2012年06月03日
沓掛温泉[小倉の湯](青木村)
晴れたと思うと雷が鳴って雨が降り出すような天気が続いている。多忙の中、ぽっかりと半日の時間ができたので沓掛温泉に出かけてみる。今回で3回目の訪問になると思う。
夏が近づくと、この温泉が恋しくなる。入浴料金200円。銭湯のような佇まいで、洗い場は5つ。タイル張りの浴槽が2つ。39.5度の源泉そのままの浴槽と、少し加温をした浴槽。微温湯というのだそうだが、この源泉がなんともいえない。湯の花が舞うぬるりとした感じの湯。いつまでも入っていられるので、つい長湯をしてしまうのが逆に欠点か。地元の人が2~3人はいっていただけだった。(おとな入浴:200円)
2012年05月19日
霊泉寺温泉[共同浴場](上田市)
摺鉢山などに登ったあとに、少し足を延ばして霊泉寺温泉へ。上田方面からは別所の向こう、鹿教湯の手前という感じの場所。メジャーな温泉の中間に位置して、知名度は低い。
レトロな寂れた感じの温泉街が何ともいえない、よい雰囲気を出している。温泉街の半ばにコンクリート造りの共同浴場がある。この共同浴場に入るのは2回目。赤いポストが建物の前にあり、まるで時間が止まったかのようだ。銭湯風な施設で入浴料金は200円。洗い場は4つしかなくて、当然ながら石鹸・シャンプーなどは置かれていない。しかし、無色透明なよい湯が掛け流されている。先客は近場の人(と思われる)が2人。タイル貼りの浴室もいい味を出していると思う。
「霊泉寺の欅」と呼ばれてシンボルになっていた大木がなくなっていた。温泉街の入口近くのお寺の境内にあったもの。傷みが激しくなったのか、風雪に耐えられなくなったのか。ちょっと寂しい。
2012年05月13日
地蔵温泉[十福の湯](上田市)
鏡台山の裏側にあたる上田市真田にある十福の湯。巨大な露天風呂を売物として登場した頃はよく出かけたが、最近足が遠のいていた。久しぶりに地蔵峠を越えて向かった。
ちょうど開設10周年ということで、10周年記念回数券なるものも売り出されていた。この10年の間にいろいろなことが変わった。松代側を見ると「虫歌の湯」ができ、「松代荘」も入浴時間が延長されて入りやすくなった。駐車場や館内の売店などはけっこう賑わっていたけれど、むかしに比べて浴室内は閑散とした印象を受けた。もともと泉質を期待する施設ではないが、特に内湯は思っていたよりはいい湯かなと思った。しかし、現在の他の温泉施設との比較でみると、650円という入浴料金は高いと思う。
2012年05月12日
田沢温泉[有乳湯](青木村)
上田方面に所用で出かけたので、ちょっと足を延ばして、田沢温泉の共同浴場である有乳湯(うちゆ)を訪れた。今回で3回目になると思う。上田小県方面で知名度が高いのは別所や鹿教湯だが、そのほかにも沓掛・霊泉寺・大塩やこの田沢温泉など、なかなか味のある良質な温泉が散在している。その中でもこの田沢温泉は、温泉街の風情や泉質でトップクラスだと思う。
小規模ながらレトロな建物が並び風情ある温泉街の石畳を抜けると、道場のような建物の外湯(有乳湯)に至る(左写真の右上)。今日は5月としては肌寒かったが、40度もない微温湯はこれからの季節気持ちがよい。ほのかな硫黄臭がする掛け流しの湯は、泡つきが素晴らしい。洗い場も5つだけで浴槽もさほど広くない。タイル張りで銭湯風ではあるが、入浴料200円はありがたい。駐車場には県外ナンバーの車も見られた。