2014年05月25日
戸隠高原・小鳥ヶ池(長野市)
家族と一緒に戸隠に蕎麦を食べに行った。その時に戸隠の風景を描いた絵画などによく出てくる「小鳥ヶ池」が話題になった。中社からすぐ近くなので、それでは行ってみようということになった。大昔に行ったことがあるはずだけれど、いつだったか思い出せないほど。中社のすぐ上の駐車場に車をとめ、奥社方面に少し歩くと案内板がある。そこを左に入って少し歩くと池のほとりに出る。
戸隠連山を背景として、新緑の木々を映しこんだ水面が美しい。たぶん人工的につくられた池だと思う。池を一周することもできる。少し時期を過ぎているけれど、水芭蕉が群生していた。
2014年05月11日
乗鞍高原・一の瀬園地(松本市)
連日同じ話題で恐縮だが、今日は水芭蕉を見に乗鞍高原へ。一の瀬園地入口の駐車場に車をとめ、水芭蕉の群落地「女小屋の森」から、白樺の疎林や牧草地を経て「オソメジッケ」の群落湿地帯へ。最後は林道に出て周回コースで駐車場に戻るまで、写真を撮りながらゆっくりあるいたので80分ほどかかった。
水芭蕉はかなりの規模だったけれど、見頃は少し過ぎた感じだった。花によってはちょうど美しく咲いているものもあったが。女小屋までは車椅子でも入れるような遊歩道がつけられている。その先は牧草地などに出て開放的な景観となった。コースには細かく案内板が設けられていて、道に迷う心配はまったくない。水芭蕉とともに、白樺の疎林の雰囲気と乗鞍岳の雄大な姿が印象に残った。
2014年05月10日
斑尾高原[沼ノ原湿原](新潟県妙高市)
今年は水芭蕉を見に行ってないことに気がついた。鬼無里(奥裾花)は道が崩れていていけないという話だし、牟礼水芭蕉園はちょっと季節的に遅い。そこで斑尾の沼ノ原湿原に出かけた。何回も出かけたことがあるが、水芭蕉の季節ははじめて。湿原入口の10数台とめられる駐車スペースは満車。その他、路肩にも多くの車がとまっている。さすがに多くの人が水芭蕉を見に来ていた。
ここは湿原一面に咲いているという感じではなく、湿原内の水流や山際に沿って咲いているので、場所によっては盛りを過ぎていたりまだこれからだったり。全体としてはちょうどいまが見頃。ロングコースとして設定されたコースにほぼ沿って歩くが、一番奥のあたりはまだ雪が残っていてぬかるんでいる場所も。ところどころで行きつ戻りつしたので一周に1時間半ほどかかってしまった。湿原中央部のハンノキに沿うあたりがやはり一番の見どころだろうか。水流に水芭蕉が咲き、その向こうにはリュウキンカが一面黄色に染めている。背景の山並みはまだ少し雪が残り、新緑をはじめとした色合いが何ともいえない。
2014年05月06日
飯山菜の花まつり(飯山市)
2014年04月12日
森のあんず(千曲市)
2013年10月06日
カヤの平・北ドブ湿原ほか(木島平村)
(左)カヤの平高原ロッジ前。(右)北ドブ湿原。
高い山からは紅葉の便りも届くようになった。北信州の山々も少し秋めいてきただろうか。今週末はあまり時間もなかったので、近場のカヤの平に出かけてみた。
総合案内所の前の駐車場に着いて驚いたのは、大型バスが3台もとまっていたこと。ツアー登山の団体が山に入っているのだろう。その他、自家用車も10台以上はとまっている。キノコの季節らしくて、ビニール袋にいっぱいのキノコを持って戻ってくる人もいる。私自身はキノコにはあまり関心もないし、見極めもできない。
いつものようにロッジの脇から西コースに入り40分弱歩いて北ドブ湿原へ。まだ紅葉を楽しむというのには早いけけど、ブナ林の中の空気はひんやりとして秋の支度を大急ぎで整えているような感じだ。ところどころ色づいた葉が見られる。
(左)北ドブ湿原。(右)大ブナ歩道。
北ドブ湿原は一面の草紅葉。周囲の森林も色づき始めている。ちょうど30人ほどの団体が立ち去ったところだったので、ゆっくりできた。今日は少し変化をつけて、湿原の北側を回ってから大ブナ歩道をくだって車道の少し下に出て見た。湿原から約1時間。それから舗装道を約25分歩いて総合案内所まで戻った。
2013年08月15日
上高地(松本市)
(左)朝の大正池から焼岳。(右)田代湿原。
夏休みなので家内に請われて上高地へ出かける。といっても槍・穂高などへの登山のためではなく、なかば観光的な散策である。
朝6時45分に沢渡の駐車場に到着。沢渡には立派なバスターミナルとそれに付随する大きな駐車場が新設されていた。前回、上高地に来たのは6年前だから、その間に新設されたのだろう。この時間には駐車場に十分な空きがあり、バスにも10分ほどの待ち時間で乗車できた。
大正池でバスを降り、田代池・ウェストン碑・河童橋・明神池・明神橋から河童橋へとお決まりのコースを歩く。早朝の大正池の景色が印象的。天候にも恵まれたが、特に河童橋周辺はたいへんな人出であった。穂高神社奥宮の明神池に入るのは今回がはじめて。その後、明神橋付近の河原でしばし惰眠を貪る。考えてみると上高地の標高は1,500m程度であり、さわやかではあるが日中はそれなりに暑い。帰りは15時頃上高地バスターミナルから沢渡行のバスに乗ったが、これも15分ほどの待ち時間ですんだ。
(左)河童橋からの穂高方面。(右)明神橋からの明神岳。
2013年08月11日
戸隠森林植物園(長野市)
2013年07月21日
霧ケ峰のニッコウキスゲ(諏訪市)
(左)車山肩への道から霧ケ峰ICを振り返る。後方は霧ケ峰スキー場、その左にグライダー滑走路。(右)車山肩のニッコウキスゲ群落。右下には駐車場待ちの車列が続いている。
霧ケ峰のニッコウキスゲが今年はあたり年で、例年以上に咲き乱れているという話を聞いて家内と出かけてみる。車山肩の駐車場はどうせ入れないだろうからと、霧ケ峰IC脇の駐車場に車をとめたのはもう昼頃。そこから車山肩まで登る。途中の道沿いに咲いている花々の中で目立つのはハクサンフウロ。車山肩に近いビーナスの丘付近は一面にニッコウキスゲが咲いている。残念なのは周囲に微電流を流した柵が設けられていることで、鹿害などの対策だとは理解できるがもうすこし近づきたいとは思う。1時間弱で車山肩まで登るが、駐車場には長い車列ができていた。ニッコウキスゲを見てからはのんびりと霧ケ峰ICまでくだる。駐車場の車の数に対して、山道を歩いている人は少なかった。
(左)ニッコウキスゲ群落の背後に蝶々深山。(右)背景中央にはガボッチョ。
2013年07月07日
霧ケ峰[池のクルミ周辺](諏訪市)
池のクルミ1115-1135踊場湿原東端-1210車山の肩への道・樹林帯の手前1240-1305踊場湿原東端-1340池のクルミ
霧ケ峰周辺は四季を通じてさまざまなかたちで訪れるが、池のクルミ周辺には縁がなかった。登山ガイドによれば、「強清水や池のクルミがかつては霧ケ峰の中心だったが、今では少し賑わいから外れた場所といった感じ」と書かれている。いつ雨が落ちてるか分からないような天候だったが、踊場湿原西端の駐車場に車をおき、少し強清水側へ車道を歩いて、ロッジの間から踊場湿原の北側をたどる平坦な歩道を歩く。コバイケイソウが咲いているのが見えるし、ウツボグサが足元に咲いている。少し早ければレンゲツツジが綺麗だっただろう。
20分も歩けば湿原の東端に到達してしまう。このまま周回路を歩いても物足りなそうなので、少し車山方面へと足をのばす。谷が狭まった疎林の中をしばらく歩くと、広い平原の中に出る。左右になだらかな丘陵に挟まれ、前方は車山。天気のことも考え、そのあたりで踊場湿原へ戻ったが、今までに知らない静かで魅力ある一帯だと感じた。いつかしっかり時間をかけて、池のクルミから車山・強清水を経由する周回コースを歩きたいと思うが、最近ではこんな道を歩く人もなくて道は荒れているようだ。
帰路は踊場湿原の南側をたどる。こちら側は少し山腹の上のほうから湿原を見おろすかたちになる。こちら側からの風景も捨てがたいと感じられた。