の「林道・不動建線」の標識から林道に入る。不動建線ではなく、その左側(山側)の林道を進む。10分ほどで左にヒノキ植樹記念柱があり、そこで左折する林道へ。右に見える稜線へ駆け上がり、尾根上の道を右へ。ヤブがちな道で踏み跡も時々かすか。ただ尾根を外さなければ問題ないし、赤テープも随所にある。左下に林道が見える。
概ねカラマツ・アカマツ・落葉樹の混在する道は、小ピークをいくつか越えていくが、林道と随所で接する。所々の「和平高原登山口」「鳩ヶ峰」を示す立派な案内標は、ヤブがちな道とは不調和。右に林道が見える顕著な鞍部から鳩ヶ峰への急登が始まる。踏み跡も薄く、足元は熊笹が覆い歩きにくい。積雪も少し残る。いったん緩んで右手に林道が接した後、再び熊笹の登り。山上部に達して右に緩やかに歩き、三角点がある鳩ヶ峰山頂へ。樹林の中で展望はない。
(左)鳩ヶ峰北側の急登。踏み跡は薄く、熊笹に足をとられがち。(右)鳩ヶ峰山頂。樹林の中で展望はない。
鳩ヶ峰から大道山へは、踏み跡もはっきりしてずっと歩きやすい。大きな下りがあって、鞍部には「林道横引線」を示す案内標。雑木林が美しい。ゆっくり登り返せば大道山の山頂へ。3回目の訪問だが、数体の石像に見られている感じがしていつも落ち着かない。今日は晴天で西側の切開きから、眼下に坂城の街、遠く北アルプスまで望むことができた。太郎山から妻女山まで歩く(走る?)という青年が登ってきて言葉を交わす。
帰路は鳩ヶ峰までは往路をもどり、鳩ヶ峰から北西に下った最初の接点から、林道に入った。林道をたどって和平まで戻ったが、尾根上の藪をこぐよりもずっとラク。往路はもう少し先まで林道を歩いてから、稜線に取り付いた方がよかったと思った。
(左)鳩ヶ峰から大道山へ。いままでより踏み跡もはっきりし歩きやすい道に。(右)大道山山頂。数体の石像が置かれている。西側が切開かれ、眼下に坂城の街、遠く北アルプスの展望。
松代の南から鞍骨山・鏡台山・鳩ヶ峰・大道山・大峰山・太郎山へとつづく山稜。その中で、和平から大道山の間は歩いたことがなかったので出かけてみた。
(左)林道への入口。左側の道に入る。
坂城町東部山中の和平公園駐車場に車をとめる。旧真田町への峠に向かって歩き、途中、右の「林道・不動建線」の標識から林道に入る。不動建線ではなく、その左側(山側)の林道を進む。10分ほどで左にヒノキ植樹記念柱があり、そこで左折する林道へ。右に見える稜線へ駆け上がり、尾根上の道を右へ。ヤブがちな道で踏み跡も時々かすか。ただ尾根を外さなければ問題ないし、赤テープも随所にある。左下に林道が見える。
概ねカラマツ・アカマツ・落葉樹の混在する道は、小ピークをいくつか越えていくが、林道と随所で接する。所々の「和平高原登山口」「鳩ヶ峰」を示す立派な案内標は、ヤブがちな道とは不調和。右に林道が見える顕著な鞍部から鳩ヶ峰への急登が始まる。踏み跡も薄く、足元は熊笹が覆い歩きにくい。積雪も少し残る。いったん緩んで右手に林道が接した後、再び熊笹の登り。山上部に達して右に緩やかに歩き、三角点がある鳩ヶ峰山頂へ。樹林の中で展望はない。
(左)鳩ヶ峰北側の急登。踏み跡は薄く、熊笹に足をとられがち。(右)鳩ヶ峰山頂。樹林の中で展望はない。
鳩ヶ峰から大道山へは、踏み跡もはっきりしてずっと歩きやすい。大きな下りがあって、鞍部には「林道横引線」を示す案内標。雑木林が美しい。ゆっくり登り返せば大道山の山頂へ。3回目の訪問だが、数体の石像に見られている感じがしていつも落ち着かない。今日は晴天で西側の切開きから、眼下に坂城の街、遠く北アルプスまで望むことができた。太郎山から妻女山まで歩く(走る?)という青年が登ってきて言葉を交わす。
帰路は鳩ヶ峰までは往路をもどり、鳩ヶ峰から北西に下った最初の接点から、林道に入った。林道をたどって和平まで戻ったが、尾根上の藪をこぐよりもずっとラク。往路はもう少し先まで林道を歩いてから、稜線に取り付いた方がよかったと思った。
(左)鳩ヶ峰から大道山へ。いままでより踏み跡もはっきりし歩きやすい道に。(右)大道山山頂。数体の石像が置かれている。西側が切開かれ、眼下に坂城の街、遠く北アルプスの展望。
2016年03月20日
坂田山~明覚山(須坂市)
吉向焼窯跡・駐車場(須坂市)858-907和合峠-943古城跡-1026坂田山1034-1102明覚山三角点-1114明覚山(雨引城跡)1151-1227坂田山1233-1300坊平灰野わかされ-1322天徳寺登山口1327-1410和合峠1415-1424鎌田山1428-1440吉向焼窯跡・駐車場
(左)右側の吉向焼窯跡・駐車場に車をとめて左の道を歩きはじめる。(右)和合峠には四阿がある。左の道へ。
須坂市街の東にある明覚山には以前、水中峠から登ったことがあるが、40分ほどで山頂に着いてしまったので、これでは登山とはいえない。西側の尾根を端からたどってみたいと思っていた。
須坂市街の東にある鎌田山トンネル南側から西に入り、吉向焼窯跡の駐車場に車をとめる。左脇のダートの林道を歩き、和合峠へ。宮本忠長設計だという四阿があり、左の登山道に入る。しばらく進んで左に獣除け電気柵をくぐり、尾根を直登していく。概ね落葉樹の中にときに赤松や唐松があらわれる。急登の先に小ピークを越え、穏やかになったらやがて急登に差し掛かる。それが繰り返される。
(左)坂田山手前のクサリ場。(右)三峯神社の祠がある坂田山山頂。南西方向の展望が開ける。
「大星の峰」「古城跡」を過ぎて759m三角点へ。ヤセ尾根となり「のぞき」という案内板で、右手に臥竜山方面の展望が開ける。赤松に囲まれた「柏木平の峰」を過ぎ、クサリの岩場を急登すれば坂田山の山頂へ。三峯神社の祠があり、南西側が切り開かれて展望が開ける。ここまでは案内板も多く、熊除けの鐘や版木も多く置かれている。しかし、坂田山から明覚山までは案内板は皆無。
大きくくだって登り返した小ピークで道は左に曲がり、その先はピーク手前で右に巻く。急登の先に957m三角点にたどり着く。落葉樹に囲まれた稜上である。その先、岩がちの急勾配を登れば明覚山の最高地点にたどり着く。杉木立の中に祠がまつられている。山名標などは見あたらない。展望は木の間越しに奈良山が見え隠れするくらい。
(左)明覚山の三角点(957m)。(右)明覚山山頂の一角には祠がある。ここは雨引城跡。
坂田山までもどり天徳寺に向けて展望のない赤松の尾根をくだる。しばらく下って尾根が広がる箇所にはトラロープが張られ、それに導かれる。林道出合を過ぎ、天徳寺上の「坂田山尾根縦走コース登山口(天徳寺口)」の案内板で右への遊歩道に入る。道なりにたどれば、山麓をほぼ水平に和合峠までもどることができる。その後、鎌田山に登って須坂市街地を眼下にしてから駐車場に戻った。
(左)天徳寺へと下山し、ここで前方へと続く遊歩道に入る。道なりに和合峠にもどる。
途中ひとりの登山者にも会わなかった。早春のこの季節なら、木の間越しの展望もけっこう楽しめる。最後に和合峠までもどる遊歩道も整備され、周回コースを計画するのにもいいと思う。下山後はすぐ近くの須坂温泉「古城荘」の温泉で汗を流して帰った。古城荘は以前も本ブログで触れているので→こちらへ。
(左)右側の吉向焼窯跡・駐車場に車をとめて左の道を歩きはじめる。(右)和合峠には四阿がある。左の道へ。
須坂市街の東にある明覚山には以前、水中峠から登ったことがあるが、40分ほどで山頂に着いてしまったので、これでは登山とはいえない。西側の尾根を端からたどってみたいと思っていた。
須坂市街の東にある鎌田山トンネル南側から西に入り、吉向焼窯跡の駐車場に車をとめる。左脇のダートの林道を歩き、和合峠へ。宮本忠長設計だという四阿があり、左の登山道に入る。しばらく進んで左に獣除け電気柵をくぐり、尾根を直登していく。概ね落葉樹の中にときに赤松や唐松があらわれる。急登の先に小ピークを越え、穏やかになったらやがて急登に差し掛かる。それが繰り返される。
(左)坂田山手前のクサリ場。(右)三峯神社の祠がある坂田山山頂。南西方向の展望が開ける。
「大星の峰」「古城跡」を過ぎて759m三角点へ。ヤセ尾根となり「のぞき」という案内板で、右手に臥竜山方面の展望が開ける。赤松に囲まれた「柏木平の峰」を過ぎ、クサリの岩場を急登すれば坂田山の山頂へ。三峯神社の祠があり、南西側が切り開かれて展望が開ける。ここまでは案内板も多く、熊除けの鐘や版木も多く置かれている。しかし、坂田山から明覚山までは案内板は皆無。
大きくくだって登り返した小ピークで道は左に曲がり、その先はピーク手前で右に巻く。急登の先に957m三角点にたどり着く。落葉樹に囲まれた稜上である。その先、岩がちの急勾配を登れば明覚山の最高地点にたどり着く。杉木立の中に祠がまつられている。山名標などは見あたらない。展望は木の間越しに奈良山が見え隠れするくらい。
(左)明覚山の三角点(957m)。(右)明覚山山頂の一角には祠がある。ここは雨引城跡。
坂田山までもどり天徳寺に向けて展望のない赤松の尾根をくだる。しばらく下って尾根が広がる箇所にはトラロープが張られ、それに導かれる。林道出合を過ぎ、天徳寺上の「坂田山尾根縦走コース登山口(天徳寺口)」の案内板で右への遊歩道に入る。道なりにたどれば、山麓をほぼ水平に和合峠までもどることができる。その後、鎌田山に登って須坂市街地を眼下にしてから駐車場に戻った。
(左)天徳寺へと下山し、ここで前方へと続く遊歩道に入る。道なりに和合峠にもどる。
途中ひとりの登山者にも会わなかった。早春のこの季節なら、木の間越しの展望もけっこう楽しめる。最後に和合峠までもどる遊歩道も整備され、周回コースを計画するのにもいいと思う。下山後はすぐ近くの須坂温泉「古城荘」の温泉で汗を流して帰った。古城荘は以前も本ブログで触れているので→こちらへ。
2016年03月12日
若穂太郎山~大洞山~竹の城跡 (長野市/須坂市)
天王山登山口(長野市若穂綿内)845-939城の峰635ピーク-1015こしき岩-1102若穂太郎山(997三角点)1135-1200馬背峠-(林道)-1300馬越峠-1335大洞山(847m)1350-1435乗越峠-1453竹の城跡(544m)1458-1516藤山の鼻・登山口(須坂市井上)1522-(車道)-1628天王山登山口
(左)天王山登山口。左手に駐車場がある。(右)城の峰山頂(635m)。
先週に続いて善光寺平周辺の里山歩きへ。綿内小学校南にある天王山登山口から太郎山に登る。太郎山はいろいろあるので、これは若穂太郎山とも呼ばれる。一度、馬背峠から往復したことがあり、低山なのに展望がすぐれていて驚いたのを憶えている。
登山口には数台分の「登山者駐車場」が用意されている。整備された遊歩道をひと登りすれば、脇に三角点がある鳥居・拝殿・功霊殿と続き、その裏を急登すればおだやかな落葉の尾根道に。四阿を過ぎ唐松林を急登した先で右に春山口からの道をあわせる。手足を使うほどの岩の急勾配はどんどん高度を上げて展望がよい。左に蓮台寺からの道をあわせれば案内標識のある城の峰城跡(635ピーク)。
(左)こしき岩・善光寺平の展望が開ける。この尾根道は随所で展望が開ける。(右)三村境を過ぎしばらくは緩やかな登り。雪が多くなってきた。
赤松の尾根を急登すると左手にダルマ岩。その先、ゆったりと登った先に右手を回り込んでこしき岩の上に出る。善光寺平の展望が広がる。この程度の里山なのに、尾根の途中も随所に展望が開けるのがうれしい。このあたりから10cmほどの雪が道を覆う。ひと登りで送電鉄塔の脇を通り、杉林の登りで904mピークを過ぎる。
三村境(綿内・川田・保科の境)の標識があり、樹林の濃いだらだらした登りが続いた先に最後の急登をこなせば若穂太郎山の山頂に飛び出す。北東方向が切り開かれて、善光寺平を見渡せる。気持ちのよい山頂は、今日は薄く雪に覆われている。ここまでは2人の単独行者とすれ違ったが、この先は登山者には会わなかった。
(左)若穂太郎山山頂。一面、薄く雪に覆われている。北東側が切り開かれて善光寺平の展望が広がる。(右)大洞山山頂。樹林に囲まれて展望はない。
下山は南へ続く樹林の中の尾根を進み、馬背峠に降り立つ。ここから妙徳山に登るのは以前から温めているプランだが、今日は積雪と時間から考えて無理。林道をたどって山新田集落の上部をかすめ、馬越峠まで登り返す。峠から大洞山に向かって北に向かう尾根は、積雪がある急勾配なので手こずる。勾配が緩んだ後は気持ちよい落葉の道となり、わずかの登り返しで大洞山山頂。樹林の中で展望はない。地元小学校の登山記念のプレートがいつくか木の幹に付いている。
井上山(一等三角点)は訪れたことがあるので、下山路は「薬師堂」の案内板に従って北東に派生する尾根へ。赤松と雑木の展望のない尾根を淡々と下る。道形が不明瞭のところもあるが、テープが導いてくれる。途中からは赤松林の中の急降下となり、雪もほとんどなくなる。下りきりやや左に曲がり、平坦な道になって大日堂・薬師堂・竹の城を示す道標。さらに続いて「乗越峠」の案内板。カモシカが逃げ去る姿を見る。
落葉の気持ちよい道となり、送電鉄塔を過ぎて山城らしい勾配を登れば竹の城跡に到着。説明板がいくつか。善光寺平の眺めは木の間越し。その先は、藤山の鼻まで落葉の気持ちのよい下り尾根が続く。藤山の鼻からは、里道を約1時間歩いて天王台登山口にもどり、車を回収した。
(左)竹の城。山城の跡らしい雰囲気。後方に下ってきた尾根が木の間越しに見える。
こちらもご覧ください → 「若穂太郎山(2023年10月17日)」
(左)天王山登山口。左手に駐車場がある。(右)城の峰山頂(635m)。
先週に続いて善光寺平周辺の里山歩きへ。綿内小学校南にある天王山登山口から太郎山に登る。太郎山はいろいろあるので、これは若穂太郎山とも呼ばれる。一度、馬背峠から往復したことがあり、低山なのに展望がすぐれていて驚いたのを憶えている。
登山口には数台分の「登山者駐車場」が用意されている。整備された遊歩道をひと登りすれば、脇に三角点がある鳥居・拝殿・功霊殿と続き、その裏を急登すればおだやかな落葉の尾根道に。四阿を過ぎ唐松林を急登した先で右に春山口からの道をあわせる。手足を使うほどの岩の急勾配はどんどん高度を上げて展望がよい。左に蓮台寺からの道をあわせれば案内標識のある城の峰城跡(635ピーク)。
(左)こしき岩・善光寺平の展望が開ける。この尾根道は随所で展望が開ける。(右)三村境を過ぎしばらくは緩やかな登り。雪が多くなってきた。
赤松の尾根を急登すると左手にダルマ岩。その先、ゆったりと登った先に右手を回り込んでこしき岩の上に出る。善光寺平の展望が広がる。この程度の里山なのに、尾根の途中も随所に展望が開けるのがうれしい。このあたりから10cmほどの雪が道を覆う。ひと登りで送電鉄塔の脇を通り、杉林の登りで904mピークを過ぎる。
三村境(綿内・川田・保科の境)の標識があり、樹林の濃いだらだらした登りが続いた先に最後の急登をこなせば若穂太郎山の山頂に飛び出す。北東方向が切り開かれて、善光寺平を見渡せる。気持ちのよい山頂は、今日は薄く雪に覆われている。ここまでは2人の単独行者とすれ違ったが、この先は登山者には会わなかった。
(左)若穂太郎山山頂。一面、薄く雪に覆われている。北東側が切り開かれて善光寺平の展望が広がる。(右)大洞山山頂。樹林に囲まれて展望はない。
下山は南へ続く樹林の中の尾根を進み、馬背峠に降り立つ。ここから妙徳山に登るのは以前から温めているプランだが、今日は積雪と時間から考えて無理。林道をたどって山新田集落の上部をかすめ、馬越峠まで登り返す。峠から大洞山に向かって北に向かう尾根は、積雪がある急勾配なので手こずる。勾配が緩んだ後は気持ちよい落葉の道となり、わずかの登り返しで大洞山山頂。樹林の中で展望はない。地元小学校の登山記念のプレートがいつくか木の幹に付いている。
井上山(一等三角点)は訪れたことがあるので、下山路は「薬師堂」の案内板に従って北東に派生する尾根へ。赤松と雑木の展望のない尾根を淡々と下る。道形が不明瞭のところもあるが、テープが導いてくれる。途中からは赤松林の中の急降下となり、雪もほとんどなくなる。下りきりやや左に曲がり、平坦な道になって大日堂・薬師堂・竹の城を示す道標。さらに続いて「乗越峠」の案内板。カモシカが逃げ去る姿を見る。
落葉の気持ちよい道となり、送電鉄塔を過ぎて山城らしい勾配を登れば竹の城跡に到着。説明板がいくつか。善光寺平の眺めは木の間越し。その先は、藤山の鼻まで落葉の気持ちのよい下り尾根が続く。藤山の鼻からは、里道を約1時間歩いて天王台登山口にもどり、車を回収した。
(左)竹の城。山城の跡らしい雰囲気。後方に下ってきた尾根が木の間越しに見える。
こちらもご覧ください → 「若穂太郎山(2023年10月17日)」
2016年03月05日
御姫山~大嵐山(杉山)~戸神山~更埴大峰山(長野市/千曲市)
象山神社(長野市松代町)830-850象山855-938「683峰」南側-1005「815峰(鞍骨山東JP)」1016-1045御姫山-1108大嵐山(杉山)1142-1205戸神山1210-1238「百瀬・鏡台山」案内板-1257鏡台山登山道に合流-1324林道に出る-1348鏡台山倉科登山口1353-1409更埴大峰山1419-1442「33号鉄塔」-1511観龍寺(千曲市森)
(左)象山山頂。(右)815ピーク(JP)。後方に見えるのは鞍骨山。今日は反対の方向に。
暖かな日が続いている。松代から更埴方面にかけての里山歩きに出かける。象山神社から西に進み、尾根に登る。尾根上の配水池を過ぎて象山山頂へ。明るい雑木の尾根道は水道施設・電波塔を過ぎて、赤松の急登となる。683ピークは踏み跡に従って左側を巻いて、その先さらに勾配が増す。右手の木の間越しに妻女山方面の尾根を見渡せば、815mピーク(JP)は近い。樹林に囲まれたJPより右へたどれば鞍骨山方面。今日は左へ。
うってかわって緩やかな尾根道。小ピークをひとつ過ぎれば、右手前方に整った御姫山の山容が見える。御姫山の山頂も樹林の中。そこから大嵐山にかけては雑木の気持ちよい尾根道が続く。落葉した雑木が取り囲み明るい大嵐山の山頂には、「杉山」という山名標が立てられていた。松代側と倉科側など麓の集落によって呼び方が違うようだ。尾根道はここで左折。数分も行けば、左から上ってきた広い作業道に合流してしまった。
(左)御姫山から大嵐山にかけては気持ちよい落葉の道。(右)大嵐山(杉山)山頂。
軽トラも走れそうな作業道は尾根上を進む。カモシカの姿をみかけ、その先の小ピークの左を巻いた後、今日唯一といってよい展望地に出る。右手が開け、姨捨山方面を望む。雲が多く遠景は霞んでいる。その先で右手に入った樹林の中が戸神山山頂と思われるが、山名を示すものは何もなかった。作業道にもどり、緩やかな赤松の道を淡々と進む。熊笹が足元にあらわれる頃、左と右に林道が分岐するが、尾根に近い中央の道をたどる。やがて右手に「百瀬・鏡台山」を示す道標があらわれる。鏡台山を示す道に入れば、山腹の北側をトラバースするため雪が深くなる。といっても数センチくらい。前方の尾根に向かって右手に登っていけば、倉科からの鏡台山登山道に合流。今日は右の倉科側へ下る。
(左)作業道に出た後、本日唯一の展望地。(右)作業道から鏡台山を示す道標に従って右へ。雪の残る山腹北面を巻いて行く。
ヒノキと赤松の中、歩きやすい道を緩やかにくだる。いったん、林道に出た後、案内板の箇所から再び山道に入り、倉科登山口に出る。以前、ここに車を置いて鏡台山まで往復したことがある(鏡台山・倉科コースの登山記録は→こちら)。今日は、そのまま尾根を直進するかたちで大峰山(更埴大峰山)へ。明るい雑木の尾根道をたどり、樹林に囲まれて薄暗い大峰山山頂に到着。以前、森の観龍寺から一度登ったことがある(以前の大峰山登山記録は→こちら)。
山頂から観龍寺への下山路が、前回同様、うまく見つけられない。赤テープに導かれるようにして赤松の尾根に入り、急降下したら33号送電鉄塔の下に出た。考えていたよりひとつ南側の尾根を下ってしまったようだ。送電線巡視路と林道を通って本来のルートにもどり、観龍寺へと降り立った。展望の利かない山域ではあるけれど、ところどころ気持ちのよい雑木の尾根道を楽しむことができた。
(左)鏡台山倉科登山口から大峰山へは気持ちのよい道がづく。前方は樹林の中の大峰山山頂。
(左)象山山頂。(右)815ピーク(JP)。後方に見えるのは鞍骨山。今日は反対の方向に。
暖かな日が続いている。松代から更埴方面にかけての里山歩きに出かける。象山神社から西に進み、尾根に登る。尾根上の配水池を過ぎて象山山頂へ。明るい雑木の尾根道は水道施設・電波塔を過ぎて、赤松の急登となる。683ピークは踏み跡に従って左側を巻いて、その先さらに勾配が増す。右手の木の間越しに妻女山方面の尾根を見渡せば、815mピーク(JP)は近い。樹林に囲まれたJPより右へたどれば鞍骨山方面。今日は左へ。
うってかわって緩やかな尾根道。小ピークをひとつ過ぎれば、右手前方に整った御姫山の山容が見える。御姫山の山頂も樹林の中。そこから大嵐山にかけては雑木の気持ちよい尾根道が続く。落葉した雑木が取り囲み明るい大嵐山の山頂には、「杉山」という山名標が立てられていた。松代側と倉科側など麓の集落によって呼び方が違うようだ。尾根道はここで左折。数分も行けば、左から上ってきた広い作業道に合流してしまった。
(左)御姫山から大嵐山にかけては気持ちよい落葉の道。(右)大嵐山(杉山)山頂。
軽トラも走れそうな作業道は尾根上を進む。カモシカの姿をみかけ、その先の小ピークの左を巻いた後、今日唯一といってよい展望地に出る。右手が開け、姨捨山方面を望む。雲が多く遠景は霞んでいる。その先で右手に入った樹林の中が戸神山山頂と思われるが、山名を示すものは何もなかった。作業道にもどり、緩やかな赤松の道を淡々と進む。熊笹が足元にあらわれる頃、左と右に林道が分岐するが、尾根に近い中央の道をたどる。やがて右手に「百瀬・鏡台山」を示す道標があらわれる。鏡台山を示す道に入れば、山腹の北側をトラバースするため雪が深くなる。といっても数センチくらい。前方の尾根に向かって右手に登っていけば、倉科からの鏡台山登山道に合流。今日は右の倉科側へ下る。
(左)作業道に出た後、本日唯一の展望地。(右)作業道から鏡台山を示す道標に従って右へ。雪の残る山腹北面を巻いて行く。
ヒノキと赤松の中、歩きやすい道を緩やかにくだる。いったん、林道に出た後、案内板の箇所から再び山道に入り、倉科登山口に出る。以前、ここに車を置いて鏡台山まで往復したことがある(鏡台山・倉科コースの登山記録は→こちら)。今日は、そのまま尾根を直進するかたちで大峰山(更埴大峰山)へ。明るい雑木の尾根道をたどり、樹林に囲まれて薄暗い大峰山山頂に到着。以前、森の観龍寺から一度登ったことがある(以前の大峰山登山記録は→こちら)。
山頂から観龍寺への下山路が、前回同様、うまく見つけられない。赤テープに導かれるようにして赤松の尾根に入り、急降下したら33号送電鉄塔の下に出た。考えていたよりひとつ南側の尾根を下ってしまったようだ。送電線巡視路と林道を通って本来のルートにもどり、観龍寺へと降り立った。展望の利かない山域ではあるけれど、ところどころ気持ちのよい雑木の尾根道を楽しむことができた。
(左)鏡台山倉科登山口から大峰山へは気持ちのよい道がづく。前方は樹林の中の大峰山山頂。
2015年12月26日
鏡台山~五里ヶ峰(坂城町/千曲市)
林道更埴坂城線・沢山峠931-952富士見台956-1015鏡台山1023-1051沢山峠1054-1113「981標高点」-1140五里ヶ峰1218-1300沢山峠
(左)沢山峠登山口。左は鏡台山、右は五里ヶ峰へ。
千曲市のあんずの里・森集落から南下して林道更埴坂城線(舗装道)をたどり、千曲市・坂城町境界の沢山峠に駐車。ここから北東にある鏡台山と、南西にある五里ヶ峰をそれぞれ往復登山するお手軽プラン。林道には「積雪及び路面凍結のため冬期通行止」という表示があるが、冬らしくない気候のせいかゲートは開いていた。沢山峠には数台分の駐車スペースがあり、鏡台山・五里ヶ峰への登山口案内板が立てられている。
まずは鏡台山へ。すぐに男坂・女坂の分岐があり「ここから急登」と案内板。左の女坂を登る。急登が緩んだ後、尾根の左側を回り込むようにして富士見台分岐。戻るように岩稜に立てば展望が開ける。短いトラロープの岩の斜面のあたりから熊笹が多くなり、緩急の登りが続く。右手は唐松・赤松、左手は落葉した自然林。熊笹がさらに多くなってくると間もなく鏡台山山頂に到着。訪れるのは3回目になる。西方向の姨捨山・聖山など筑摩山地の山並みが望めるが北アルプスは雲の中。
(左)鏡台山登山道。山頂直下。(右)鏡台山山頂。晴れていれば北アルプスまで見渡せるが。
往路を沢山峠まで戻ってから、五里ヶ峰へ。山頂直前まで林道並みの広い道が続く。緩やかな道をたどると送電鉄塔の脇に出る。送電線に沿う道には入らず、前方の981峰を目指す。3つほど小ピークを越えていくが、いずれも右側から回り込むようにして尾根上に登っていく。熊笹やススキ、唐松・赤松・落葉樹が混在して展望はない。
道がやや細くなり尾根上を左から回り込むようにたどると、左に福井・葛尾山からの道が合流。その先、明るい落葉の林をひと登りすれば五里ヶ峰の山頂。こちらも3回目。西側が切り開かれて、眼下に戸倉上山田の街並が見える。遠望の山並は雲に隠れがち。日差しが暖かく、秋の山にいるようだ。そのせいか、こんな年末なのに途中、3人の登山者と会った。
(左)五里ヶ峰山頂直下。福井方面からの登山道が合流。(右)五里ヶ峰山頂。
(左)沢山峠登山口。左は鏡台山、右は五里ヶ峰へ。
千曲市のあんずの里・森集落から南下して林道更埴坂城線(舗装道)をたどり、千曲市・坂城町境界の沢山峠に駐車。ここから北東にある鏡台山と、南西にある五里ヶ峰をそれぞれ往復登山するお手軽プラン。林道には「積雪及び路面凍結のため冬期通行止」という表示があるが、冬らしくない気候のせいかゲートは開いていた。沢山峠には数台分の駐車スペースがあり、鏡台山・五里ヶ峰への登山口案内板が立てられている。
まずは鏡台山へ。すぐに男坂・女坂の分岐があり「ここから急登」と案内板。左の女坂を登る。急登が緩んだ後、尾根の左側を回り込むようにして富士見台分岐。戻るように岩稜に立てば展望が開ける。短いトラロープの岩の斜面のあたりから熊笹が多くなり、緩急の登りが続く。右手は唐松・赤松、左手は落葉した自然林。熊笹がさらに多くなってくると間もなく鏡台山山頂に到着。訪れるのは3回目になる。西方向の姨捨山・聖山など筑摩山地の山並みが望めるが北アルプスは雲の中。
(左)鏡台山登山道。山頂直下。(右)鏡台山山頂。晴れていれば北アルプスまで見渡せるが。
往路を沢山峠まで戻ってから、五里ヶ峰へ。山頂直前まで林道並みの広い道が続く。緩やかな道をたどると送電鉄塔の脇に出る。送電線に沿う道には入らず、前方の981峰を目指す。3つほど小ピークを越えていくが、いずれも右側から回り込むようにして尾根上に登っていく。熊笹やススキ、唐松・赤松・落葉樹が混在して展望はない。
道がやや細くなり尾根上を左から回り込むようにたどると、左に福井・葛尾山からの道が合流。その先、明るい落葉の林をひと登りすれば五里ヶ峰の山頂。こちらも3回目。西側が切り開かれて、眼下に戸倉上山田の街並が見える。遠望の山並は雲に隠れがち。日差しが暖かく、秋の山にいるようだ。そのせいか、こんな年末なのに途中、3人の登山者と会った。
(左)五里ヶ峰山頂直下。福井方面からの登山道が合流。(右)五里ヶ峰山頂。
2015年12月23日
大峰山~水晶山~大道山(坂城町/上田市)
林道水晶線・芝峠下958-1003芝峠-1047大峰山1057-1126水晶山-1136芝峠-1206大道山1214-(林道)-1232芝峠下
(左)「芝峠へ」という道標がある登山口。(右)尾根上に登りつくと芝峠。
いつまでも寒気も雪も訪れない。坂城の里山歩きに出かける。坂城IC入口直前を左に曲がり、標識に従ってダートの林道水晶線へ。落石と木の枝で道幅が狭い箇所があり、軽四駆でないと厳しい道。4~11月には途中で通行止めになるらしい。途中「芝峠へ」という道標を見ながら、延々と進む。
林道が分岐する箇所に車2~3台の駐車スペースがあり、前方の尾根に向かう登山道入口に「芝峠へ」の標識がある。右へトラバース気味に登れば5分ほどで芝峠。大峰山/大道山を示す標識がある。まず、右の大峰山へ。水晶山への道を2回分岐して直進、緩やかに登る。最初の小ピークは赤松に囲まれ、入山禁止のテープが道脇に張られている。その先に登り返すあたりは雑木や白樺の林相が美しい。道はよく踏まれている。
(左)大峰山への登り。(右)西側の展望が開けた大峰山山頂。蓼科山が見える。
小ピークを右に曲がり大峰山山頂へ。祠がひとつあり、西側の展望が開けている。雲が多いので、蓼科・八ヶ岳あたりは認められるものの他は雲の中。右手はカラマツの木々に邪魔されて、北アルプスが見えにくい。芝峠まで戻る。途中、案内標識に従って水晶山に立ち寄るが、松林の中で展望はない。
芝峠から大道山へと向かう。右手を回り込んで尾根にのり、小ピークをひとつ越えて赤松の多い大道山へ。山頂では祠と三体の石像が坂城の町を見下ろしている。西側が切り開かれ北アルプスが眺められる。大道山は西側直下に林道が到達している。この林道をたどって、駐車場所まで戻った。年末近いのに里山には雪もなく、晩秋の趣き。そんな風情を楽しんだ。
(左)大道山山頂から北アルプスの展望。眼下に坂城の町。
(左)「芝峠へ」という道標がある登山口。(右)尾根上に登りつくと芝峠。
いつまでも寒気も雪も訪れない。坂城の里山歩きに出かける。坂城IC入口直前を左に曲がり、標識に従ってダートの林道水晶線へ。落石と木の枝で道幅が狭い箇所があり、軽四駆でないと厳しい道。4~11月には途中で通行止めになるらしい。途中「芝峠へ」という道標を見ながら、延々と進む。
林道が分岐する箇所に車2~3台の駐車スペースがあり、前方の尾根に向かう登山道入口に「芝峠へ」の標識がある。右へトラバース気味に登れば5分ほどで芝峠。大峰山/大道山を示す標識がある。まず、右の大峰山へ。水晶山への道を2回分岐して直進、緩やかに登る。最初の小ピークは赤松に囲まれ、入山禁止のテープが道脇に張られている。その先に登り返すあたりは雑木や白樺の林相が美しい。道はよく踏まれている。
(左)大峰山への登り。(右)西側の展望が開けた大峰山山頂。蓼科山が見える。
小ピークを右に曲がり大峰山山頂へ。祠がひとつあり、西側の展望が開けている。雲が多いので、蓼科・八ヶ岳あたりは認められるものの他は雲の中。右手はカラマツの木々に邪魔されて、北アルプスが見えにくい。芝峠まで戻る。途中、案内標識に従って水晶山に立ち寄るが、松林の中で展望はない。
芝峠から大道山へと向かう。右手を回り込んで尾根にのり、小ピークをひとつ越えて赤松の多い大道山へ。山頂では祠と三体の石像が坂城の町を見下ろしている。西側が切り開かれ北アルプスが眺められる。大道山は西側直下に林道が到達している。この林道をたどって、駐車場所まで戻った。年末近いのに里山には雪もなく、晩秋の趣き。そんな風情を楽しんだ。
(左)大道山山頂から北アルプスの展望。眼下に坂城の町。
2015年04月12日
斎場山~天城山~鞍骨山(長野市/千曲市)
松代妻女山招魂社(妻女山展望台)923-940斎場山-1005林道から山道に-1028天城山1033-1040二本松峠-1112鞍骨山1149-1157送電鉄塔-(送電線巡視路)1223林道-1310妻女山招魂社
(左)妻女山招魂社前。この先に駐車スペースがあり、さらに林道が続く。(右)天城山山頂。
善光寺御開帳期間の日曜日なので長野市内は混雑が予想された。早めに抜け出すのが賢明。国道403号から「妻女山展望台」の標識に従って南に入り、坂を上って妻女山招魂社の先に駐車。桜が満開だ。この先も軽四駆なら走れそうな林道だがここから歩く。鞍骨山へは以前、象山側から登ったことがあるけれど、その時は二本松峠から倉科へと下ってしまったので、妻女山側から登るのは初めて。
6回ほど曲がって高度を稼ぐと林道の分岐。いったん右に進み、斎場山に登る。先の妻女山の場所ではなく、ここが川中島合戦の際に上杉謙信が陣を敷いた場所だといわれている。分岐に戻り少し進むと左に踏み跡がある。この踏み跡の先には、国土地理院の菱形基線測点がある。林道を進み堂平大塚古墳への道を右に分け、その先の標識に従い左へ。ようやく山道らしい道に入る。
山腹の右側を登り尾根上に出ると前方の木の間越しに鞍骨山方面が見える。巻道を左に分けて急登で天城山へ。「天空の古墳」とも書かれているが、樹林に囲まれ展望はない。暗い桧林の中を下り十字に交差する二本松峠へ。掘割状の地形を過ぎて、やがて稜線上の気持ちよい道へ。とき低いササがあらわれ雑木の間から北アルプスも。
(左)うす暗い桧林の中の二本松峠。(右)気持ちのよい稜上の道。
送電鉄塔の下を過ぎ、最後は山城特有の急斜面を登り、右手から回り込んで鞍骨山の山頂へ。ここにも「天空の山城」というどこかで聞いたような案内板が。山城を思わせる小広い山頂は北側の木が切られ、長野市街地や飯綱山方面を見渡すことができた。
下山は先の送電鉄塔の下までもどり、そこから送電線巡視路を下る。わかりにくいところはないが、何ヶ所か倒木が道をふさいでいた。25分ほどで林道に出る。この山域の北側を水平に巻いている林道を左に進んで、妻女山の駐車場所に戻った。林道からは松代の町や千曲川、遠く北信五岳が春の空に霞んでいるのが見えた。
(左)鞍骨山山頂。(右)鞍骨山から長野市街地方面の展望。
唐崎城山経由、天城山・鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年3月12日)」
大日堂コースでの鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年12月3日)」
(左)妻女山招魂社前。この先に駐車スペースがあり、さらに林道が続く。(右)天城山山頂。
善光寺御開帳期間の日曜日なので長野市内は混雑が予想された。早めに抜け出すのが賢明。国道403号から「妻女山展望台」の標識に従って南に入り、坂を上って妻女山招魂社の先に駐車。桜が満開だ。この先も軽四駆なら走れそうな林道だがここから歩く。鞍骨山へは以前、象山側から登ったことがあるけれど、その時は二本松峠から倉科へと下ってしまったので、妻女山側から登るのは初めて。
6回ほど曲がって高度を稼ぐと林道の分岐。いったん右に進み、斎場山に登る。先の妻女山の場所ではなく、ここが川中島合戦の際に上杉謙信が陣を敷いた場所だといわれている。分岐に戻り少し進むと左に踏み跡がある。この踏み跡の先には、国土地理院の菱形基線測点がある。林道を進み堂平大塚古墳への道を右に分け、その先の標識に従い左へ。ようやく山道らしい道に入る。
山腹の右側を登り尾根上に出ると前方の木の間越しに鞍骨山方面が見える。巻道を左に分けて急登で天城山へ。「天空の古墳」とも書かれているが、樹林に囲まれ展望はない。暗い桧林の中を下り十字に交差する二本松峠へ。掘割状の地形を過ぎて、やがて稜線上の気持ちよい道へ。とき低いササがあらわれ雑木の間から北アルプスも。
(左)うす暗い桧林の中の二本松峠。(右)気持ちのよい稜上の道。
送電鉄塔の下を過ぎ、最後は山城特有の急斜面を登り、右手から回り込んで鞍骨山の山頂へ。ここにも「天空の山城」というどこかで聞いたような案内板が。山城を思わせる小広い山頂は北側の木が切られ、長野市街地や飯綱山方面を見渡すことができた。
下山は先の送電鉄塔の下までもどり、そこから送電線巡視路を下る。わかりにくいところはないが、何ヶ所か倒木が道をふさいでいた。25分ほどで林道に出る。この山域の北側を水平に巻いている林道を左に進んで、妻女山の駐車場所に戻った。林道からは松代の町や千曲川、遠く北信五岳が春の空に霞んでいるのが見えた。
(左)鞍骨山山頂。(右)鞍骨山から長野市街地方面の展望。
唐崎城山経由、天城山・鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年3月12日)」
大日堂コースでの鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年12月3日)」