2019年05月19日

三才山周回ルート[戸谷峰~六人坊~烏帽子岩](松本市)

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林道の途中から北アと右手に戸谷峰・六人坊を展望する。

三才山出合ドライブイン815-917尾根にのる(戸谷峰0.7km道標)-950戸谷峰1016-1053[R73鉄塔]-1130六人坊1155-1214三才山峠(林道蝶ヶ原線)-1244烏帽子岩入口-1256烏帽子岩1308-1346[三才山一の瀬1.5km]道標-1428防獣柵-1438三才山出合ドライブイン

戸谷峰には10年以上前に野間沢橋からの往復で登ったことがある。槍穂高の展望が素晴らしかった。その後、さまざまな登山記録を見ると、戸谷峰から尾根伝いに六人坊・三才山峠・林道・烏帽子岩、そして一の瀬へ周回できることがわかり、いつか歩きたいと思っていた。もう少し早い季節に歩く予定だったが、汗ばむ季節になってしまった。

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(左)国道の向こう側一段上の防獣柵が登山口。(右)新緑の登山道。

国道254号を松本から三才山トンネルに向かう。途中の右側にある三才山出合ドライブインの広い路側スペースの片隅に駐車。今回の登山口は、道のすぐ北側にある防獣柵。戸谷峰を経て保福寺側まで「美ヶ原高原ロングトレイル」として松本市により整備されている。道は新緑の雑木林の中、山腹を右へと巻き気味に一定の勾配で登って行く。

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(左)岩の尾根上を直登。(右)フデリンドウ咲く尾根。

標高1170mを過ぎて道は左の山腹へとジグザグに登る。左右に所々ガレ場をかすめる。右への斜上トラバースを経て、尾根にのり左折。新緑の尾根はほっとさせるが、すぐ岩がちの急登に。直登気味から少しずつ折返しは長くなり、標高1500m付近で右に大岩を見た後は、足元にイチリンソウやフデリンドウが咲く緩やかな尾根。左にトラバースして南西側の尾根にのり、右折すれば戸谷峰山頂。

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(左)山頂直下は落葉の広尾根。(右)戸谷峰の山頂。北ア展望にはやや樹木が邪魔。

戸谷峰山頂は周囲の木々が育ち、槍穂高への視界が悪くなったようだ。北アの稜線は雲に隠れ気味で、しばらく待っても晴れない。東の樹間には六人坊方面が望める。戸谷峰から東へ急下降。徐々に傾斜は緩み、L75鉄塔の下へ。右に野間沢橋への道を見送り、ここからは道標のない尾根を進む。意外と踏み跡は明瞭。右・唐松、左・雑木の尾根を小さな起伏で進む。

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(左)前方に六人坊を見て尾根を進む。(右)六人坊の山頂。

1503を過ぎ、R75鉄塔の鞍部からの登り返しが急登。右手は赤松が多くなる。痩せた尾根で1562を越えて、六人坊への登りも足元石ゴロ、踏み跡錯綜する急登。勾配が緩み三角点と手製のプレートがある六人坊の山頂。樹林の中だが、南側の赤松の間から袴越山が見える。緩やかな道で、山名標もない三才山を過ぎて三才山峠で林道に降り立つ。

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(左)三才山山頂。(右)道脇のリスを目にした。

ここからは林道を南下し、烏帽子岩入口まで30分ほど。途中、北アと戸谷峰・六人坊を見返す展望ポイントが1箇所。林道脇にリスの姿も目撃。「烏帽子岩0.4km」の道標で右折。気持ちよい新緑の道はすぐ急登に。「烏帽子権現」の鳥居と祠があり、その先の岩場から見おろすと、烏帽子岩がすっくと立ち上がっている。思っていた以上の奇岩。

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(左)烏帽子権現の鳥居と祠。(右)烏帽子岩を見おろす。

烏帽子岩入口からは再び「美ヶ原高原ロングトレイル」なので、道は整備され歩きやすいが見どころは少ない。概ね尾根の右は新緑の唐松、左は雑木に赤松が混在する道には足元にスミレ咲き、小ピークを巻いて緩やかに進む。「三才山一の瀬1.5km」の案内板で道は2分。どちらも変わらないだろうが、左へ。谷に向かってジグザグに急下降してから、右折してトラバースとなる。

ヒノキ林に入ると残りわずか。作業道から舗装道に出て防獣柵を過ぎ、右の一段高い国道へ上がれば出発点のドライブインに戻り着く。長年懸案だったルートを歩くことができた。雑木や唐松の新緑、足元の花々も美しかったが、展望が得られる場所がやや少なかったのが残念。他の登山者には、ひとりも出会わなかった。

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(左)唐松林を下る。歩きやすい道。
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2019年05月16日

祠峠から保倉山(松本市)

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落葉の尾根に出ると反射板を示す案内板。

大野川登山口(駐車場所)1017-1115祠峠1126-1155「保倉山反射板」案内板-1213保倉山1234-1243「保倉山反射板」案内板-1305祠峠1311-1350登山口

宮坂七郎著「新版・信州の山/中部上巻」に掲載されていて、登ってみる気になった山。ネット上にも登山記録がほとんど見あたらない。祠峠には三木秀綱の伝説が残るため、むしろ歴史探訪としての記録が見られる。こんな薮山に登るには、少々季節は遅すぎた感じだった。

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(左)登山口。ガードレールの間から左下に下る。前方案内板の前に駐車。(右)鉄橋を渡り峠道を進む。

国道158号を前川渡の信号で左折し、乗鞍高原に向かう県道84号に入る。信号から2km少々で左手に「乗鞍高原 施設案内」という案内地図がある路側余地。ここに駐車。まずは祠峠を目指す。少し戻って、ガードレールの間から南東に下る道に入る。左手に墓地と蔵、その先、右手に住宅を見て鋭角に曲がり、前川を鉄橋で渡る。

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(左)乗鞍岳を望む。(右)壊れた鳥居と祠。

鉄橋の先で左折してすぐに小さな沢を渡り、左へ巻いて登る。古い峠道らしく、歩きやすい道の付け方。しかしいまは倒木や崩れがちの箇所も多い。折返して右下に沢を見て登る。電線が頭上を横切る箇所で、残雪の乗鞍岳を望む。さらに折返しを挟みながら、沢の右岸を進む。支沢を渡った箇所に壊れた鳥居と祠。その先、シダ類が足元を覆う。

周囲は雑木・唐松・杉・檜などが混じり、頭上にずっと電線が走る。滑る斜面で支沢を渡り、崩壊地の上を巻く。唐松が多くなる。右下の沢は、ここまで来ても水流があるのが驚き。1時間ほどで祠峠に到着。峠には鳥居や社や石碑があるけれど、倒木や壊れた建物もあり少し雑然としている。保倉山へは社の裏から右へ明瞭な踏み跡があった。

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(左)峠道はやや荒れ気味。(右)祠峠の鳥居と社。

一部、不鮮明な場所もあるが、丁寧に九十九折を重ねて踏み跡は続く。枝が散乱して歩きにくいが、周囲は気持ちよい唐松の新緑。足元にはスミレの花。勾配が緩み尾根に突き当たった箇所に「保倉山反射板」の案内板がある。ここで左折した尾根は、落葉雑木林の雰囲気がほっとさせる。ひと登りで前衛峰1520mに到着。鞍部に下り、登り返しは二重山稜。下草もなく雑木の明るい斜面。

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(左)保倉山へは唐松林に踏み跡を追う。(右)鞍部から保倉山へ明るい雑木の山腹を登る。

どこでも登れるが、右手の尾根を登り、低い笹に覆われた保倉山の山頂に到着。一番高みに埋もれるように三角点、その東側に反射板。東方向に鉢盛山・ハト峰、さらに鉢伏山が展望できる。その先の美ヶ原は雲に霞んでいる。反対側は樹林に囲まれ、木の間に乗鞍岳が認められる程度。下山は往路を戻った。ヤブっぽい山ではあったけれど、山頂付近の明るい雑木林は気持ちよかった。

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(左)保倉山山頂の反射板から前方にハト峰が見える。
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2018年10月21日

鉢盛山 [旧波田町・黒川林道から](松本市/朝日村/木祖村)

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鉢盛山山頂付近の反射板から北アルプスの展望

登山口732-810波田町避難小屋820-840朝日村分岐-930鉢盛山避難小屋-937鉢盛山(~反射板)1005-1011鉢盛山避難小屋1019-1101朝日村分岐-1116波田町避難小屋1140-1210登山口

信州百名山や三百名山に名を連ねる鉢盛山。登山そのものより、登山口までのアプローチに苦労する印象が強い。朝日村側からの林道が長らく通行止めらしいので、旧波田町の黒川林道から入ることにした。夏頃に偵察した際には笹が道を覆っていたが、ネットの登山記録を見るとその後笹刈りされたようなので登りに出かけた。

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(左)登山口。右手の林道に進む。

新島々駅近くのコンビニで黒川林道ゲートの鍵を借りる。国道158号から黒川林道に入り、ゲートを開けて車を進める。舗装箇所もあるが、落石でパンクしないように慎重に進む。1時間ほどで登山口へ。車2台分ほどのスペースがある。「登山口」の標識に従って、折り返す林道の続きを歩く。軽四駆なら走れるかと思われる林道は笹と唐松に囲まれ、今朝の冷え込みで霜柱が見られる。

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(左)波田町避難小屋。(右)笹刈りされたダケカンバの中の登山道。

3回折り返して歩けば、波田町避難小屋の前に出る。少し周囲は開けて穂高・槍が木の間に見える。その右手のハト峰には手が届きそうだが、いまは登山道も深い笹に覆われてしまったらしい。小屋の左から笹刈りされた登山道に入る。笹刈り後の歩きにくさはあるものの、緩急の登りはダケカンバから針葉樹林に入っていく。程なく朝日村側からの登山道が合流。切開きから中ア・南ア・八ヶ岳が望める。

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(左)朝日村分岐から中ア方面が見渡せる。(右)深い針葉樹林帯の道が続く。

その先、左手に唐松の紅葉や笹原越しに展望が開けた後は、深い針葉樹林帯の緩やかな道。山腹の左を巻いた後、九十九折の急登で尾根上に登る。1~2cmの薄雪が道を覆う。傾斜が緩めばぽっかりと周囲が開け、権現の庭という小湿地。針葉樹林帯を進めば、すぐに鉢盛山避難小屋が左手にあらわれる。ジグザグの急登で鉢盛山の山頂に到着。三角点といくつかの祠がある。周囲は小高い樹木に遮られて展望はよくない。

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(左)周囲が開け、権現の庭。(右)鉢盛山避難小屋は樹林の中。

その先、平坦路を数分進めば反射板が立つ広場に出る。ここは絶景。目の前に穂高・槍・大天井から常念へと、少々見慣れない角度で北アルプスの連なりが広がる。左には乗鞍と御嶽。右手の北信の山々や八ヶ岳方面は薄雲に霞んでいる。下山は往路をそのまま戻った。途中、出会った登山者は1組2人のみ。ほぼ針葉樹の山なので紅葉のはなやかさはなかったが、秋晴れの中、ところどころの展望を楽しむことができた。

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(左)鉢盛山山頂。展望はよくない。(右)山頂先の反射板の広場から絶景が広がる。
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2016年04月24日

金松寺山~天狗岩(松本市)

金松寺の先・林道獣柵前駐車840-928林道終点933-1040巻道分岐-1053金松寺山1058-1120小ピーク[1730m]-1203天狗岩山頂1253-1319金松寺山西側分岐-(巻道)-1328北側分岐1332-1413林道へ出る-1456駐車場所

松本平の西端に乗り出すような山容の金松寺山。古刹・金松寺ウラの里山といった風情だが、さらに西にある天狗岩を結んで歩けばなかなかの山行となる。

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(左)金松寺の先の獣除けゲート(開閉可能)。脇に3台ほどの駐車スペース。(右)林道終点。道標に従って右手の山道に入る。

旧波田町の大久保集落を過ぎ金松寺の横を通って、すぐ先の獣除け柵の前に駐車。3台ほどの駐車スペースがある。柵は開閉でき、その先にも数台の駐車スペースはある。舗装林道を10分ほど歩けば、鍵付きのゲート。ここからはダートの林道をたどる。倒木が何箇所も道をふさいでいるが歩くのに支障はない。林道終点からは道標に従って右手の山道へ。

沢沿いに登った後、水道水源の標識で右折。右手から高巻いて源頭の上部を越える。その先に少々超えるのに苦労する倒木。道は沢を離れ、大きく折り返しながら適度な傾斜を続けて山腹を登っていく。よく踏まれ歩きやすい道。周囲は手入れの行き届いたヒノキ林。送電巡視路の案内板とともに登山道を示す標識も数箇所。獣除けの扉も2箇所。右への長いトラバースがあって唐松林になると、金松寺山山頂への尾根道と巻道の分岐。往路は左折して直登し、金松寺山の山頂へ。

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(左)ヒノキ林の中を登る。途中、獣除けの扉が2箇所。(右)金松寺山山頂。樹林の中で展望はない。

金松寺山山頂には山名標もなくベンチが樹林の中にたたずむ。金松寺山からは、暗いヒノキ林とうってかわって、落葉した唐松林と熊笹の明るい道へと雰囲気が変わる。おだやかに進んだ後、ちょっとした登りがあり1730m圏のなだらかな小ピークを越え、その後は尾根上にしばらく緩やかな道が続く。この季節なら左右に木の間越しの展望もあり、気持ちのよいところ。尾根はやや右に曲がり勾配が増す。稜線に登りつけば右手に一面の白樺林が広がる。

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(左)天狗岩への登り。右手に白樺林が広がり、気持ちのよい道が続く。(右)三角点がある天狗岩山頂。唐松の木の間から、鉢盛山・御嶽・乗鞍・奥穂などの展望。

最後は尾根上を一直線にたどるような急登で、山上台地の東端にたどり着き、ゆるやかに進めば左手に天狗岩。そのすぐ先に三角点のある天狗岩山頂。天狗岩からは眼下に松本平、目の前に鉢盛山が大きく、右に雪を被った御嶽・乗鞍。場所を山名案内板のある三角点に移すと、そのほかに北西に涸沢カールが霞み、奥穂がぼんやりと見えた。

下山は往路を戻った。途中、金松寺山には寄らず北西側の巻道を使う。途中出合った登山者は2組だけ。天狗岩からの展望は薄雲がかかっていまひとつだったが、晴れていれば素晴らしいのだろう。金松寺山から天狗岩への道は明るく、気持ちよく歩くことができた。

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(左)天狗岩から松本平を見下ろす。雲が多く展望はいまひとつ。

2016年02月28日

富士塚山・福寿草(松本市旧四賀村) 東城山(松本市)

小瀬バス停1104-1116錦織神社-1134林道-1142富士塚山1201-1225小瀬バス停-福寿草群生地(一周約35分)
金華橋1338-1349あずまや-1412東城山(林城跡)1436-1446舗装車道(大嵩崎集落上)-1510金華橋

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(左)富士塚山へ。赤松の尾根を登り、幟立石柱の先から左へトラバース。(右)林道の先は桜並木の尾根道が整備されている。

暖かな気候で雪が少なく、スキーよりも里山歩きに出かけたいという気分。松本周辺の里山を歩きながら、福寿草のようすを見てこようと出かけた。いずれも30~40分程度で登れる里山である。

まずは、福寿草で知られる旧四賀村赤怒田(錦織の里)の北にある富士塚山。保福寺峠に向かう道の小瀬バス停近くに駐車。北側の集落内に入り、獣除けのフェンスを開けて、錦織神社の鳥居の前に立つ。ここから舗装された急坂を上って、錦織神社の立派な社殿の前に出る。社殿の左から裏へと回り込んで、赤松の尾根をたどる。「茸止山」の掲示が随所にあるので、松茸の季節は避けたい。少し南側の視界が開け、幟を立てる石柱が道に左右にあらわれる。その先、左へと斜面をトラバースしていけば、やがて林道に出る。林道を右に歩くと富士塚桜公園という石碑があり、そこからは桜並木の整備された道が山頂まで続いている。

山頂には南に向いた鳥居と祠、さらに東を向いた祠も。アンテナ等とソーラー発電装置。周囲が切り開かれて、この標高の山としては展望がよい。おもに東と南が開けている。南東方向に見えるのは戸谷峰か。東に見える滝山連峰が意外なほど立派だ。「北アルプスが見える」という記録を見ことがあるけれど、薄雲に隠れている。木々が育ったせいか、西側で遠望が利く箇所はわずかだから、晴天でもさほど期待できないだろう。下山は往路をもどった。

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(左)周囲が切り開かれた富士塚山山頂。前方には滝山連峰が見える。あいにく北アルプスの展望はなし。(右)福寿草の群生地では、この暖かさのせいか、花が咲き始めていた。

下山後、福寿草の群生地を見て回る。保福寺川に沿う平地の反対側(南側)の北斜面に花が咲いていて、周回する遊歩道が整備されている。この暖かさのせいか、思ったよりも咲きはじめていた。福寿草まつりは3月12日~22日とポスターにあったけれど、それよりも咲き始めは早いようだ。

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(左)金華橋南東にある東城山登山口。「林城跡」と書かれている。(右)尾根道の先にあずまや。

続いて、松本市街地の東にある東城山へ。小笠原氏が林城という山城を築いたところで、案内板も東城山よりも林城跡(小笠原氏城跡)などの方が幅を利かせている。金華橋付近の邪魔にならない場所に車をとめ、橋の南東から登りはじめる。登山口には案内板があり、またポストの中に散策マップも用意されていた。はじめは雑木の中のジグザグの登り。1ヶ所松本市街地を見おろす眺望が開ける。やがて赤松の尾根道となって、あずまやがあらわれる。

その先もよく踏まれた赤松の中の道。林道を横切って、左に再びあずまやを見ながら石段を登れば、東城山山頂の広場に到着。赤松林の中で展望はない。周囲の掘割なども含め山城の雰囲気が感じられる。下山は、「大嵩崎(おおつき)」という案内標識にしたがって南へ降りる。尾根を右手に外れてジグザグに下ればあっという間に車道に降り立つ。大嵩崎(おおつき)の集落の中を下って、金華橋にもどった。

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(左)東城山の山頂広場(小笠原氏の林城跡)。

2015年10月04日

大穴山・継子落とし(池田町)、南鷹狩山(大町市)

田ノ入峠-(10分)-塚ノ原古墳分岐-(10分)-大穴山-(20分)-田ノ入峠
登山口(田ノ入峠下案内標)-(10分)-継子落とし(展望場所)-(15分)-852標高点-(20分)-登山口
登山口-(25分)-南鷹狩山-(20分)-登山口

安曇野の東側にあるいくつかの低山を歩きに出かける。午前中は秋晴れだったが、昼頃からは雲が多い天気になった。

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(左)田ノ入峠。(右)大穴山三角点。

池田町の道の駅付近から東の山腹に車で上っていく。「滝沢城跡」「田ノ入峠」などの案内を目印にする。舗装道だが細く緊張を強いられる林道はやがて田ノ入峠へ。道脇のスペースに駐車。まずは、南側(右手)の「東山尾根コース」の案内標に従い、登山道に入り大穴山を目指す。よく整備された道がアカマツやカラマツの尾根上につけられ、途中一ヶ所左手の展望が開ける。小ピークを2つほど越えて、下ったところに「塚ノ原古墳」左折の案内標。そこを直進すると道は尾根の左下を通るようになる。すかさず踏み跡もまばらな右上の尾根上を進めば、すぐに大穴山の三角点に到達。樹林の中で展望もないし、ヤブの中の山頂である。

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(左)継子落としへはこちらから。(右)展望場所から見た継子落とし。

田ノ入峠にもどり、少し池田町側に下った「継子落とし・八代峠」を示す標柱から再び山に入る。10分ほどで目の前に奇景として知られる「継子落とし」の土柱が見える場所にたどり着く。土の円錐がきりっと立ち上がっているけれど、そこに近づくことは難しそうだ。そのまま八代峠に向かうよい道(案内表示あり)をしばらく辿り、アカマツ林の中の852標高点の小ピークまで行って引き返した。

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(左)南鷹狩山へは前方の林道を進み、すぐに右手の尾根に取り付く。(右)南鷹狩山山頂の三角点。

次は車で北上し大町へ。市街東側の鷹狩山は山頂まで車で行けるが、その南にある、はっきりした登山道のない南鷹狩山を目指す。鷹狩山への途中の車道分岐点で「信州八坂村MTBツーリングコース12」の標識が目印。その脇の荒れた林道を40mほど進んでから右手の尾根上に登り、かすかな踏み跡をたどる。急な尾根を直登する。右手から顕著な尾根が合流すると、勾配は緩み左下に林道が見える。その先で右手に展望が開けた後、いったん鞍部に下って登り返す。再び右から尾根が合流すれば、左に林道終点の広場が見える。それを横切るようにして前方の高みに登れば、南鷹狩山の三角点が見いだせた。ヤブの中、展望はない。下山時には左に分岐する尾根に入らないよう注意が必要だ。

2013年08月25日

鍋冠山(安曇野市/松本市)

三郷スカイライン・展望台912-935林道ゲート940-1027冷沢登山口1030-1120[道標・大滝山6.8km]-1210鍋冠山1245-1325[道標・大滝山6.8km]-1400冷沢登山口1407-1447林道ゲート1452-1511展望台

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(左)展望台がある舗装道終点。(右)舗装道終点付近から見た鍋冠山(帰路)。

何となく前から気になっていた鍋冠山へ登る。北アルプス稜線の大滝山への途中として考えられる山ではあるものの、こちらから大滝山を目指す人はほとんどいないのではないかと思う。登山道は終始樹林に囲まれ、山頂も展望はないとわかっていた。どうせ展望がないのだからこんな小雨の落ちてくるような天気でもいいか、と考えて歩き始めた。

安曇野市旧三郷村から「三郷スカイライン」が北アルプスの稜線を目指してつけられていて、一時は上高地までつなぐ計画もあったと聞くが、いまは途中の展望台までが舗装されている。その展望台のある舗装道終点に車をとめて歩き出す。林道ゲートはこの先約1kmの地点にあるが、その間は路盤が荒れていてちょっと車を乗り入れる気にはならない。山腹の北側をなぞるように林道はのびて行く。帰路は天気も晴れたのでところどころで安曇野の展望が開けたが、往きは周囲の山並も雲に隠れている。やがて右手に別の山腹が取り付けば、峠状になった冷沢の登山口。用水施設が奥にある。正面の霧の間から、鍋冠山の山容の一部見える。

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(左)林道からみおろす安曇野。(右)冷沢の登山口。

ここからは鬱蒼とした針葉樹林帯の中のゆるやかな登り。途中「大滝山へ6.8km冷沢へ1.5km」の道標のあたりからは登りが緩み、針葉樹の大木の中を行く。足元は熊笹が覆う。その先、登りがきつくなると一時、大木が姿を消し空が明るくなる。山上台地の一角に飛び出してから、ゆるやかに最西端まで行くと深い森の中に三角点と山名標がある。大滝山へと続く登山道の通過点であるかのような山頂ではあったが、こんな深閑とした山頂もいいと思う。下山は往路をそのまま戻った。当然ながら、今日はひとりの登山者にも会わなかった。

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(左)針葉樹林帯の中の登山道。(右)鍋冠山・山頂。

2012年10月21日

小熊山(大町市)

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(左)登山道。(右)樹林に囲まれた小熊山山頂。

登山口1125-1200小熊山山頂1205-1225北側林道へ出る-1315林道経由・登山口へ戻る

小熊山は北アルプスの展望台のような位置であるので、展望を求めて登ってみようとずっと頭の片隅にあった。晴天の10月の休日、こんな日に山に出かけなければ絶対後悔すると思わせるような天気だ。朝起きるのが遅くなってしまい、ゆっくり自宅を出た。

登山口の標識があるカーブには2~3台程度のスペースしかないが、他に車はなかった。はじめは杉の植林地、やがてカラマツに雑木が混ざるようになる。紅葉はまだ始まって間もないところ。たいした山ではないと考えていたが、ややきつい登りが続く。山頂はカラマツを中心とした樹林帯の中。北側に下ったが、ほとんど登山道からは展望が得られなかった。

小熊山の西側の林道を南にたどり駐車場所まで歩く。途中、数箇所に北アルプスの展望が得られる場所があった。爺ヶ岳・鹿島槍・五竜が間近に迫力ある姿を見せている。途中、いくつか綺麗が紅葉が見られる場所もあった。

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(左)帰路の林道から見えた爺ヶ岳・鹿島槍。(右)見事な紅葉が見られる場所も。

2012年05月26日

鍬ノ峰(大町市)

登山口1011-1026送電鉄塔-1050稜線南端-1127南峰-1143鍬ノ峰山頂1245-1259南峰-1324稜線南端-1327送電鉄塔-1348登山口

国営アルプスあずみの公園の入口を過ぎ、さらに餓鬼岳の登山口を通り過ぎて狭い舗装道を進む。安曇野の里山のひとつくらいにしか考えていなかったが、登山口につくと駐車スペースには10台以上も車が止まっているのに驚いた。ようやく一番奥に1台分のスペースを見つけて車を滑り込ませる。けっこう人気のある山のようで「安曇野の里山の盟主」とも、さらに新緑や花などちょうどこの山にとっての一番魅力のある季節でもあったようだ。

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(左)南尾根の稜上から南峰方面。(右)イワカガミ

最初は送電線の巡視路で階段状の登り。高圧線鉄塔を過ぎて山腹を急登していく。山頂までの標高差は500mあり、侮れないが気持ちよく道は標高をあげていく。ヒノキの混在した雑木が、少しずつ新緑の美しい雑木の風景にかわっていく。やがて南尾根の稜線に達すると視界が開ける。木の間越しに残雪の北アルプス。ときどきは安曇野を見下ろせる。2箇所ほど岩場があり、右側を巻く。岩場にはイワカガミの花が見られる。

稜線まではシャクナゲ・ツツジもぽつぽつとは咲いていたが、稜線上ではかなりまとまっているところも見られる。シラカバの新緑を過ぎ、南峰までは急登が続く。ときには手足を使って攀じるような場所も。南峰までで厳しい登りは終わり、あとは多少の上り下りはあるが気持ちの良い稜上の道。左手には残雪の山並の展望が広がってくる。

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(左)南峰への道。(右)シャクナゲ咲く道。前方に残雪の北アルプスを見ながら。

山頂はこの程度の標高の山としては珍しく、360度の展望が開けている。まず、目に飛び込んでくるのは残雪の北アルプス。左から、餓鬼・唐沢・烏帽子・北葛・針ノ木・蓮華そして爺ヶ岳。その右手の頸城山塊は霞んでいる。眼下には七倉ダム。反対側に目をやると大町市付近の平地が見渡せ、その向こうの山地は霞んでいる。ゆっくり展望を楽しんでから、往路を下山した。

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(左)山頂からの展望。餓鬼岳・唐沢岳、ダム湖の奥に烏帽子岳。(右)山頂からの展望。北葛・蓮華の間に針ノ木岳。右に爺ヶ岳。

2011年11月27日

角蔵山(安曇野市)

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(左)稜線上の登山道。正面は第2ピーク。(右)防火帯の向こうに角蔵山山頂。

登山口1036-1102稜線1105-1141角蔵山1216-1242稜線分岐-1247住吉神社奥社1250-1253稜線分岐1256-1311登山口

北アルプス前衛の安曇野の里山。あまり変哲のない山ではあるが、北アルプスの展望がどの程度か。落葉した木の間越し程度とガイドブックにはあったが。マツタケ山のようなので、キノコの季節もほぼ終わった頃を見定めて登りに出かけた。旧堀金村中心地を抜け、大庄屋山口家住宅の脇から林道を車でのぼっていく。周囲は「おひさま」ロケ地として散策コースになっているようだ。林道は途中から無舗装になる。右手に「住吉神社奥社」の立札がある広場が登山口。

ヒノキ林の中、いきなり急登が続く。展望もないのでひたすらジクザグにターンを繰返しながら登るしかない。途中、左へトラバースしジグザグの間隔が長めになればほどなく稜線に達する。稜線を左に向かう。足元はあまり刈り払いがされておらず、クマザサが覆う。概ね、左はヒノキ林、右は葉を落としたカラマツから、やがてアカマツが多くなる。右手は木の間越しに常念付近の山並が見える。稜線上の小ピークを二つ超える。

二つ目のピーク手前には、左から登ってくるしっかりした踏み跡。どこからのものだろう。それを過ぎれば角蔵山までは防火帯が開かれていて、一気に開放的な気分になる。正面には角蔵山の山頂が見えている。いったん下って、登り返す途中で振り向けば、第2ピークの向こうに、鹿島槍あたりだろうか、真っ白な後立山が見えた。

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(左)防火帯の山頂直下から振り返る。(右)山頂の一角からは常念岳が正面に見える。

山頂には三角点があり、その上には木製のヤグラが組まれている。防火帯は右に折れて少し先まで開かれているが、そちらに向かうと真正面に常念岳が見える場所に出た。その場でゆっくり常念を眺めながら休んで、往路を戻った。途中、稜線の分岐からヒノキ林の中に鎮座する住吉神社奥社まで往復した。
ラベル:角蔵山