2020年01月03日

戸隠鏡池~奥社(長野市)

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鏡池からの戸隠連峰。今日は稜線は雲に霞んでいる。

戸隠神社奥社入口駐車場957-1013随神門-1030天命稲荷神社-1039鏡池(~どんぐりハウス)1111-1145植物園分岐-1212植物園入口四阿1222-1227駐車場1240-1311戸隠神社奥社1319-1343駐車場

正月3日となり身体もなまっているので、戸隠の雪の中を歩きに出かけた。冬装備の確認も兼ねて。奥社入口の駐車場には結構な数の車がとまっている。これほど雪が少ない冬ははじめてだが、それでも奥社参道は雪に覆われている。軽装の参拝者にまじって随神門まで奥社参道を歩くが、雪が踏み固められていて滑りやすい。

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(左)戸隠奥社入口。(右)随神門。

随神門で左折して鏡池に向かう。少ない積雪にXCスキーなどのトレースがあり歩きやすい。足跡から今日の先行者は1名のみ。天命稲荷神社を経由して、東側から鏡池の畔に出る。鏡池の向こうに戸隠連峰を望む展望が一番の見どころだが、稜線部は雲に霞んでいる。どんぐりハウス前で休憩して青空を待っていたが、小雪が降り出した。

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(左)鏡池への道。(右)どんぐりハウスの前から鏡池。

帰路は鏡池の西側を歩いて戻る。やや雪が深いがスノーシューの跡などもあってツボ足でも困ることはない。天命稲荷神社あたりからは、鏡池に向かう人々と多く行違うようになる。スノーシューを履いているグループもいたが、この雪の状態ではスノーシューを履かない方が歩きやすいし速いと思う。随神門の手前で右折して植物園の中を通って奥社入口まで戻った。

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(左)奥社参道杉並木。(右)戸隠神社奥社。

その後、奥社まで往復した。踏み固められた参道が滑りやすいので、長靴に履き替えた。このような道では登山靴よりも長靴の方が歩きやすいのではないか。随神門を過ぎたあたりの杉並木はやはり素晴らしい。その先、急坂で滑って苦労している人も多い。奥社入口に救急車が来ていたが、雪の坂道で滑ってケガをした人がいたようだ。奥社で新年のお参りをして戻った。

こちらもご覧ください → 「戸隠高原[鏡池スノーシュー]2019年1月11日」
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2019年12月22日

田口峠から兜岩山 (佐久市)

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兜岩山展望地から八ヶ岳方面の展望

田口峠1051-1112三角点分岐-1132「1263」-1212兜岩山分岐-1223兜岩山(~展望地)1250-1259兜岩山分岐-1325「1263」-1340三角点分岐-1347「1265三角点」-1352三角点分岐-1407田口峠

兜岩山へは以前、荒船不動からローソク岩を経由して訪れた。今回は田口峠から。古い登山地図には、東西に続く稜線上は「南側の展望よい」と記されている。しかし、今回歩いてみるとほぼ樹林の中で視界は開けない。朽ちた古い道標が随所にあり、以前はもう少し展望もあり、人気コースだったのだろうか。

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(左)田口峠トンネル西側登山口。(右)三角点分岐で右折していったん下り。左前方に兜岩山。

田口峠付近の路側に邪魔にならないよう駐車。トンネルの西側から少し北に入った脇から、小丸太の階段がトンネルの上へ伸びている。登りついた尾根上で左折。深い落葉が道を隠しているが、「保安林」の標識の脇から尾根を登る。杉林の小ピークを過ぎると左右に広道が横切り、祠が佇む「旧田口峠」。その先、雑木のはっきりした尾根上を緩急の登り。

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(左)米はかり峠。(右)小ピークをいくつも越える。朽ちた道標も随所に。

やや尾根の右手を進むようになって、1265三角点分岐のピーク。「荒船山・荒船不動」を示す道標は朽ちて地面にある。右折して、尾根上をいったん下る。木々には霧氷が見られる。下りきった箇所に石祠と「米はかり峠」と記された板。一瞬進む方向を悩むところだが、マークに従い目の前を直登する。小ピークを2つ越えた先は1263標高点の小ピーク。その先痩せ尾根が続き、3つほどコブを越える。

尾根を外さない方が安全だが、次のピークは踏み跡薄い左下を巻く。その先も小ピークをいくつも越えるが、ピークで進行方向が変わることも多く、方角を確認しながら進む。ずっと左前方の樹間に兜岩山は見えているものの、次々と小ピークがあらわれ煩わしい。右手の岩峰へ登り詰めると見せて、道は少し手前で左折する。ここはマークに注意。岩峰へ少し進んでみると、見晴らしが得られた。

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(左)兜岩山分岐ピークへの登り。(右)兜岩山分岐。前方にローソク岩。

緩やかな尾根が広がり左折すれば、兜岩山分岐のピークに向けて落葉の登り。分岐に兜岩山を示す道標はなく、「星尾峠・田口峠」を示す木板が地面に。東信地区高植協の標識もある。左折してはっきりした尾根上の道を、いったん鞍部に下り兜岩山へと登り返す。途中、右手の木の間にローソク岩や荒船山が見える。再訪を果たした兜岩山の山頂は展望のない樹林の中。

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(左)兜岩山山頂。(右)展望地から北アルプス方向。

その先、数分進むと前方が切れ落ちた展望地に出る。前方に八ヶ岳連峰が連なっている。眼下にはいままで歩いて来た尾根が見える。雲が多い天気なので、右手の北アルプスは霞んでいる。左は奥秩父から西上州の山々。下山は往路を戻った。途中、1265三角点に寄り道をしたが、樹林の中にあり木の間越しに荒船山などが認められる程度。

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(左)1265三角点。前方木の間に荒船山。

途中、他の登山者に会うことはなかった。やはり展望がなかなか開けない山域であり、それで人気がないのかもしれない。尾根を進めばいいので迷うような所は少ないものの、地形は意外と複雑で小ピークで進む方向を確認した方がいい箇所も。深い落葉が尾根上を覆い、初冬の静かな山を歩くことができた。

こちらもご覧ください → 「荒船不動から兜岩山」
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立科温泉[権現の湯](立科町)

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田口峠へ下山後は臼田・佐久を経由してR254(R142)へ。国道から少し入った立科温泉[権現の湯]で冷えた体を温めた。ずっと前に、この種の日帰り入浴施設が次々とできた時代に入りに来たことがあるが久しぶり。浴室やロビーの窓は大きくとられ、浅間山方向の見晴らしが素晴らしい。

浴室は洗い場も広くとられて使い勝手はいい。岩風呂風の露天風呂からも浅間山の展望。湯はやや緑がかって見えるが、加温・加水・循環。泉質をあまり問題にするようなところではないかと思う。(おとな入浴:500円)
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2019年12月14日

二ツ山[東山田コース]~三峰山 (岡谷市/下諏訪町/松本市)

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二ツ山北側から望む北アルプス

東山田コース登山口905-1009二ツ山1015-1045鞍部-1145崩壊地-1210尾根に乗る-1228三峰山1235-1246笹原の尾根で休憩1257-1321崩壊地-1417鞍部1425-1518二ツ山1527-1600林道へ下る-1615登山口

二ツ山へは鉢伏山から往復したことがある。宮坂七郎著「新版 信州の山 中部下巻」には南側の林道から尾根伝いに登るコース(東山田コース)が記されていて、今回はそれを参考に二ツ山に登ろうと思う。ただ、それだけでは1日の山行としては短すぎるので、三峰山まで足をのばすことを考えた。

登山口までの林道は複雑。下諏訪小学校の北側から山中に入っていくのだが、前記の本の地図を見ながら林道を延々と進む。さほど荒れていない林道だが4WD車が安心。市街地から登山口まで30分ほど要した。標高約1,650m地点。登山口右手に「西山田三区」の標識があり、笹の尾根上にはっきりした踏み跡が見られる。脇に1台分の駐車スペースがある。

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(左)東山田コース登山口。(右)前方に二ツ山を見ながら笹の尾根上を進む。

二ツ山までの間、道標の類はない。笹原と唐松の中、尾根上にはっきりした踏み跡は続いている。唐松が疎らなところからは、右手に蓼科山・八ヶ岳が見える。その右の富士山が意外な大きさ。尾根上の小ピークをいくつも越えていく。石碑のあるピークを越えると笹原の中、二ツ山への急登がはじまる。勾配が増しても、道はまっすぐに登っている。

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(左)二ツ山への急登。(右)二ツ山の山頂。

少し傾斜が緩むと三角点が佇む二ツ山の山頂。南東方向には先ほども見えた蓼科山・八ヶ岳・富士山。北西方向には後立山連峰。その左に鉢伏山。少し北に歩くと鉢伏山と三峰山を結ぶ縦走路にぶつかる。一帯は気持ちのよい笹原が広がっている。道標に従って右折し、三峰山に向けてまずは直線状の下り、続いて九十九折を繰り返していったん鞍部へと下る。

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(左)二ツ山から望む八ヶ岳と富士山。(右)三峰山へ向けいったん下る。

この先、三峰山への中間部は概ね山腹の北側を巻いていく。左手の樹間から美ヶ原が見えたりするが、唐松と笹の景色は単調になってくる。谷側に道が崩れたり、倒木で歩きにくい箇所も。ただ、適度に道標は配置されている。1668標高点の北側を巻き終われば、その先、斜面ごと崩れ、道が途切れている箇所がある。崩壊箇所の迂回を余儀なくされる。

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(左)北側の巻道が続く。(右)斜面ごと道が崩れていた箇所。

左を巻いたり痩せ尾根上をたどったりの後、折り返しの登りで右手の尾根上に乗る。1770m圏の小ピークで左折すれば、前方に三峰山へと続く笹原の山腹があらわれる。小さなコブを越えた後は、三峰山に向けて笹原の中の一直線の急登。途中から左右に折り返す登りに。山頂に近づくと風が強い。最後はやや右へ進んで三峰山の山頂に4回目の訪問を果たす。

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(左)三峰山へ笹原の登り。(右)三峰山の山頂。鉢伏山・北アルプス方面を望む。

空は晴れているが、遠くの山頂部は雲が覆いはじめている。身体が吹き飛ばされそうな強風が吹き、じっとしていられない。山頂から早々に退散して、少し下った小ピークで休憩。下山は往路を戻った。覚悟していたが、二ツ山への登返しがきつかった。いつか歩かねばと思っていたので二ツ山・三峰山間を往復したけれど、予想外に時間がかかってしまった。倒木なども多かったせいだろうか。単に足が遅いだけか。

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(左)三峰山から霧ヶ峰・八ヶ岳を望む。

結局、今日の行程で気持ちよかったのは二ツ山の山頂周辺。そこから足をのばすなら鉢伏山方面の方が楽しいと思う。二ツ山からの下山は、途中で右下に見えた林道に藪を漕ぎ降りて歩いた。道脇を鹿が走り去っていく。車に戻るころには、もう夕闇が迫りかけていた。山中で他の登山者に出会うことのない一日だった。下山後は、岡谷市内の日帰り温泉「ロマネット」に立ち寄り、冷えた身体を温めた。(おとな入浴:540円)
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2019年12月08日

内山峠から荒船山(佐久市/群馬県下仁田町/南牧村)

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急登が終わり霧氷の木々と笹原の平坦路へ。

内山峠駐車場855-944鋏岩修験道場跡-1005一杯水-1024艫岩1034-1059経塚星尾峠分岐-1109経塚山(荒船山最高点)1112-1120経塚星尾峠分岐-1148艫岩1215-1233一杯水-1251鋏岩修験道場跡-1332内山峠駐車場

荒船山(経塚山+艫岩)は20年以上前に荒船不動から登ったが、メインルートは内山峠からの道だと思う。それを歩いたことがなくて気になっていた。いまさらのような感じだけれど、初冬の1日、内山峠からの道をたどってみた。内山峠の駐車場にはすでに10台以上の車。

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(左)内山峠登山口。(右)梯子・鎖の急登。

駐車場の奥からはじまる登山道には霜柱も見られ、4つほどの小ピークを右から巻いて登り下りする。その先には鎖や梯子のある急登。ジグザグに登り、ピークの右を巻いて、やせ尾根を渡り次の山腹に取り付く、といった道が繰り返される。地形は意外に複雑。前方に霧氷で白くなった山頂部が見えると笹が増え、1159は右側を巻く。小ピークを右に巻いてやせ尾根を渡れば鋏岩の修験場跡。

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(左)木の間に山頂部が見える。(右)鋏岩修験道場跡。

正面の大岩が修験道場の跡なのか。大きな氷柱が下がっている。右を大きく巻く道は途中崩れていて、一瞬、尾根への迂回を余儀なくされる。ロープが張られ足元が崩れやすい。顕著な尾根を乗り越し、雑木落葉の雰囲気良い道を緩やかに下れば一杯水。水はわずかだが流れていた。ここから山上台地に向けての急登。ジグザグの登りの途中には、梯子や鎖、手掛かりの少ない岩場も。ただ、距離は知れている。

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(左)一杯水。(右)一杯水の先は梯子もある急登。

左に斜上トラバースした先は、霧氷の木々と笹の平坦地(冒頭写真)。あとは緩やかな道で艫岩へ。最近も滑落事故が起きている。あいにく雲が多く、艫岩からの展望は浅間山も雲の中、間近の物見山や八風山が見える程度。風が冷たい。四阿の脇を通り、相沢・三ツ瀬への分岐を過ぎれば、山上台地の気持ち良い平坦な道が続いている。霧氷のついた落葉木と笹原の風景。1356標高点を過ぎ傍らに倒木が多くなり、尾根が狭まると分岐は近い。

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(左)艫岩の展望。今日の展望は物見山と八風山くらい。(右)山上台地の平坦な道。

星尾峠への道を右に分けて、左へ経塚山への登り。ジグザグの登りから最後、右へ進めば手狭な経塚山山頂。樹林に囲まれ展望はなく、祠と三角点が佇んでいる。艫岩まで戻って休憩して、往路を内山峠へ戻った。薄曇りで寒風が吹く天気ながら、途中50人以上の登山者とすれ違った。標高差は少なくよく歩かれている道ではあるが、岩場の鎖や梯子、切れ落ちた箇所も多いので、慎重に歩かねばならないところも多い。

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(左)経塚山の山頂。
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あさしな温泉[穂の香乃湯](佐久市)

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荒船山から下山後は国道254号を西に向かい、旧浅科村のあさしな温泉[穂の香乃湯]で冷えた身体を温める。国道からわずかに入ったところに位置するので、佐久方面から西に向かって下道で帰る途中には使い勝手が良い。

よくありがちな感じの日帰り温泉施設。内湯と岩で囲まれた大きな露天風呂があり、開放感はある。残念ながら湯に温泉らしい特徴は少なく、加温・循環でもあり泉質を求めて入りに来るところではないと思う。ただ、湯上りは意外にいつまでも身体が温かかった。(おとな入浴:500円)
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2019年12月01日

牛伏寺から鉢伏山(岡谷市/松本市)

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鉢伏山山頂付近から見た槍穂高連峰

牛伏寺駐車場820-909「39号鉄塔」-1010ブナの木権現1015-1019車道に合流-1100鉢伏山荘-1119鉢伏山三角点-展望台1156-1214鉢伏山荘-1245車道から山道へ1250-1253ブナの木権現-1350松建小屋1357-1426牛伏寺駐車場

鉢伏山直下にある鉢伏山荘までの車道も、11月下旬から冬期車両通行止になっている。初冬の鉢伏山からの大展望を得るためには、歩いて登らざるを得ない。逆にその季節を待っていたのだが。西側からのメインコースである牛伏寺からの道を登ってみた。朝は鉢伏山方面に雲がかかっていたが、山頂に着く頃には素晴らしい山岳展望が得られた。

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(左)牛伏寺駐車場の登山口。

松本市南東の山腹にある牛伏寺は古い歴史をもつ名刹。その駐車場の奥に鉢伏山を示す道標がある。ここから尾根をたどるコースを進む。いきなりロープの急登。防獣柵に沿って赤松林の中を登る。右にトラバース気味になり、柵が右に離れれば、左折して広めの尾根を進み、勾配が緩めば再び右へ巻き気味の道。送電巡視路のマークに従って39号鉄塔に寄り道するが、期待した展望はなかった。

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(左)尾根上の登山道。(右)ブナの木権現。右手奥にブナの大木。

尾根伝いに元の道に復す。歩きやすい尾根上の道が続き、1340ピークは右下を巻く。周囲は落葉樹になっている。強い風が吹いていて、山頂の天気が気がかり。標高1450m付近からちょっとした急登があり、緩むと道脇に笹が増える。道幅がやや広がりジグザグに尾根を登れば、右手の谷側から道が合流して「ブナの木権現」に到着。ブナの大木が祀られている。その先、薄暗い針葉樹林帯を数分歩けば車道に合流する。

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(左)車道をショートカットする道も使いながら歩く。(右)木々に霧氷のつく山腹。

鉢伏山荘までの中間あたりまでは、車道の左手の笹原に概ねショートカットする道がつけられているのでそれをたどる。周囲の樹木には霧氷がついている。徐々に樹木は少なくなり、鉢伏山の山腹を望む景色が広がる。霧氷の低灌木が山腹にたむろする羊のようだ。振り返ると北ア・乗鞍・御嶽の展望。車道途中で10人ほどの自転車グループとすれ違う。

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(左)鉢伏山荘が見えてくる。(左)鉢伏山から美ヶ原を望む。

無人の鉢伏山荘の脇から、無舗装の広道を進む。扉温泉への分岐からは正面に美ヶ原が大きい。二ツ山方面への道を左に分けてひと登りで鉢伏山山頂(三角点)。快晴のもと、北アルプスはほぼその全容が見渡せる。乗鞍・御嶽・中央ア・南ア、下には諏訪湖。しかし冷たい強風が吹きつけて、ゆっくりしていられない。少し南へ進み、展望台の1階で風を避けて休む。展望台からは南アと八ヶ岳の間に富士山が霞んで見えた。

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(左)鉢伏山から北アルプスの全貌を望む。(右)展望台から八ヶ岳と南アの間に富士山。

下山にかかると2人の登山者とすれ違う。もう霧氷は溶けている。ブナの木権現までは往路を戻る。ここで左折してフランス式階段工経由の道へ。トラバース道は落葉が覆い崩れがち。マークに注意しながら進む。中間点に北アルプスの展望地。右折して尾根上を下った後、右手へジグザグで谷に下る。谷を下ると標高1,400m付近に「崩落箇所注意」の掲示。ここからは沢の右岸にある、濡れて滑りやすい小丸太の階段を延々と下る。

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(左)階段状の急坂。(右)地獄谷の下に着き、振り返る。

急坂が終わると「地獄谷」の掲示がある。ここまでの急坂が地獄谷らしい。右岸を進めば道形が整い、松本建設事務所の松建小屋に到着。ここからは林道をたどる。見学者のためのものか、治山・治水事業の説明看板や四阿が至る所に設置されている。林道ゲートを過ぎ、右手にフランス式階段工(フランスから学んだ階段状の流路による砂防施設)を見て進む。広い舗装道となり牛伏寺の駐車場に帰り着く。

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(左)松建小屋(下流側から)。(右)フランス式階段工(下流側から)。

帰路のルートは落葉が積もって分りにくいところもあり、地獄谷付近は急な階段の連続。往路の尾根伝いの道の方がずっと歩きやすかった。下山後は、車で10分ほどの崖の湯温泉[薬師平 茜宿]で汗を流した。
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崖の湯温泉[薬師平 茜宿](松本市)

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松本市と塩尻市の境界あたりの東の山腹にある崖の湯。いままで立ち寄る機会がなかった。4件ほどの温泉宿があるが一番メジャーと思われる薬師平茜宿に行ってみる。民家風の建物はなかなか良い感じ。多くの客室もある温泉旅館である。受付を入るとロビー正面に松本平と北アルプスの展望が開けている。

階段を下りた先に浴室がある。源泉の湯温は12度なので加温・循環。泡付きがあると書かれた温泉ブログを見たことがあるけれど、泉質の魅力はよくわからなかった。しかし、浴室の内湯や露天風呂からも松本平と北アルプスの展望が素晴らしい。この展望が最大の魅力だと思う。(おとな入浴:800円)
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2019年11月23日

<北陸遠征> 荒島岳 (福井県大野市)

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荒島岳山頂から白山を望む

勝原登山口650-730リフト終点735-800トトロの木(820m)-830深谷ノ頭(1015m)-901シャクナゲ平(1204m)910-1008荒島岳1058-1148シャクナゲ平1201-1225深谷ノ頭-1250トトロの木-1312リフト終点-1341勝原登山口

荒島岳は百名山の中でも地味な存在だと思う。しかし、福井県内陸部にある大野盆地の南東に頭をもたげる姿はなかなかの山容。標高は1,500mあまりだが、登山口からの標高差は1,200mありその点は侮れない。最も一般的である勝原登山口から登ることにする。北陸での所用を済ませ、登山口に近い宿に前泊。翌朝6時半、旧勝原スキー場下の駐車場にはすでに10台ほどの車があった。周辺は重機による工事の音が響いている。

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(左)勝原登山口。(右)旧ゲレンデ最上部から小荒島岳を望む。

桜が植樹されたゲレンデ跡地の舗装路を直線的に登る。右折して舗装が終われば、足元は石がゴロゴロ。折り返しながら登れば最後は直登となり、リフトの残骸がある旧ゲレンデの最上部に到着。周囲が開け、前方に小荒島岳が見える。「荒島岳登山口」の標柱を過ぎ、雑木と笹の中、尾根を絡むように折り返す道は、濡れた赤土が滑りやすい。数グループがほぼ同じ時間に歩き始めているが、みなさん健脚なのかどんどん抜かれてしまう。

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(左)大野盆地を覆う雲海。(右)ブナの美林が広がる。左前方に山頂部。

標高780m前後ではっきりした尾根にのれば、ブナ林が広がる。緩急を繰り返し、尾根上の道は登っていく。標高820m「トトロの木」の説明板が示すのは倒れている大木のことか。白山の展望が得られる白山ベンチ(935m)付近はブナの大木が多い。深谷ノ頭(1015m)前後は緩やかなブナ美林のプロムナード。その先、1070m圏の案内板がある小ピークを過ぎると、シャクナゲ平に向け階段状の急登が続く。

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(左)シャクナゲ平へ階段状の登り。(右)シャクナゲ平で中出コースと合流。

シャクナゲ平(1402m)に登りつき、中出コースをあわせて左折。ブナの斜面を下り鞍部へ。ここから「もちがかべ」と呼ばれる急登。鎖やロープが設置されているが、あまり頼らなくても登れる。とはいうものの、岩の段差などが大きい急登が連続し、身体をもちあげるのに苦労する。このコースで一番きついところ。樹木が低くなり視界が開けてくる。

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(左)鎖のあるもちがかべの急登。(右)前荒島。笹原の向こうに山頂部。

勾配が緩むと1,400m圏の小ピーク・前荒島に到着。前方に山頂までうねうねと笹原の中に続く登山道が見え、少し元気が出てくる。木段を登れば「山頂412m」の道標がある中荒島岳。左手に白山の姿を見ながら、笹の中にやや抉れた道を登り荒島岳山頂に到着。山頂標柱と三角点、祠が佇んでいる。登山者が入れ替わりやってくる。山頂からは快晴のもと、360度の展望が素晴らしい。

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(左)荒島岳山頂。前方に白山。(右)荒島岳山頂から遠く槍・穂高。

展望の主役は、やはり北にそびえる白山。東へ目を転じると槍穂高をはじめとする北アルプス、乗鞍、御嶽までもが白い山頂部を見せている。馴染み少ない南方向では能郷白山が頭をもたげていた。西には大野盆地の広がり。下山は往路を戻った。さすがは百名山、祭日の秋晴れなので次々と登ってくる登山者とすれ違う。その数は50人を超えていた。下山後は国道158を南下し、九頭竜温泉「平成の湯」で汗を流した。

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(左)荒島岳山頂から能郷白山方面。
posted by 急行野沢 at 22:24| Comment(0) | 登山(北陸) | 更新情報をチェックする

2019年11月10日

編笠山(富士見町/山梨県北杜市)

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編笠山から望む八ヶ岳連峰

観音平733-823雲海-900押手川905-1024編笠山1113-1136青年小屋1146-1251押手川-1320雲海-1340展望台1345-1405観音平

秋晴れの日に展望の優れた山に登りたい。ということで編笠山を目指す。以前、西岳から青年小屋経由で登ったことがあるけれど、押手川からの直登する道は登ったことがなかった。朝7時過ぎ、観音平の駐車場はほぼ満車。残り少ないスペースに車を滑り込ませる。

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(左)雲海。(右)唐松から針葉樹へと植生も変わっていく。

押手川までの道は以前、権現岳に登った時に通った。唐松・赤松・雑木などの混交林の中を登る。左は緩やかな笹原。少し勾配が緩んだ後、左右の大岩の間を進めば、間もなく雲海。東側の展望が開ける。その先、ひと登りした後は唐松林を緩やかに進む。標高1930mを過ぎると薄暗い針葉樹林に。右手に尾根を見てその左下を登る。ベンチを過ぎると足元岩ゴロの急登が続き、押手川に到着。

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(左)押手川を過ぎ岩の重なる急登がつづく。(右)梯子もあらわれる。

道標に従って左折、編笠山へ直登する道を登る。針葉樹の中、木の根や岩の段差を越えて登る。道はますます急になる。岩の間を通り、少し左にトラバース気味になった先で、背後に一瞬、南アルプスの展望が得られる。標高2380m付近には梯子がかけられ、その先も直登が続く。しかし、ここまで来れば標高差はもう知れている。ハイマツがあらわれ視界が開け、草地を登れば編笠山の山頂に再訪を果たす。

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(左)山頂へもう少し。(右)編笠山から手前に西岳、遠く北アルプスの連なり。

今日の見晴らしは素晴らしい。北アルプスはほぼその全貌を見せ、左に乗鞍・御岳・中央アルプス、南アルプスと続く。富士山もはっきり見える。北に目を戻すと、眼前の八ヶ岳連峰の連なりに圧倒される。右から権現岳・ギボシ・赤岳・横岳・中岳・阿弥陀岳と続く(冒頭写真)。山頂には20人ほどの登山者。風は強くないが、休んでいると体が冷える。下山は青年小屋経由。

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(左)編笠山から富士山と南アルプス。(右)青年小屋へ岩の重なる下り。前方に権現岳。

足元に岩が重なる下りの後、樹林を抜けると、岩が累々と連なる上をマーク頼りに下る。青年小屋はすでに営業を終えているが、数グループが小屋の前で休んでいた。押手川への道は、緩やかな針葉樹林の下りから、編笠山の東側山腹を巻くように進む。足元は岩ゴロで歩きにくい。途中、苔の多い緩やかな登りから下りに転じ、富士山の展望地が一箇所。トラバースを挟んで下れば、緩やかに尾根が広がり押手川の分岐に戻り着く。

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(左)青年小屋から見た編笠山。(右)編笠山東山腹の巻道は苔が多い。

雲海までは往路を下ったが、その先は展望台に立ち寄ってみた。笹がやや煩い道を下れば、ベンチのある展望台に至るが、南アルプスの上部が少し見えるだけ。その先はよく整備された遊歩道を歩いて観音平の駐車場に戻った。観音平付近は、ところどころ紅葉も見られた。

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(左)展望台からはわずかに南アが望めるくらい。
posted by 急行野沢 at 21:48| Comment(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする