三峰山の山頂から望む穂高連峰・槍ヶ岳。
西餅屋茶屋跡(新和田トンネル諏訪側)833-923中山道古峠926-1001和田山北峰1005-1102三峰山1125-1213和田山北峰1236-1304中山道古峠-1336西餅屋茶屋跡
三峰山は夏ならビーナスラインから短時間で山頂に立てるが、冬は西餅屋から中山道をたどって古峠経由で歩くコースがおもに歩かれている。以前、冬に歩いたときは踏み抜き多発でスノーシューが役に立ったので今日も持参したが、今日はスノーシューを使うような局面はなかった。国道142号新和田トンネルの諏訪側、中山道の西餅屋茶屋跡付近の路側に車をとめて歩きはじめる。
(左)R142新和田トンネル諏訪側の路側に駐車。(右)中山道古峠。
雪は思っていたよりも少なく、道は概ねよく踏まれていて、チェーンスパイクで歩き通すことができた。昔の幹線道路だから歩きやすい中山道を古峠まで歩き、そこからピークを越えたあたりでは、空は曇っていた。和田峠北峰付近で三峰山に続く稜線が見えてくる。振り向くと南アルプスや富士山の方向は雲が多くなってきたけれど、北アルプス方面は晴れてきた。
(左)和田山北峰手前で振り返ると南ア。(右)右奥に三峰山、左手に北ア。
(左)よく踏まれた道が続く。(右)蓼科山・八ヶ岳を振り返る。
吹きっさらしの山だから、いつも風が強いのは承知の上だけれど、今日も山頂への稜線上では強風に苦戦した。しかし、山頂からは北アルプスをきれいに見渡すことができた。美ヶ原・浅間山・蓼科山・八ヶ岳。南アルプス・中央アルプスは雲に隠れ気味。強風だが、気温はさほど低くない。
(左)強風の中、三峰山への登り。(右)三峰山の山頂。北アルプスを見渡す。
(左)後立山連峰を望む。(右)左に八ヶ岳、右に南ア。富士山は雲の中。
展望を楽しんでから、途中、風の強くない和田山北峰で休憩して往路を戻った。途中すれちがった登山者は8人。多くの人はスノーシューを担いでいたが、使ってはいなかった。例年だとスキーの人も見かけるけれど、いまはこの積雪だとスキーは難しいだろう。下山後は和田宿温泉「ふれあいの湯」(600円)で温泉に入ってから帰った。
他の冬のようすはこちら
→ 「三峰山 西餅屋から往復(2024年3月4日)」
→ 「三峰山 スノーシュー[和田峠から](2023年1月29日)」
→ 「和田峠から三峰山(2019年2月10日)」
秋のようすはこちら
→ 「和田峠から三峰山(2019年10月27日)」