2021年01月21日

蓼科山(茅野市/立科町)

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蓼科山山頂から北アルプスを展望する。

蓼科山登山口(すずらん峠園地駐車場)853-957「2113m三角点」1003-1106樹林帯から岩稜へ-1119蓼科山-蓼科山頂ヒュッテ1157-1244「2113m三角点」1249-1338蓼科山登山口

快晴の天気予報を信じて蓼科山に出かける。比較的ゆっくり出かけたが、平日なので朝8時半過ぎでも駐車場には十分な余裕があった。先着は10台。道はよく踏まれ歩きやすい。最初は樹林帯の中、緩やかに進むと、前方の樹間に北横岳の姿が見える。早めにアイゼンを装着。左折するとジグザグの登りとなる。支尾根に登り着いて右折すると、唐松林の中、穏やかな登り道。

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(左)前方に北横岳を見て最初は緩やかな道。(右)岩混じりの登りが2113三角点まで続く。

勾配が徐々に増して、唐松から亜高山的な針葉樹林帯へ。岩混じりの急登がはじまり、2113m三角点の少し手前まで続く。振り返ると、南アや中ア、御嶽などが見える。傾斜が緩んで2113三角点。休憩適地。その先はしばらく緩やかな道が続く。2156標高点付近からは前方樹間に蓼科山がそそり立っているのが見える。立派な山容ではあるものの、あの急坂を登ると思うと少々憂鬱になる。

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(左)振り返ると中央アルプスや御嶽山。(右)樹間に蓼科山がそそり立つ。

しばらく進むと山頂への急登がはじまる。周囲は針葉樹やダケカンバ。標高差300mの一本調子の登り。立ち止まっては振り返り、南ア・中ア方面の展望を見て息を整える。登っていると暑いくらい。標高2,400m付近は立枯れの木々が多く見られ、少し空が広くなったように感じる。その先もうひと頑張りすれば、標高2,470m付近で樹林帯を抜け、岩稜帯へ。視界が一気に広がる。

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(左)立枯れの木を見ながら急登。(右)樹林帯を抜け岩稜帯へ。

やや右手に巻き気味に、岩と雪が混在する歩きにくい斜面を登る。右手に八ヶ岳連峰が目の前。振り返ると槍穂高など北アルプス南部が見える。山頂ヒュッテまで行かずに、左折する踏み跡をたどって直接、山頂の三角点へ。火山性の岩が累々と広がる山頂部。快晴のもと、360度の展望が広がる。

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(左)山頂直下の登り。(右)蓼科山山頂から八ヶ岳連峰と南アルプスを展望。

南には八ヶ岳連峰、その右手には南ア・中ア・御嶽・乗鞍が見渡せる。さらに右には北アルプスが穂高から白馬まで、全貌を見せている。さらに北信五岳や四阿山・浅間山。さほど寒くはないが、それなりの風はあるので蓼科山頂ヒュッテ付近まで降りて昼食休憩。下山は往路を戻った。途中すれ違った登山者は20人ほどだった。

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(左)蓼科山頂ヒュッテ前から四阿山と浅間山。

2021年01月13日

北八ヶ岳[北横岳~縞枯山](茅野市/佐久穂町)

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縞枯山展望台から八ヶ岳連峰と南アルプスを望む。手前は茶臼山。

北八ヶ岳ロープウェイ坪庭駅1007-1050北横岳ヒュッテ-1106北横岳南峰-1110北横岳北峰1127-1139北横岳ヒュッテ-1201坪庭周回路-1223雨池峠1237-1306縞枯山1310-1323縞枯山展望台1332-1341鞍部-1400五辻1408-1452北八ヶ岳ロープウェイ坪庭駅

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(左)北横岳への登り。(右)北横岳ヒュッテ。

昨年に引き続き、初級雪山定番の北横岳へ。100人乗りの北八ヶ岳ロープウェイに30人ほどで乗車。坪庭駅に着いて、アイゼンをつけて歩き始めたのは10時を過ぎていた。昨日は信州でいうところの「カミユキ」だったので、県中南部にも積雪があったはず。昨年にくらべ雪は深いけれど、多くの人が歩いたトレースはしっかりしている。今日、すれ違った登山者は30人強。ほとんどがアイゼン着用。スノーシューは少数派。

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(左)山頂直下の急登。(右)北横岳南峰から八ヶ岳方面の展望。

坪庭の周回路から左折して下った鞍部からジグザグの登り。その後、右へ斜上トラバース気味に登れば、右手樹間に縞枯山が見える。左折して三ツ岳分岐を過ぎ、樹林帯を緩やかに進めば北横岳ヒュッテ。その先も折返しの登りから直線状の急登をこなして北横岳南峰に到着。快晴の青空のもと、八ヶ岳連峰や南ア・中アの展望が素晴らしい。緩やかに進んで北峰へ。

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(左)北横岳北峰から蓼科山を望む。(右)四阿山・浅間山を望む。

蓼科山が目の前に大きい。その後方の北アは雲に霞みがち。その右には四阿山から浅間山を展望できた。青空と白い雪景色のコントラストが素晴らしい。往路を坪庭まで下り、縞枯山荘がある広々とした八丁平を過ぎて、雨池峠へ。縞枯山に登るか迷っていたが、先行者のスノーシューの跡を見て登ることにする。縞枯山へは一直線の急登。しばしば立ち止まって息を整えながら登り、縞枯山に到着。

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(左)縞枯山荘の建つ八丁平。(右)縞枯山山頂付近。

ここからしばらくは山上台地を緩やかに歩く。樹林の向こうに空が広い。標高を下げて倒木の多い樹林帯に入り、分岐標識から左に進んで縞枯山展望台へ。スノーシューの先行者とすれ違う。雨池峠以降、すれ違った登山者は彼一人だけ。岩が重なる展望台からは八ヶ岳や南ア・中アの大展望が楽しめた。

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(左)縞枯山展望台から中央アルプス・御嶽方面。(右)五辻付近から縞枯山。

茶臼山との鞍部まで下り、右折してさらに五辻まで樹林帯の中を下る。五辻からは樹林帯に入ったり、縞枯山や御嶽・中ア方面の展望を楽しんだりしながら緩やかな登り。だらだらした登りが意外に長く感じられる。最後は先刻登った北横岳を正面に見ながらロープウェイ駅に到着。素晴らしい天気のもと、雪山を楽しむことができた。

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(左)ロープウェイ駅が近づくと正面に北横岳が大きい。

同じコースの昨冬の様子は→こちら(2020年1月16日)

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復2,100円

2020年06月21日

北八ヶ岳[双子池~雨池~北横岳~亀甲池](佐久穂町/茅野市)

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北岸から見た雨池。

大河原峠805-828双子山-856双子池-923カラ川橋-1002雨池北1007-1053雨池峠1057-1110坪庭北側分岐-1153北横岳北峰1213-1314亀甲池1328-1347天祥寺原-1431大河原峠

双子池と雨池をつなぐ道としては大石川林道があり、20年ほど前に歩いたことがある。現在、この道は通行止めとなっていて、東側を迂回する道が案内されている。どうでもよいことだが、その迂回路を歩いたことがなかったので、北横岳も加えて池めぐり風に歩いてみた。雨池という名も、いまの季節に似つかわしい。

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(左)双子山から蓼科山方面。(右)ヒュッテ前から双子池(雄池)。

佐久側から蓼科スカイラインをたどって大河原峠へ。立科町側からは現在通行止め。駐車20台ほどで、十分な余裕がある。まずは双子山を越えて双子池を目指す。針葉樹林と笹原が交互にあらわれる中を登って双子山。振り返っても蓼科山の山頂部は雲に隠れている。今日は一日、雲の多い天気。樹林帯を下って双子池へ。ヒュッテの脇から林道を歩く。

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(左)カラ川橋の先で林道から右へ。(右)雨池へは針葉樹林帯の緩やかな登り。

大石川林道に出ると雨池方面は通行止めの掲示。左折して鶯ノ口への林道を緩やかに下る。途中、道標に従ってショートカットの樹林帯の道へ。林道に戻りさらに下って、カラ川橋を渡った先の道標に従い右の山道に入る。緩やかな登りが北八ツらしい針葉樹林帯の中に続いている。2097標高点を過ぎれば下りとなり、雨池の北岸に降り立つ。この方向から見る雨池の姿は新鮮に感じられる(冒頭写真)。

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(左)西岸からの雨池。(右)北横岳北峰。雲が多く視界きかず。

雨池の畔を西岸まで歩き、荒れた林道から雨池峠への道へ。大岩が重なり歩きにくい道。振り返ると八柱山が見えるはずだが雲の中。ここまですれ違った登山者はほんの数人だったが、雨池峠まで来ると人が増える。八丁平を経て坪庭に入ると観光客の姿が多くなり、北横岳への登りも登山者が多い。北横岳北峰で休憩。展望は雲が多くていまひとつ。一瞬雲が薄くなり、八ヶ岳方面が望めた。

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(左)北横岳北峰から八ヶ岳連峰。(右)亀甲池。

亀甲池への下りは岩や木の根の段差などで歩きにくい。1時間ほどかけて亀甲池へと降り立つ。池面を吹き抜ける風が涼しい。天祥寺原への道を進むと、やっと雲が晴れて蓼科山が姿をあらわした。道脇に白い花が咲いている。最後が緩やかな登りになるのが、今日のコースの難点。北横岳の姿を背に笹原と針葉樹の中を登り大河原峠に帰り着いた。

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(左)天祥寺原への道から蓼科山。

2020年01月16日

北八ヶ岳[北横岳~縞枯山] (茅野市/佐久穂町)

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北横岳北峰から蓼科山と北アルプスを望む

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅940=947山頂駅1000-1045北横岳ヒュッテ-1107北横岳北峰1128-1143北横岳ヒュッテ-1206坪庭分岐-1225雨池峠-1254縞枯山-1333五辻-1417北横岳ロープウェイ山頂駅1440=1447山麓駅

好天を見込んで北横岳へスノーハイクに出かける。冬の人気山域なので、平日なのに山中で行き交った登山者は70人近く。昨夜は少し降雪があったようだが、歩き始めは10時になっていたので、道はよく踏まれている。足回りはアイゼンが大半。スノーシューはごく少数。チェーンスパイクでは急勾配は少々厳しそうだった。

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(左)三ツ岳を正面に見て坪庭を進む。(右)三ツ岳分岐。

スキーヤー・スノーボーダーに混じり北八ヶ岳ロープウェイに乗車。山頂駅を出てアイゼンをつけ、歩き始める。坪庭を半周し、左折して北横岳への道へ。折返しの登りの後は、右へ斜上トラバース。右手樹間に縞枯山を望む。トレースのない三ツ岳への分岐を右に見送り、緩やかに進めば北横岳ヒュッテ。九十九折の登りの後、少々急で滑りやすい直登をこなせば北横岳南峰に到着し展望が開ける。

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(左)北横岳ヒュッテ。(右)北横岳北峰から八ヶ岳連峰を望む。

南に八ヶ岳連峰、北に蓼科山と北アルプスや頚城山塊。その先、緩やかに進めば北横岳北峰。蓼科山と北アルプスが南峰よりも間近で迫力ある展望(冒頭写真)。時折冷たい風も吹きつけるが、さほど寒くはない。展望を満喫してから、北横岳ヒュッテ経由で坪庭まで下る。これだけではあまりにあっけないので、縞枯山まで足を延ばすことにする。

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(左)北横岳北峰から浅間山方面。(右)縞枯山荘の建つ八丁平。

坪庭から縞枯山荘を経由して八丁平の緩やかな道を進む。周囲は開けた平坦地で気持ち良い。雨池峠で右折。縞枯山へは急登。樹林帯の中の急勾配の道も、トレースがありアイゼンをきかせて進めば、夏場よりも歩きやすいかもしれない。展望のきかない縞枯山頂に到着したら左折し、平坦路を進めば多少見晴らしはきくようになる。展望台分岐からは目の前に茶臼山越しの八ヶ岳連峰の展望が得られる。

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(左)展望台分岐から茶臼岳と八ヶ岳連峰。(右)五辻付近から右前方に縞枯山。

高度を落として樹林帯に入り、茶臼山との鞍部へ。ここで右折し、樹林帯の中を五辻へと下る。草原状の五辻で右折。右手前方に縞枯山を見ながら進む。やがて針葉樹林の中を緩やかな登りでロープウェイ山頂駅へと進む。最後が緩やかな登りになるのが今日のコースの難点。やがて視界は開け、北横岳を背景にロープウェイ駅が見えてくる。今日、ロープウェイの運転は20分間隔。下りロープウェイで山麓駅に戻った。

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(左)ロープウェイ山頂駅まであとわずか。正面に北横岳が見える。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復 1,900円

2019年09月28日

蓼科山[天祥寺原から](茅野市/立科町/佐久市)

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蓼科山から将軍平方向を見下ろす

大河原峠950-1021天祥寺原(亀甲池分岐)-1029将軍平分岐-1049沢に降りる-1141将軍平1145-1217蓼科山1256-1317将軍平1323-1333赤谷分岐-1428大河原峠

蓼科山には数回登っているけれど、南側の天祥寺原からは登ったことがなかったので、その道をたどってみた。段差の大きな直登がつづくけれど、一部の地図で見かけた「悪路」というほどではないと思った。天気は下り坂。8割方埋まっている大河原峠の駐車場から歩き始めたのは、10時前になっていた。

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(左)左前方に北横岳を見ながら天祥寺原へ。(右)涸れ沢を登る部分。

まずは笹原と疎林の道を緩やかに下る。左前方に北横岳を見ながら進めば、天祥寺原の案内板。その先で、道標に従い、将軍平への道へと右折する。笹原から密度の濃い針葉樹林帯に入り、苔もみられるように。左手の白い岩がゴロゴロする涸れ沢に降り、その先で沢の右岸(左側)へ。もう一度、沢に降りた先で左手の樹林帯に入る。足元は支沢の沢床のようで、石がゴロゴロしている。

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(左)急登が続く。(右)将軍平。背景に山頂部。

針葉樹林帯の急な直登。これがずっと続く。足元の段差もあり歩きにくいし、ずっと展望も開けず、周囲の景色も足元も変わらないので少々つらいところ。少し歩きやすくなってきたかな、と思う頃に蓼科山荘の建つ将軍平に到着。多くの人でにぎわっているが、七合目からの登山者が多いのだろうか。

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(左)山頂への急登。(右)蓼科山から北横岳を望む。その向こうに八ヶ岳連峰が霞む。

蓼科山山頂への道は岩がゴロゴロし段差が大きい急斜面。何回も登っているとはいえ、息が切れるところ。のぼりが一段落し、やや左へトラバースすれば景色が開け、振り返れば将軍平や双子山方面が見渡せる。岩の道をたどれば、その先わずかで蓼科山の山頂。雲が多く八ヶ岳連峰は霞んでいるが、目の前には北横岳や大岳が大きい。累々と岩が広がる山頂は何度来ても奇妙な景観だと思う。

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(左)赤谷分岐付近の立ち枯れの木々。

下山は将軍平まで下って、赤谷分岐を経て大河原峠へ。道標のある赤谷分岐の前後には、立ち枯れの木々も見られる。山頂から縞枯現象が見下ろされたところか。その先の緩やかな小ピークには、以前はなかった「佐久市最高地点」の標識が建てられていた。足元に石がゴロゴロする坂を下って、大河原峠へ帰着。霧雨が降りはじめた。帰路、国道152号沿いにある長門温泉「やすらぎの湯」(500円)で汗を流して帰った。

2019年09月15日

北八ヶ岳[北横岳~大岳~双子池](茅野市/佐久穂町)

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北横岳北峰より蓼科山と北アルプスを望む

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅800=(ロープウェイ)=808山頂駅812-853北横岳ヒュッテ-910北横岳北峰915-1005大岳分岐-1015大岳1028-1036大岳分岐-1127天狗の露地1137-1216双子池1255-1338亀甲池-1359天祥寺原-1413蓼科山分岐-1522竜源橋1543=(蓼科高原ラウンドバス)=1556北八ヶ岳ロープウェイ(山麓駅)

天候やら体調やら仕事やらで、1ヶ月近くも山に行けなかった。数日間の縦走計画も立てていたが、日帰りの北八ツでお茶を濁すことに。いつものように北八ヶ岳ロープウェイの8時始発に乗る。乗客は30人ほど。登山者と観光客が半々。山頂駅から坪庭周回路に入り、途中から左折して北横岳に向かう。

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(左)坪庭周回路から分岐して北横岳へ。(右)北横岳南峰より八ヶ岳連峰を望む。

ジグザグにひとしきり樹林帯を登れば右手木の間に縞枯山方面を望む。左折して三ツ岳分岐を過ぎ、やや緩めば北横岳ヒュッテ。樹林帯の九十九折から階段状の登りで北横岳南峰に到着。振り返れば八ヶ岳連峰を望む。緩やかな道をたどれば北横岳北峰。目の前に蓼科山が大きい。その奥には北アルプスの連なりを望めた。

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(左)右前方の大岳へ岩の道を進む。(右)大岳山頂から北横岳と蓼科山を望む。

今日の行程はここまでが登りで、あとは概ね下りなのが後ろめたい。大岳への道は稜線をたどったあと、鎖場のある急な下り。針葉樹林の緩やかな下りを挟んで大岩がゴロゴロする足元になり、視界が開けて大岳方面を望む岩峰を2つ3つ通過する。登山者の少ない山域かと思っていたが、意外にも多くの登山者とすれ違う。分岐を右折して岩を登るような急登から、右手を回り込むように大岳山頂に再訪を果たす。

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(左)天狗の露地付近。(右)双子池(雄池)。

岩峰の大岳からは、南と西は霧の中だったが、北横岳や蓼科山が間近に見渡せた。分岐に戻り双子池へは大岩が重なり段差が大きな下り。歩きにくく時間がかかる。累々とした岩と低木で園地風に見える天狗の露地を通過しても、木の根や大岩の重なりの歩きにくい下りは続く。ようやく双子池ヒュッテの建つ、双子池(雄池)の畔に到着。多くの人が休憩している。

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(左)亀甲池。(右)天祥寺原への道。正面に蓼科山。

雌池の畔を過ぎて亀甲池へ向かう。小さな峠を越えるような感じの道は、苔むした北八ツらしい針葉樹林の中。亀甲池を訪れるときはいつも天気が悪かった印象があるが、今日は晴れている。天祥寺原に向かう道は、草原状で正面に蓼科山を望めて気持ちがよい。笹原の樹林の中を進んで、大河原峠からの道と合流。「天祥寺原」の案内板がある。左折して竜源橋へ蓼科山と北横岳の間の谷間の歩きやすい道を下って行く。

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(左)竜源橋への道。笹原からやがて針葉樹林が多くなる。

疎林に笹原が広がる風景は、やがて滝ノ湯川を左下に見て、あとは針葉樹林と笹原が交互にあらわれるようになる。最後は樹林帯をジグザグに下って、作業道に出てビーナスラインへ。傍らに竜源橋バス停がある。20分ほどの待ち時間で蓼科高原ラウンドバスに乗って、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に戻り車を回収した。北横岳から双子池の間は歩き難い岩の道が多く、思ったよりも消耗した。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 片道 1,000円
    蓼科高原ラウンドバス 竜源橋~北八ヶ岳ロープウェイ 350円

2018年08月26日

北八ヶ岳[三ツ岳~雨池山](茅野市/佐久穂町)

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三ツ岳Ⅲ峰。後方は北横岳と蓼科山。

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅800=807山頂駅816-849北横岳ヒュッテ下分岐-923三ツ岳Ⅲ峰934-945三ツ岳Ⅱ峰951-1004三ツ岳Ⅰ峰-1034雨池山-1052雨池峠1124-1139山頂駅1150=1157山麓駅

今日は時間の制約がある。短時間で歩けそうで、登ったことのない、北八ヶ岳の三ツ岳に向かう。3週間前に訪れた大岳の南側。今回も北八ヶ岳ロープウェイの始発に乗車する。乗車率は半分程度。坪庭から北横岳への登山道をたどるのは前回と同じ。北横岳ヒュッテの少し下に三ツ岩分岐の道標があり、そこを右折。「岩場で危険です。軽装での方は入らないでください」と注意書きがある。

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(左)三ツ岳への分岐。(右)前方に三ツ岳Ⅲ峰があらわれる。

石楠花など低木の中に火山性の岩が累々とした歩きにくい道。岩の間に何か落とすと探すのは不可能。2つ並んだ大きな岩頭(西峰)の左下を巻くように進むと、前方に三ツ岳の岩峰が見えてくる。威圧感がある。大岩を攀じ登り、鎖場で岩場をトラバースすれば岩が重なる三ツ岳Ⅲ峰に立つ。三つのピークで最も高く、岩峰だから展望は360度。北から西に大岳・蓼科山・北横岳、南側には縞枯山の向こうに八ヶ岳連峰と南ア。

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(左)三ツ岳Ⅲ峰への登り。(右)三ツ岳Ⅲ峰から縞枯山の向こうに八ヶ岳・南ア。

風が強く、体感温度は涼しい。大きな岩の段差に鎖もある岩場を歩き、Ⅱ峰まではすぐ。振り返るとⅢ峰を見上げる。いったん樹林帯に下り、やや登り返してⅠ峰。南東方向の展望が開け、眼下の樹林帯に雨池がぽっかりと浮かんでいる。ここからは針葉樹林帯の中、岩の段差も大きな急下降。道標のある鞍部からは緩やかな歩きやすい道を登り返して雨池山へ。

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(左)Ⅱ峰からⅢ峰を振り返る。(右)Ⅰ峰からⅡ峰・Ⅲ峰方面を振り返る。

雨池山頂は樹林の中で展望はない。しかし少し南に進んだ雨池山展望台からは南方向の展望が開け、縞枯山との間の八丁平を見おろせる。ここからは再び岩で足元が悪い急な下りが続く。雨池峠に降り立って、ほっとする。三ツ岳付近からここまですれ違った登山者は5名ほど。雨池峠で休んでいると、多くの登山者が雨池や縞枯山方面に去っていく。三ツ岳方面に進む人はごくわずか。

今日はそのまま八丁平の穏やかな道をたどり、ロープウェイ山頂駅に戻った。北八ツらしい樹林帯から岩が聳えているような風景は、他の山域ではあまり見られない。新鮮でもあった。歩きにくいことは間違いないけれど。

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(左)Ⅰ峰から雨池方面を見おろす。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復 1,900円

2018年08月05日

北八ヶ岳[北横岳~大岳](茅野市/佐久穂町)

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北横岳南峰から見た縞枯山と八ヶ岳連峰

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅800=807山頂駅813-853北横岳ヒュッテ-903北横岳南峰-906北横岳北峰913-1010大岳1028-1128北横岳北峰1202-1217北横岳ヒュッテ-1242坪庭周回路-1256縞枯山荘-1306山頂駅1310=1317山麓駅

猛暑が続いている。山の上は涼しいけれど、そこへ登る間に汗を絞らされる。であれば、ロープウェイで標高を稼ごうと不埒な考えを起こした。目指すのは北八ヶ岳の大岳。ずっと前に双子池ヒュッテで水をもらったとき「大岳からの水だからおいしいよ」といわれ、以来、大岳の名は頭の片隅にあった。

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(左)坪庭から見た北横岳。(右)北横岳北峰。背後に蓼科山。

北八ヶ岳ロープウェイの8時始発に乗る。さほどの混雑ではない。山頂駅から整備された坪庭周回路を歩き、道標で北横岳への道に左折する。溶岩とハイマツの台地から、北横岳の山容が見える。樹林帯の中、ジグザグの登り。左に曲がるとやや傾斜が緩み、緩急の登りで北横岳ヒュッテの前に出る。その先、最後は階段状となり北横岳南峰へ。三角点が置かれ、四周の展望が開ける。前方に蓼科山、振り向けば縞枯山と八ヶ岳連峰。

緩やかな道をたどって北峰へ。こちらの方が標高は高く、蓼科山がより大きい。21年ぶりの再訪。この時間、人影は少ない。今日はここからが本番。大岳に向かって急下降していく。途中、鎖場の下りもある。下りが一段落すると、針葉樹の緩やかな道。振り返ると北横岳がそそり立っているのが樹間から見える。

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(左)大岩が重なる道から前方に大岳山頂。(左)大岳山頂。左遠方に八ヶ岳連峰。

手足を使う段差を登り、その先は大岩が累々と重なる道になる。歩きにくく消耗させられる。右手前方に大岳の岩峰が見える。歩くと汗が滴るが、立ち止まると風は涼しい。双子池への道を見送り、右折して10分ほどで大岳山頂。岩が重なる山頂だから展望は360度。展望の主役は、やはり蓼科山と八ヶ岳。このマイナーなピークに、私の後から断続的に5人ほどが登ってきた。

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(左)大岳から見た北横岳と蓼科山。

下山は往路をそのまま戻った。下山といっても北横岳への登り返しが結構大変。北横岳の山頂は、この時間、50人を超える人たちで賑わっていた。坪庭周回路を回り、縞枯山荘まで足をのばす。縞枯山にも登ろうかと迷ったが、樹林帯の急坂が頭に浮かび、ロープウェイ駅に戻った。結局、高い標高から歩き始めても汗を絞らされることに変わりはなかった。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復 1,900円

2017年05月27日

蓼科山[七合目登山口から](立科町/茅野市)

七合目登山口758-843天狗の露地-911将軍平(蓼科山荘)917-950蓼科山1057-1128将軍平(蓼科山荘)1135-1156天狗の露地-1232七合目登山口

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(左)七合目登山口と駐車場。

たまには知名度があり標高の高い山に登りたいと思い立って、蓼科山に登る。残雪はどの程度か。家族登山を含め過去数回登ったが、今日は歩いたことのない七合目登山口から。この季節、七合目から先、大河原峠方面は車では入れない。白樺牧場から上った七合目登山口目の前の20台ほどの駐車場は満車。そのすぐ下の50台ほどの駐車場には十分な空きがあった。

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(左)川原のように広く石が多い斜面を登る。(右)将軍平直下では道は雪に覆われた。

緩やかに笹原と樹林の中を登ると「馬返し」の標識があり、その先、ほぼ水平な道に。周囲は苔むした針葉樹林帯となる。ジグザグに登った後、川原のように石がゴロゴロした広い場所の登り。ところどころ残雪が見られる。沢筋から右に折れて樹林帯を上れば「天狗の露地」。右に進むと女神湖方面を見おろす展望地。再びガラガラした沢状の登りの後、標高2300m付近から雪が道を覆い、ほどなく蓼科山荘のある将軍平に到着。

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(左)蓼科山荘前から見た山頂部。(右)山頂へは急登が続く。

将軍平からは急登が続く。雪がそれなりに残っている。標高2450mあたりからの手足を使うような登りでは雪はないが、その先では距離は短いものの雪原をトラバース気味に進む。雪が緩んでいるのでアイゼンは必要なし。山頂ヒュッテを過ぎれば、石がゴロゴロとした広い山頂に到着。

やや雲が多いものの360度の展望。三角点の脇に立てば、まず目前に大きいのは北横岳と八ヶ岳。富士山は雲の中で見えず。さらに右に目を移せば南アルプス、中央アルプス。北アルプスは槍穂高あたりが見えるが、後立山は雲の中。その右には四阿山・浅間山。

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(左)蓼科山山頂。背後は右手に槍穂高、左に乗鞍。(右)蓼科山山頂から八ヶ岳と南アルプスを望む。

山頂には常に20~30人ほどの登山者がいる状態だった。山頂が広くて休む場所に困らないのがよい。下山は往路を戻った。雪の残る斜面は下りの方が、慎重さが必要だった。思ったよりも多くの人が登っていて驚いた。あまりふだん山に登っていないような人も多いような気がした。

2014年08月30日

北八ヶ岳 [双子池~亀甲池](佐久市/茅野市)

大河原峠1006-1030双子山-1100双子池1105-1150亀甲池1218-1235天祥寺原-1325大河原峠

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(左)双子池ヒュッテと雄池。(右)双子池から亀甲池への道は苔むした針葉樹林帯。

雨模様の天気が多くて登山の計画が立てられない。何とか午前中だけでも天気がよければ、蓼科山にでも登ろうかと大河原峠まで車を入れたけれど、霧雨が降っていた。こんな日に蓼科山に登っても展望はないので、双子池から亀甲池へと周回してみることにした。これなら天候が悪くても大丈夫だろう。

大河原峠からまずは双子山に登る。いつもは展望の良い緩やかな山頂部の草地も、今日は霧の中。針葉樹林帯の中をくだって双子池ヒュッテの前に出る。霧雨も少し晴れてきた。ヒュッテの向こうに雄池があり、振り返った方向に雌池が見える。水の色はきれいなエメラルドグリーン。簡単に通り過ぎてしまうことが多いけれど、こうしてみるとなかなかきれいな水の色だと思う。

雌池のほとりを半周して、亀甲池へと向かう。亀甲池までの間は、鬱蒼とした針葉樹林帯。大きな岩や倒木を苔が覆い、原生林のような景色をつくりだしている。北八ツらしい道である。亀甲池あたりでまた雨が落ちてきた。霧におおわれた亀甲池は不気味さを感じた。亀甲池からは笹原、そして樹林帯をくだり天祥寺原へ。ここからゆるやかな登りで、大河原峠に戻る。まわりは笹原に針葉樹が点在する美しい景観だが、霧雨に閉ざされがちであった。

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(左)霧の中の亀甲池。(右)天祥寺原から大河原峠への道沿いの景色。