(左)センターハウス前からゲレンデを見上げる。(右)ゲレンデ上部からみおろす。
昨年12月の岐阜新聞で「岐阜県大野郡白川村は21日、同村木谷の村営白川郷平瀬温泉白弓スキー場を、リフトが耐用年数を迎える2020年をめどに閉鎖する方針を明らかにした」と報道された。白川郷に近いペアリフト1本のスキー場。その雰囲気を想像して、いつかは訪問しなければならないと考えていた。上記の新聞報道を知って訪問を決意した。
予想より(といったら失礼だが)立派なスキー場で驚いた。きれいなセンターハウスにレストラン・レンタル・スクールなども完備。リフト券を自動販売機で購入したのは初めて。1本だけのペアリフトも距離(790m)があり、ゲレンデもしっかり整備されて気持ちよく滑ることができた。
リフト中間駅から下は緩斜面だが、上部は上級向きでけっこう滑りごたえもある。この規模ながら、さまざまなレベルのスキーヤーに対応できそうだ。ただ、土曜日にも関わらず滑っているのは、ポール練習の少年たちを含めても10数人と寂しかった。スノーボーダーはひとりも見かけなかった。