2021年04月11日

依田城跡~天狗山~富士嶽山(上田市)

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富士嶽山東峰から北信五岳と塩田平。

宗龍寺806-835依田城跡(804.7m)842-910 JP(ジャンクションピーク903m)-940天狗山(金鳳山:993.5m)945-1043常光院奥の院跡-1128富士嶽山東峰(富士嶽神社奥社)1209-1259富士嶽神社-(車道)-1406宗龍寺

懸案の里山を歩かねばならない季節。以前、富士嶽山と天狗山(別名:金鳳山)はそれぞれ登ったが、その間の稜線は歩けそうだと思っていた。いくつかの登山記録も見て、それも参考にしながら歩いた。尾根の分岐で方向を確認すれば別に難しくはないけれど、各ピークの前後は急登・急下降を強いられた。山中では誰ともすれ違わなかった。

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(左)展望が広がる依田城跡。

丸子の街の西側、宗龍寺本堂左下の駐車スペースに車をとめて登山開始。「依田城址登山道」の案内板に従い広道を進み、「依田城跡登山口」の標識から山道へ。尾根の突端に出て左折。右手に丸子市街を見おろして岩がちの細尾根を急登すれば、依田城跡に到着。小広場からは後立山連峰や四阿山・浅間山などの展望が広がる。先に進もうとすると「JP40分・天狗山80分」という真新しい案内板。

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(左)真新しい案内板。(右)JPにも山名標。

その先の尾根上も手入れされたのか、歩きやすい。赤テープも随所にあり、樹間の展望も開け、前方に天狗山が見える。以前はヤブだったJPへの登りも刈払われている。JPには山名標も。しかし、その先は倒木が多く歩きにくい。少し下った鞍部からは蓼科山を望み、綺麗な雑木林から勾配が増して手足を使うような急登で天狗山へ。樹林に囲まれた薄暗い山頂。気づけば赤テープも見られなくなった。

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(左)蓼科山を遠望。(右)天狗山手前の雑木の斜面。

倒木の多い急な下りから、940m圏の稜線へと登り返す。踏み跡薄い中、落葉で足元が滑る斜面にてこずりながら稜上に達すると、大岩が連続。再び急な下りから、岩頭を右から巻いた先には「常光寺奥の院跡」の標識がある小広場。右折し、次の小ピークで左折。雑木林の先には富士嶽山への急登が待っていた。ここも落葉に足を滑らす急登。緩めばカヤトの中に富士嶽神社奥社がある富士嶽山東峰に到着。

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(左)940m圏の稜上には大岩。(右)富士嶽山へこの先急登。

目の前に浅間山から四阿山の展望。その左に北信五岳方面、そして後立山連峰の展望が広がる。この景色を楽しんでから下山。下山もトラロープが張られた急坂で足元が滑る。傾斜が緩んだ先では岩の細尾根となり、右手岩頭に石造薬師坐像を見て、富士嶽神社裏の登山口に降り立つ。あとは山麓の里道をたどって、宗龍寺まで戻り車を回収。急登・急降下の連続の1日だった。

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(左)富士嶽神社奥社。四阿・浅間方面の展望。(右)後立山連峰を遠望。

こちらもご覧ください → 「依田城跡~天狗山(2018年3月4日)」
             「平井寺峠~富士嶽山(2017年3月18日)」
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2020年11月29日

独鈷山[平井寺トンネルから往復](上田市)

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北尾根に乗る手前は東から北へと山腹を巻いて行く。

平井寺トンネル(林道駐車スペース)925-1004登山口-1032「山頂まで50分」-1047「山頂まで35分」1051-1112独鈷山1143-1202「山頂まで35分」-1210「山頂まで50分」1213-1229登山口-1303平井寺トンネル

塩田平周辺の里山の中では知名度は高いと思う。以前、南側の宮沢バス停から登り沢山池に下った。今回は東の平井寺トンネルから。諸々の理由から平井寺トンネル北側付近に駐車して林道を歩いたが、林道に車を乗り入れ登山口から歩くのが一般的だと思う。少々甘く見ていたきらいがあるが、足を滑らすような急登が続き、修験の山であることを感じさせた。

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(左)案内板がある登山口。(右)前半は各所に説明板がある。

林道を40分ほど歩くと、登山口の案内板があり右折して登山道へ。ヒノキ植林の中を進むと「馬返し」「山頂90分」の標識。左に曲がり進めば歴史を物語る「中寺跡」「坐禅岩」「柳小坂」の説明板が続く。周囲は明るい落葉の雑木林となるが、勾配は徐々に増す。右下に沢を見ながら、溝状の抉れた道を、ときには赤テープを見て右手に折り返す道も使いながら登る。

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(左)「山頂50分」付近の美林。(右)急坂が続き「山頂35分」の標識。

「山頂50分」の標識は美しい雑木の緩い斜面。ここから左の山腹へとジグザグに登って行く。とにかく急で、落葉の下の濡れた土が滑る。「山頂35分」の標識を過ぎれば傾斜は緩み、右下が切れ落ちた際を進むようになる。落葉の山腹を東から北へ巻いて行き、北側の尾根に取り付く。ここに「山頂5分」の標識。山頂直前にロープのある岩場があり、難しいことはないが多少の緊張を強いられる。

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(左)山頂直下の岩場。(右)独鈷山の山頂。四阿山と浅間山が見える。

手足を使って攀じればすぐに独鈷山の山頂。ところどころ木枝が邪魔するが、秋晴れの展望が得られた。西には槍・穂高、その左に美ヶ原から蓼科山。目を北側に移せば、浅間山・四阿山、眼下に塩田平。北信五岳は霞んでいるが、後立山連峰がところどころ雲からのぞく。山頂には2組5人。展望を楽しんでから往路を戻った。落葉の急坂は下りに一層の慎重さが必要だった。

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(左)独鈷山から槍・穂高の展望。
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2020年11月19日

子檀嶺岳[修那羅峠から](青木村)

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子檀嶺岳から後立山連峰を望む。爺ヶ岳・鹿島槍・五竜。

修那羅峠1014-1115鉄塔(1054標高点)-1124林道-1148(1155標高点)-1202子檀嶺岳1229-1245林道終点-1320県道-1339修那羅峠

子檀嶺岳は里山の範疇ではあるものの、信州百名山にも名を連ねる青木村の名山。以前、南側から登り東の管社へ下った。今回は一般コースではなく、修那羅峠から道のない尾根伝いに歩いてみようと思う。修那羅峠北側、修那羅石仏入口の駐車スペースに車をとめ、東側の山腹に取り付き、微かな踏み跡をたどる。

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(左)道のない尾根をたどる。(右)送電鉄塔(1054)。前方は四阿屋山か。

しばらく車道を右下に見て、南に巻き気味に進んだ後、左折して赤松の尾根を登る。左右にのびる尾根にたどり着いたら右折。その先の957ピークでは南か北の尾根に引き込まれがちだが、南東方向へ。小ピークを越えて雑木の鞍部から急登で尾根に乗り右折。940M圏のピークを越えて、やや右手山腹から1054を目指す。

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(左)1155へ急登。(右)1155からは歩きやすい道。村松からの道と合流。

所々、足元には藪が蔓延る。里山らしく落葉が覆う登り下りは急。山仕事らしい踏み跡は曖昧で、尾根の方向を見定めて進みたい。1054手前の送電鉄塔に着いて一安心。ここからは整った送電巡視路を南下して林道へ。林道の先は右・唐松、左・雑木の尾根に急登で汗を絞らされ、一般登山道の1155ピークに登り着く。あとは松茸山のテープが張られた、整備された道を東にたどり、祠のある子檀嶺岳の山頂へ。

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(左)子檀嶺岳から四阿山・浅間山を望む。(右)眼下に青木村。正面は夫神岳。

ここまでの樹林帯が嘘のように、山頂からは展望が広がる。眼下に青木村の中心部。その向こうに夫神山をはじめ塩田平の里山。その向こうの美ヶ原・蓼科方面は雲の中。右手の連なりは滝山連峰、左手には浅間山と四阿山。そして、北西方向を振り返れば、聖山の向こうに鹿島槍を中心とした後立山連峰が白く輝いている。

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(左)一般コースは道標も整備されている。尾根からの下降点。

下山は一般コースへ。1155の少し西で尾根から右折、急な下りもわずかで林道に出る。あとは林道と舗装道を淡々と歩いて、修那羅峠に帰着。11月も後半なのに、今日も暑いくらい。往路の尾根歩きは思ったよりも藪っぽくて、方向も定めにくかった。

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2020年03月28日

青木峠から十観山(青木村/筑北村)

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霧まく十観山直下

青木峠(トンネル西側・四阿屋林道分岐)930-1008林道-1021河鹿沢分岐(稜線)-1047十観山1110-1135河鹿沢分岐-1145林道1155-1225青木峠

青木村の西に位置する十観山。青木村側から登られることが多く、ずいぶん前に横手キャンプ場から短時間で登ったことがある。山頂は東側が伐採されていて、眼下に青木村を眺めることができる。今回は北側の青木峠から歩き始める。こちらからのルートは他の人と会うこともまれだろう。空には雲が重く垂れこめている。

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(左)青木峠。トンネル右手を進む。(右)鞍部から先はヤブっぽくなる。

青木峠のトンネル西側、四阿屋林道分岐点のスペースに駐車。トンネルの右側から沢沿いの踏み跡をたどる。「入山禁止」の張り紙があるので、松茸の季節は控えたい。谷底の道は作業道のようになり、山腹の左手を巻いていく。そこで、右手の尾根を目指してヒノキ林をよじ登り、1113峰の少し北側の尾根にのる。1113峰からは赤松の尾根上に踏み跡が続く。

小ピークを越えた鞍部からの登り返しは雑木や唐松の林となるが、踏み跡は不明瞭でヤブっぽい。尾根を外さず方向を見定めて進みたい。大型獣用の箱罠を傍らに見て、舗装林道に飛び出す。以前、ここまで車で来て、滝山連峰へと歩を進めたことがあった。舗装林道を横切り、目の前の尾根に取り付く。ヒノキや雑木の尾根に踏み跡を追うと、送電鉄塔の下を過ぎ、林道を横切り、滝山連峰から続く稜線にたどり着く。

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(左)舗装林道を横切り尾根を進む。(右)滝山連峰からの稜線は気持ち良い道。

以前はこの分岐に十観山と三ツ頭を示す道標があったはずだが見あたらない。左折して緩やかな気持ち良い稜線を進む。左は唐松、右は雑木に赤松が混じり、足元は低い笹が続く。いったん下った鞍部は左に畑地と林道が接する。緩い登りで、右手の田沢温泉からの道(湯川コース)を合わせる。雑木林と落葉の中、道標が立っている。その先ひと登りで十観山の山頂へ。

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(左)湯川コースとの合流点。(右)十観山の山頂。霧で展望なし。

山頂のあらかたは唐松などの樹林に覆われているが、東側だけ切り開かれている。しかし今日は一面の霧で何も見えない。下りは往路を戻った。下山を始めると晴れてくるのはいつものこと。河鹿沢の林道から西を見ると、大洞山や大沢山を望むことができたが、その先の北アルプスは雲の中だった。

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(左)帰路、林道から大洞山・大沢山を望む。

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2018年12月21日

冠着山[佐良志奈神社から鳴海新道](千曲市)

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冠着山山頂から望む戸隠・高妻・火打・妙高・黒姫

佐良志奈神社横752-822八王子山-935正城山(893m)940-1003鉄塔359号1008-1048坊城平分岐-1128冠着山1215-1243坊城平分岐-1323鉄塔359号1328-1348車道-1412三角点668m-1456佐良志奈神社横

冠着山、別名・姨捨山は善光寺平の南に頭をもたげ、平安時代から和歌にも詠まれ姨捨伝説でも知られている。以前、坊城平から登ったが、40分程度の行程なので登山対象としてはあまり魅力を感じなかった。ところが、千曲川沿いの佐良志奈神社から尾根を登るコースがあることを知り、今回それをたどった。中心となって整備された方の名をとって「鳴海新道」と呼ばれているようだ。

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(左)大正橋の正面には佐良志奈神社。その後方の尾根をたどる。

佐良志奈神社の横に車をとめて歩きはじめる。山の北側に舗装道路を大きく折り返して登れば、南側に坂城方面の展望が開け、石段を登った八王子社からは北側の眺め。天気予報は晴だったはずだが、雲が空を覆っている。その先も幅広い作業道を進み、八王子山を示す道標に従って左折。狼煙台らしい八王子山に立ち寄るが、樹林の中で展望は得られなかった。分岐に戻ると「登山口」の標識があり、尾根上を道は登っていく。

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(左)893ピークへの登り。(右)第二展望台から坂城方面展望。

雑木林に赤松林が混在する。いくつかの小ピークは左を巻き、左右の木枝が煩いところも。893ピークへの急登は薄雪に濡れた落葉が滑り、ペースがあがらない。登り着いた893ピークは数本の白樺がある。正城山という砦跡らしい。少し下って第一展望台。雑木の気持ちよい道を進み、第二展望台も坂城方面の展望。少し元気が出てくる。滑りがちの登りから第三展望台に着き、すぐ先に359号鉄塔。北側の展望が得られる。

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(左)気持ちよい雑木の尾根の登り。(右)359号鉄塔。

鉄塔の先は蔓延るイバラを刈ってある。雪が増える。尾根の左下に岩がちの細い登りがあり、1040圏の小ピークへ。緩やかに下り、気持ちよい雑木の鞍部から1046ピークへ登る。前方の木の間に冠着山の山頂部が近づいてくる。緩やかに下れば坊城平からの道に合流する。坊抱岩への道を左に分け、第四展望台を経由して、山頂部の北東側をトラバースして行く。積雪は15cmほどだが、先人のトレースがあるので助かる。

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(左)坊城平からの道と合流。前方に坊抱岩と山頂部。(右)冠着山へ雪の直登。

坊城平の直登路と久露滝への道を右に分け、道標に従って左折し冠着山へ直登する。雪は予想より深いが、緩んでいるのでアイゼンなどは不要。右に曲がり道が緩めば冠着山の山頂広場に到着。鳥居の奥に三角点・方位盤・歌碑と神社の建物。休んでいるうちに晴れてきた。南側は目前に大林山が大きく、その向こうに蓼科山。逆光に南ア・中アは霞んでいる。北側は木の間から、真っ白な白馬三山、その右に高妻・妙高・黒姫。

下山は往路を359鉄塔まで戻り、見晴らしいい送電巡視路を通って県道498号に下った。少し先で右下の山道に入り、赤松林の638三角点を経由。その先の竹林は倒木が多く高巻いたり苦労して進み、上山田の温泉街に下った。638三角点経由は一般的には勧められない。「鳴海新道」は急なアップダウンもあり里山としては長丁場だが、案内板やマークも十分で道形が不明なところもほとんどない。他の登山者には出会わなかった。

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(左)冠着山の山頂。(右)冠着山山頂から白馬三山を望む。
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2018年03月04日

依田城跡~天狗山(金鳳山)(上田市)

宗龍寺925-(東尾根)1012依田城跡(804.7m)1024-1035比丘尼井戸跡-1101ジャンクション(903m)-1139天狗山(金鳳山、993.5m)1151-1225ジャンクション(903m)-1256比丘尼井戸跡-1307依田城跡1329-1414宗龍寺

インフルエンザに罹り、高熱が下がった後もしばらく体調がすぐれなかったがようやく快復した。そうしているうちに、すっかり春めいてきた。今日は汗ばむほどの気温になるという。それでは早春の里山歩きに出かけなければ。以前から気になっていた、丸子中心街の西側にある依田城跡とその西にある天狗山(別名:金鳳山)に登った。

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(左)宗龍寺。(右)宗龍寺背後から東尾根を登るが超急登。

登山口は依田川橋南西にある宗龍寺。本堂の南側に駐車。林道を詰めて南側から登るのが一般的だと思う。ちょっと変化をつけて宗龍寺背後の東尾根を登ってみたが、とても一般に勧められるルートではなかった。本堂の裏の墓地を過ぎて急斜面の山腹に取り付く。踏み跡やマークは期待できない。方向を定めて雑木と落葉の山腹を登る。正面に露岩が見えたので、左手の尾根を登り、露岩の上部に出てあとは尾根を直登。

数歩ごとに落葉に足を滑らせ、木枝につかまり身体をずり上げるような尾根の急登。最後はヤブを漕いで依田城跡(804.7m)に到着。標柱と三角点、そしてなぜか吹流しが風になびいている。360度の展望が広がる。浅間・四阿から、その左に高妻・後立山も遠く霞む。振り返れば蓼科山。南側からはっきりした道が登ってきており、物好きでなければそちらから登ることをお勧めする。

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(左)依田城跡。360度の展望が広がる。(右)依田城跡からの浅間・湯の丸・四阿方面の展望。

ここからは金鳳山まで尾根上に踏み跡とテープマークがある。大岩や赤松の倒木を越えて緩やかに下り、鞍部あたりは雑木林が気持ちよい。道は樹林の中、登りに転じ、正面の尾根直前の左手に比丘尼井戸跡の標柱。小さな窪地があるだけ。尾根を左に向かい、その先の小ピークはマークに従うと左下を巻くが、尾根上の岩頭に出れば右手の展望が広がる。

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(左)樹林の中のジャンクションピーク(903m)。

小ピークを2つほど越し、玉切りにした赤松の丸太がそこここに置かれた伐採地に。ヤブがやや深くなり、右へトラバース気味に登る。ジャンクションピーク(903m)は樹林に囲まれ、その合間から蓼科・美ヶ原が何とか見えるくらい。道は右折し、赤松の中を急降下。倒木が多く煩わしい。赤松の多い山域だが、鞍部からは気持ちの良い雑木林の登りになり、ようやくほっとする。

左から尾根が合流し、右へ急登し小ピークをひとつ越えれば天狗山(金鳳山・993.5m)に到着。樹林の中、展望もなく山名標もない。三角点が佇むだけのヤブっぽい山頂。踏み跡は富士嶽山方面に続いていて、状況次第で足をのばそうかとも考えていたが、前半での消耗が激しく今日はここまで。下山は往路を戻った。一番展望がよかったのは依田城跡。それ以西は倒木やヤブがちなところも多く、歩きにくかった。一般的に勧められるコースとはいえないと思う。

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(左)天狗山直下は気持ちよい雑木林の登り。(右)樹林に囲まれヤブっぽい天狗山山頂。

下山後は青木村まで車で走り、沓掛温泉・小倉乃湯で汗を流した。暖かくなってくると足を運びたくなる微温湯。以前と変わらず、入浴料金は200円のままだった。
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2017年10月18日

大明神岳・天狗山(青木村/上田市)

大明神岳の北西側登山口1310-1327尾根-1345大明神岳1350-1410登山口
天狗岳の南側鞍部西側登山口1440-1451天狗山1455-1500登山口

半日時間ができたので近場の山に出かける。このところ雨の日が多く、この先も雨模様の天気予報ばかり。久しぶりに晴れた日を無駄にしてはならない。短時間で登れる青木村の奥の大明神岳と天狗岳へ。この季節、今回辿ったルートには茸山入山禁止などの掲示はいずれも見られなかった。

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(左)大明神岳登山口。正面の踏み跡に入る。

青木村から南へ進み鹿教湯に抜ける道。途中、保福寺峠方面へ右折して未舗装の林道に入る。「西内国有林」の案内板が登山口の目印。林道脇に駐車して南東へと進む登山道に入る。思ったより踏み跡ははっきりしていて、随所に赤テープもある。最初は杉林だが、すぐに唐松・赤松・広葉樹が混在した森林になる。

ひと登りしてから、右にわずかにトラバースし左折して尾根を登る。踏み跡は一部不明瞭だが、尾根を辿れば問題ない。左から大きな尾根が合流して右折し、ヤセ尾根の急登。木の間に展望が得られる場所が一箇所。滑りやすい足元に注意し急登すれば、最後は尾根が広がり山上稜線に達して左折。樹林の中の山頂に到着。三角点はあるが展望皆無で、登りごたえもいまひとつか。

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(左)ヤセ尾根を急登。(右)樹林に囲まれた大明神岳山頂。展望皆無。

下山は往路をそのまま戻った。もうひと山と欲張って、車を西に走らせ、右折して別荘地内へ。別荘地内を右折して上った先の天狗山南側鞍部のすぐ西側下まで車を入れる。踏み跡に従って鞍部に駆け上がって左折し、尾根上を辿れば10分ほどで、樹林の中、壊れた祠のある天狗山の山頂。あまりにあっけない。ゆったりとした尾根上の道は里山としては悪い雰囲気ではないと思ったが。

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(左)駐車場所から東に踏み跡を駆け上がると鞍部に。(右)こちらも樹林の中の天狗山山頂。
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2017年04月02日

大林山[室賀峠から](上田市/千曲市/筑北村)

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大林山山頂から北アルプスの展望。

室賀峠908-929「916ピーク」-952風越峠-1026「1081ピーク」1035-1102反射板分岐-1144大林山1221-1249反射板分岐1254-1320「1081ピーク」-1335風越峠-1357「916ピーク」-1417室賀峠

大林山には各方面から登っているが、室賀峠からの尾根を登るルートは未踏なのでそれをたどってみた。足元が滑りやすい急登が多く、特にこのルートを推すということにはならないと感じた。反射板合流までの間、道標は室賀峠・風越峠にあるだけ。尾根筋を行けば問題なく、踏み跡もはっきりしていて適度に赤テープがある。

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(左)室賀峠から登山開始。左の道に入る。

室賀峠から少し上田側に下った「室賀峠史跡公園」の空地に車をとめる。わずかに室賀峠へ登り返し、左手(西側)の道に入ればすぐに送電鉄塔がある。赤松林のやや広い道は、やがて急登となり916ピークへ。北西へと下るとやや広い作業道となって林道に出る。右手は杉林。林道を左に進む手もあるが、踏み跡微かな正面の尾根に取り付いて967ピークを目指す。

967ピークには四等三角点。風越峠への道はわかりにくいが、西ではなく北へ下る尾根を少し進みテープマークの箇所から左の山腹を下るのがいいと思う。風越峠に下ると案内標があり、すぐ左下には先程の林道が見える。赤テープを頼りに林道からすぐ風越峠へ登ってくることもできる。しばらく緩やかな道の後、1081ピークに向けて本日一番の急登。雪解けと落葉で足元が滑りやすい。

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(左)風越峠。左下すぐのところを林道が走っている。(右)1081ピークに向けての急登が始まる。

1081ピークを過ぎればしばらく雑木林の穏やかな登り。小ピークからは右手木の間越しに四阿山・烏帽子岳などが見える。このあたりから尾根道に断続的に積雪があらわれる。登りついた反射板方面との分岐には案内標がある。すぐ上のおよそ山頂らしくない斜面には九竜山の標識。ここからは積雪がぐっと増える。

ある程度の雪は予想していたが、トレースもなく何回か踏み抜いて膝下まで埋もれる積雪。学校登山の八合目・九合目の表示や脇のトラロープを見ながら唐松林の雪の急登。登りついた箇所からは左に展望が開け、わずかに進めば大林山山頂。いつもながら、正面には北アルプス後立山から北信五岳方面の展望が素晴らしい。振り返れば蓼科・美ヶ原。

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(左)八合目付近。予想より積雪が多かった。(右)大林山から蓼科山方面の展望。

すぐ後からトレランらしき青年が身軽なスタイルで登ってきた。雪の登りでは私のトレースが役だったようだ。半過城山から三ツ頭・摺鉢山・室賀峠経由で登ってきて、氷沢川沿いに下るといってすぐに去って行った。今日出会ったのは彼一人だけ。私はしばらく展望を楽しんでから往路を下った。途中、967ピークは省略し林道を回った。

2017年03月25日

鹿教湯富士[富士山](上田市)

高梨集落最上部(駐車)1003-1043市峠-1108鹿教湯富士1123-1142市峠-1208「1009ピーク」1223-1251梅の木峠1256-1330穴沢集落-1405高梨集落最上部

鹿教湯温泉の後ろにそびえる変哲もない里山。山ガイドなどでは「富士山」の呼称が多いが、日本一の山と区別するためここでは「鹿教湯富士」としておく。里山としての魅力は期待以下でも以上でもなかった感じ。一帯は松茸山なので、その季節の入山は控えたい。道標などないものの赤テープが終始目印になる。

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(左)古い峠道には石仏が佇む。(右)石垣も積まれた古い峠道。ジグザグの登りで市峠へ。

国道254号から鹿教湯入口の直前で右折し高梨集落に入り、最上部の廃屋跡地らしき空地に駐車させてもらう。獣除け柵から沢沿いの道を進む。墓地の先で沢を離れ右の山腹へ登る。左へトラバースしてから山頂へ直登する尾根を回り込んだ後は、山腹を右へずっと斜めに登っていく。古い峠道らしく石仏が見られ、歩きやすい広めの道が続く。途中、道が崩れがちのところも。最後は左の山腹をジグザグに、積まれた石垣を見ながら登れば市峠に到着。

市峠には案内標などはなく、塩田側に道が下っている。左(西)の尾根に取り付く。小ピークをひとつ過ぎ、左手に展望が得られるところが一箇所。落葉で滑りやすい急斜面を木枝に捕まりながら登り、右にトラバースすれば山頂の一角に。平坦路を右にすぐで樹木に囲まれた鹿教湯富士の山頂。三角点と石祠があり、木の間からわずかに鹿教湯方面を見おろせる。

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(左)山頂への後半は急登が続く。(右)三角点と石祠がある鹿教湯富士の山頂。前方には鹿教湯温泉街が見おろせる。

このまま下山してもあっけないので、稜線を東に梅の木峠まで歩いてみた。市峠から東へ向かう尾根上には踏み跡と赤テープがある。途中、1008ピーク前後は落葉樹の明るい尾根で気持ちがよい。ただ、その先は松茸山のテープと滑りがちな急降下が続き、展望もないので、お勧めするようなルートでもない。馬頭観音がある梅の木峠で右折して、広い峠道を穴沢へと下る。穴沢から国道254号沿いに歩いて駐車場所に戻った。

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(左)1008ピーク付近は明るい雑木林。

2017年03月18日

富士嶽山[平井寺トンネルから](上田市)

平井寺トンネル上907-954稜線(平井寺峠東)1000-1035富士嶽山(三角点)1045-1105富士嶽神社奥社のピーク1147-1230富士嶽神社裏の登山口-(車道:奈良尾・平井寺集落経由)-1335平井寺トンネル上(車を回収)

塩田平の南東に位置する里山。春めいてきて里山に登るにはよい季節。少々変化をつけて平井寺トンネルから平井寺峠付近を経由して、南西側の尾根から登ってみた。上田市街方面から南下し、平井寺トンネル料金所の直前を右折し林道に入る。独鈷山への道から左に曲がった平井寺トンネルのちょうど上あたりの路側余裕箇所に駐車し、林道を歩きはじめる。

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(左)平井寺トンネルの上を越える林道を歩く。(右)沢を詰めて前方の稜線をめざす。道はない。

車が入れるのは500m程先までで、その先は荒れた林道。沢の左を進むと細い踏み跡に。沢の二股にテープがあり、左の山腹に登ってみるが、やがて涸れ沢に降りる。次の二股も右手の沢の左側を登り、沢に降り正面の稜線に向けて涸れた沢の中を登る。結局のところ、平井寺峠の方向を見定めて涸れた沢を登りつめればいいのだが、この間、はっきりした踏み跡やテープマークは期待できない。

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(左)赤松の急登からやがて雑木の明るい登りへ。(右)樹林に囲まれた富士嶽山山頂(三角点ピーク)

作業道を横切り最後はやや右手の稜線に登り詰める。地図上の平井寺峠よりも少し東に登りついたようだ。左正面の小ピークを左に巻いて鞍部に出る。その先は赤松の尾根を急登する。踏み跡は入り乱れているが、尾根を進めば問題ない。小ピークを右から回り込むあたりからは雑木の気持ちよい登りに。傾斜が緩んで三角点のある富士嶽山山頂に到着。落葉樹に囲まれ、展望は得られない。

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(左)富士嶽神社奥宮のピークからは展望が広がる。眼下に塩田平。遠く北アルプスが霞む。(右)四阿山・浅間山方面の展望。

北東に痩せた尾根をたどった後、小ピークを右折して雑木の中の急降下。檜・赤松の登りの後に、ススキを掻き分けて富士嶽神社奥社のあるピークに到着。ここからは東・北・西方向の展望が開ける。塩田平を挟んで、四阿・湯の丸・浅間。左手には子檀嶺山の向こうに北アルプスが霞んでいる。

下山は一般ルートである北側の尾根を下った。トラロープが配置されているが、とにかく急坂が続く。いったん緩んで岩がちなヤセ尾根を下る。「石造薬師坐像」の案内柱を過ぎ富士嶽神社裏手の登山口に降り立つ。富士嶽神社から奈良尾、平井寺の集落内の車道を歩いて平井寺トンネルに戻り車を回収した。今回の登りルートは道形がないといっていい。テープマークもほとんどない。地図を見て地形を判断して登らなければならない。

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(左)富士嶽神社裏の登山口へ下山。